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Peanut butter & jelly sandwich の解けないナゾ [P-B & jelly sandwich]

突然ですが、当方、おなかがグーグーしたので、食パンを2枚トーストし、オレンジママレードとピーナッツバターで各1枚づつ、食べる決心をしました。

食べました。

ところが、ですね、どうもピーナッツバターの味が、今ひとつなんです。
大屋さん(アパートの大家の「大屋」さんです)からのいただきものですから、文句をつけたら、アパートをタタキ出されてしまいますが。

おいしそうなものを求めて、近所をうろついたのですが、どうも、「水あめ」の入ったものが多数のようです。
単純に、ピーナッツバターのみのものはないのか?と思いつつ、仕方なく、ホイップピーナッツバターなるものを買ってきまして、
そこで、その、あの、この、その、以前からの疑問に再度ブチあたったのです。

Peanut butter & jelly sandwich 
の解けないナゾ です。

アメリカの児童書を読んでいると、子供たちの昼食にもっともよく登場するのが、Peanut butter & jelly sandwichなんですね。
児童書を読んでいると、自然と、これを食べてみたいという、しんしな熱望が生じるわけです。

ところが、今のところ、私の行動範囲内では、どこにも置いてないんですね。
このサンドイッチ。
アメリカ系のバーガー屋さんにもないし、それらしいcaféでもみかけません。
クラブハウスサンドイッチは、ほとんど置いてあるのに、です。
これを食べるためだけに、アメリカに行くわけにも、いかないし。

そこで、自分で作ろう、と思い立つわけです。
星雲の志というやつですね。

ピーナッツバターは、まあ、格別問題は生じないんです。水あめとか品質のいかんは別として、日本でも売っていますから。別のピーナッツということもないでしょうし。

ところが、ですね、Jelly ジェリー,ゼリー が難物なんですね。
一大難物です。

邪馬台国論争以来の、不可思議状態です。
ヤマタイ国、どこにあったんでしょうか?
Jelly その正体は何なのでしょうか?

一般に、ゼリーというと、日本では、透明カップに入った[ゼラチン固め]のものを指すと思うのです。
ですが、これはパンにはちょっと「不適」に思うわけです。
ピーナッツバターを塗って、これをドンと置いたら、プルン、プルンしすぎますよね。
サンドイッチにしたら、とても食べづらいと、思うんですね。
味的にも、マッチするとは思えないんですね。

そこで、ジェエリー・デテイクティブとしては、向こうの料理集とかレシピ集とかを見たのですが、あまりにもアタリ前なせいか、どれにも、載ってないんです。
まあ、家庭で普通に作っていて格別難しくもないものを、改めて料理集に載せるのも、変なわけです。載ってないのが、当たり前です。

でですね、仕方なく、おもむろに英英辞書・辞典で、Jelly を引いてみますと、

A sweet ,thick food made from boiled fruit and sugar
となってまして、

これは、なんと jam ジャム と全く同じ説明なんですね。
寸分の違いもありません。

ここで、Jelly=jam 疑惑が浮かびあがってしまったわけです。呼び名が違うのに、変だとは思うのですが。

そこで、この記述を信じるとすると、では、一緒にジャムを塗るのか、と一瞬、思うわけです。
まあ、ピーナッツバターとジャムのミックスなら、マーガリンとつぶあんのミックスより味は上だな、とか思ってですね、それほど違和感はないな、と。

ところが、ところがですね、結論を急ぐわけにはいかないんです。

さらにアメリカの児童書には、Jell-O なるものを、パンにはさんだサンドウッチというものも、けっこう登場するんですね。当然、ピーナッツバターも塗ってあるんです。ナンだろうな、コレ。

で、この Jell-O なんですが、以前からどこかの会社の商標(商品名)だとは思っていたのです。ジャムとゼリーの中間みたいな何かなんだろうと。

これが、つい昨日入手した例の scholastic Children’s Dictionary で、ついに判明しまして、問題がさらに捻じ曲がってきたんです。

くだんの辞書には、
Jell-O
Trademark for a dessert made from with gelatin and flavoring ,which is boiled and then allowed to set.
と書いてあるのです。

つまり、この商品にはゼラチンが入っているわけです(with gelatin)。flavorフレーバーは、to add taste to food ですから、香り付け、味付けなんですね。すると、日本で売っているような、あのゼリーになってしまう気がするわけです。

でも、やはり、あのゼリーをパンに乗っけてたら、相当変な気がするわけです。
サンドイッチにならんだろう、と思うわけです。
ピーナッツバターが下に塗ってあるわけですから、何だコレ、みたいにならないか、と思うわけです。

実際のところ、さて、Peanut butter & jelly sandwichの正体やいかに?
解けないナゾ なんです。

ジャムを塗るのか、日本でいういわゆるゼリーを乗っけるのか。
女王卑弥呼の墓はどこに? 箸墓(奈良県)は違うのか?、ぐらいの疑問なんです。

まったく想像がつかない、わけです。
日本で普通に育っていますから、そんなサンドイッチ、聞いたこともないわけです。
ハムサンド、タマゴサンド、ミックスサンドしか、頭にないわけです。
せいぜい、水泳の北島選手のご実家(荒川区)のメンチカツサンド580円とか、定番化したカツサンドぐらいしか思い出さないんですね。
料理に詳しくないですから、サンドイッチ界の常識なるものもないわけです。
 
くりかえし繰り返し、本の中に出てきますと、やっぱり食べてみたくなるんですね。

どなたか、実際にお食べになった方に聞くのが一番なのですが、
あいにく米国の人の友人も知人もいない当方なわけです。

ヤフー知恵袋に聞いてみようかと思ったんですが、どうも、知恵袋の想定するような感じの悩みと違う気がするわけです。
パンに何を塗るんですか? と聞いたら、×削除、という気がするんですね。

それよりも、ブログ村などの英語関係プロの方に、そっとお伺いするほうが
確実なような気がします。留学してたりすれば、知っておられるでしょうから。
むろん、公式に、こんな質問を受け付けてくれるサイトやブログはありません。スコットベリー先生は、たぶん、教室の生徒になれば教えてくれるでしょうけれど。

 もし、このブログを読んで下さっている方のなかで、長年にわたる、
この Peanut butter & jelly sandwichのナゾに終止符をうってくださる方がおられましたら、緊急ではないですが、この記事に、その正体のコメントを是非お寄せいただきたく、ここに臥して、お願い申し上げる次第なわけです。
何かのヒント、推測、食べられそうなお店情報など、何でも歓迎します。
皆様にお頼りするしか、方法がないんですね。

もう、かれこれ4年、悩んでいるんですね。
このサンドイッチ。
このサンドイッチを探して、毎月、新しい店をうろついているんです。
この疑問が解けないと、居眠り磐音江戸草子第36巻「紀伊の変」(双葉文庫)が安心して読めないんです。

どうか、皆様の、こころ暖かい応援をよろしくお願い申しあげます。
勝手なお願いと思いますが、私を、お救い下さい。


西新井sunny-side up の近況

Peanut butter & jelly sandwichのことで頭が一杯で、他に何も手が付かず。
といって、お腹もすくので、現在玄米ご飯を炊飯中(ナンじゃそりゃ)。
玄米は、少なくとも低農薬のものを選べば、けっして味的にもまずくはありません。白米よりも、おいしい部分もあります。
ウチのシンプル電気炊飯器は、珍しくも電気直焚き=電熱器に外側囲いがついたもの(日本ではありえない製品)なので、玄米でも、そのまま普通に炊けます(中古800円で購入)。
ただ、玄米は、お刺身と豆腐には、絶望的に合いません。おかずは若干選ぶ必要があります。
毎日玄米は、おかず選びがシンドイので、当方、3日に一度くらい玄米ご飯にしています。
でも、Peanut butter & jelly sandwich が食べたい。

では また。
コメント下さるかたは、今回は、特にお願い申しあげます。
サンドイッチ情報を、せつに、お待ち申し上げております。

 


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東京太郎

はじめまして。
通りすがりの日本人で現在、NY在住です。

実はかつて同じような悩み(?)にはまってしまったことがあって、勢いでコメントしています。

僕の場合、スーパーの広告にPB&Jなる文字を見かけて「なんじゃこれ?」と思って周りの人にアレコレ聞いたのがきっかけでした。


僕はそれほどアメリカ生活が長いわけではないのですが、知っている範囲で答えさせていただきますと・・・



結論から言って、もちろんその業者の方は別として、通常のアメリカ人はJellyとJamを混同しているのではないかと推察してます。他方、イギリスでは結構違いが区別されているそうです。


で、日本のジャムのイメージをまずは捨てておいて、以下のサイトを参照してください。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314270378

ついでに

http://community.cookinglight.com/showthread.php?referrerid=17575&t=85748


さらにJelly-Oは僕の知る限り元来商品名ではないでしょうか・・・。


ちなみに聞いた話では、こちらで一般的なのがスキッピーのピーナツバターとウエルチのコンコルドグレープのゼリー(ジャム)だそうです。


僕も一時期無駄にアレコレ試して食べてみました。


第一印象が「子供が好きそうな味だなぁ~」という感じでした。とにかく甘いです。こんなもんばかり食ってるからアメリカ人は肥満や糖尿病が多いんじゃないのか?と思わずぼやきたくなる程です(笑)。


アメリカに長く住んでる方ならもっと詳しいと思いますが・・・以上ご参考までに!!
by 東京太郎 (2011-09-05 01:56) 

足立sunny

東京太郎さま、ありがとうございます。

当方と同じような疑問を持った方がいらっしゃると聞きまして、千人力のような気持ちです。
実のところ、こんなことで悩んでいるヤツは、やっぱりいないだろうな、と思っていたところであります。

NYにご在住とのことですが、アメリカの全般的な食生活は、いかがでしょうか?
当方は、洋書や、児童書洋書に出てくる食事関係でしか想像できませんので、毎日、肉と、ポテトと、このサンドイッチばかり食べ、コーヒとコーラをがぶ飲みしている風景しか、目に浮かびません。

で、サンドイッチの方なのですが、実は、この記事を書きましたところ、英語関係のお二人の方からご連絡をいただきまして、

東京太郎さまご指摘にように、

まず、どうもアメリカではジェリーもジャムも一緒に考えられているらしく、ジェリー=ジャムでいいのではないか、ということ。

そして、このPB&ジェリーの作り方を教示した、お料理動画を教えていただき、その動画を見ることができまして、動画の中でどうもやはりジャムを使って料理しているみたいである、ということが何とか確認できました。

お一人の方には、アメリカ在住のご友人の方に電話までかけて聞いていただき、本当にご面倒をおかけしました。

で、ですね、今回教えていただきました、そのスキッピーのピーナツバターについては、何とですね、ウチの近所のスーパーで売っていることがその後判明いたしまして、現在、ウチに常備しております。

それは、なぜか塩味のヘンテコな感じのピーナッツバターなのですが、ジャムと合わせると、大変おいしい、ということが実感できました。
確かに、モノスゴク甘くなりまして、子供の好きな味、という以外の何者でもない味になりました。おいしかったのですが。でも、これを毎日というのは、日本の我々には、ちょっとムリと感じました。

ご指摘のウエルチのコンコルドグレープのゼリー(ジャム)につきましては、これから、全力を挙げて探したいと思います。

東京太郎さま、
PB&ジェリーサンドイッチ、特に、ジェリーについては、いまだにどうも、最終的な疑義が残っていたのですが、
今回ご案内いただきましたサイトを見ることができまして、どうやらこれで、ようやく、全てのナゾを解明することができた思いであります。

ありがとうございます。

それに、こんなことに悩んでいる方が、当方以外にもいらしたということは、実に、大いに、励まされる思いです。

ご教示、本当に、ありがとうございます。
by 足立sunny (2011-09-05 03:39) 

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