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特別編 オドロキのJUNIOR ANCHOR を楽しく読もう [Dictionary]

特別編
オドロキのJUNIOR ANCHOR を楽しく読もう

当方、手抜かりでしたね。
全くの盲点でありました。

恐るべき 学研
子供なら 学研

科学なら 学研
マンガも  学研
英語 も 学研

いいぞ  王子第一小学校P.T.A
ナイスだ 高田書店

ノッケから大ボケで、
何を申しているかと言いますと、

昨日、当方、おなじみの高田書店をウロついておりましたところ、辞典群に並んでいる、
「ジュニア・アンカー英和辞典」JUNIOR ANCHOR
がフト気になりまして、

手にとってみたのであります。

画像0613 002.jpg

浮かれたCAT君やDOG君が、TennisやBaseballをする楽しそうなイラストの外箱カバーを開けまして、ヨウヨウ本体の辞書を取り出します。

時間13秒。
(当方、まだ買っておりません)
(商品は、傷つかぬよう、慎重に扱わねばなりません)
(場所は、高田書店、自転車置き場内の 洋書箱 脇です)
(持って逃げても、だれも気付きません)

そこには、

怪しげな、モトイご立派な、

平成15年度 卒業記念 王子第一小学校 P.T.A 

金色に輝く、刻印された文字が、現れました。

何という親心でしょう。
平成15年、まだ小学校に英語はありません(たぶん)。
中学で、卒業する子供達は、未知の英語と全面対決しなけれなりません。
何の支えもなしに、遠く果てしない旅に、子供を送り出せますでしょうか。


その親心の詰まった本を、古本屋にタタキ売るでしょうか?

売ります。
断固売ります。
しかも、新品同様、CDつき。
この類の辞書は、新品のうちに売らないと、値がつきません。


まあ、親心は別としてですね。
さっそく、中身を拝見したわけです。


「目からウロコ」とは、
まさに、その瞬間の、格言であります。

☆☆
最初に何となく開いたページが、「GUESS」でした。
Guess What?
Don’t tell a lie, you liar !
(ユーライアーこのうそつき、って、軽くジョークで使うんですけど、つづりがarなんですね。注意。)

まあ、それとして。
そこに「ミニ英会話」という、目立つ「囲み」があったんです。

GUESS
(発音と、活用は、ちょっと省略します)

1.…を推測する、…を言い当てる
I cannot guess his age .
私は彼の年齢がわからない
I guess him to be forty (= I guess (that) he is forty )
私は彼は40歳だと思う。
Guess who !
だあれだ,当ててごらん。

「ミニ英会話」
A. Guess What ? あのね。
B. What ?      なあに
Can you guess what I have in my hand.
私が手に何を持っているか当ててごらん?

2.(米口語)…と思う,考える(=think)
I guess I can do it .(= I can do it. I guess )
それはできると思う。

「ミニ英会話」
A. Is he coming ? 彼は来ますか?
B. I guess so.    来ると思う。
B. I guess not.    たぶん来ないだろうね。

(以下も、ちょっと省略します)

☆☆
どうですか、この簡潔にして用を得たラインナップ。
1回読んだだけで、スゥッーと頭に入ってきます。
これからは、もう、「guessゲス」に悩むことはありません。
どんどんゲスできます。
英語で、「だ~れだ」も出来ます。

ちなみに、当方の愛用するGENIUS(ジーニアス)英和辞典には、語源の本義から始まり、詳しい解説がエンエンと載っていて、実に有用ではありますが、

「貴方が選ぶ使いたい英和辞書」中学編 の投票で、

どちらを当選させるかと言われれば、この項目をみる限りでは、

学研に1票 ( vote )

を投ぜざるを得ないでしょう。
Winner: JUNIOR ANCHOR

詳しすぎないのも、いいところです。
初めから、アレコレ詰め込むと、頭が混乱します。

代表的な用例が、「実用の文」、「英会話」と、
それぞれ説明されているのが、特に、お役立ちでしょう。

それとですね、ジュニア・アンカー、もっとエライところもあります。

You'd とか、よく文で見かけたり、会話で使ったりしますよね。
コレ、普通の英和辞典で探すと、けっこう大変なんです。
ジーニアス英和にはYou'dの別項目がありますから、結論的にはいいんですが、
それでもyouのところをエンエンと探してしまいます。
でも、ジュニア・アンカーなら一発。
youの簡単な説明のすぐ後に、you'd がスッと見えますから、迷うことがありません。必要な言葉を的確に選んでいる、印象です。

もっとも、GENIUS(ジーニアス)英和には、[ジュニア版]もありまして、これを出さないのでは、ジーニアスにとっては心外でありましょう。
こちらの方は、やや学研に近づいた、わかり易さ、明快さを保っています。

個人的には、このジュニア版GENIUS(ジーニアス)英和が、総合的にみて、一番のオススメ英和辞典です。

☆☆
何個も辞典を持ってもどうか?
と思われる向きはあると思いますが、

英語とこれからずっと付き合うわけですから、

1. 本当にわかり易い、例えばジュニア・アンカーのような、英和辞典
2. 詳しいけれども、わかり易い、ジーニアス・ジュニアのような、英和辞典
3. 子供用のわかり易い、たとえばLadyBirdレディバードのような、英英辞典
4. 子供用の、たとえばScholastic Children’s Dictionaryのような、デカイ英英辞典、ないしは子供用の英英百科事典

この4点は、初めから、ぜひ揃えていただきたい、と思っています。
今でしたら、小学校の段階で、ということです。

当方の経験で申しますと、中学に入学する際に、「英和中辞典」(研究社)をプレゼントしてくださった方がいました。それで、高校卒業まで、英和辞典は、コレ一冊です。和英辞典も研究社一冊。英英辞典ナシ、です。
それでも、上智大学を受験したのですから(当然!、落ちましたファンファン)、まあそれなりに十分だったのです。

しかし、
このジュニア・アンカーが、最初に手元にあれば、
またはスコラなどの英英 Children’s Dictionary を後で買い足して補充していれば、英語環境は、そうとう違ったものになったであろうと思います。

東大に受かったかどうかは、定かでありません。

初歩の英和辞典を、けっこう軽視していた当方、反省しきりです。
子供用英英と同様、ジュニア用英和辞典も、お役立ちです。


☆☆
閑話休題

ちなみにですね。
先に出ました、ジュニア・アンカーの、
I guess him to be forty (= I guess (that) he is forty )
私は彼は40歳だと思う。

この、
「私は彼は40歳だと思う。」の訳文には、

およそ200頁の本を持ってしても、説明・解説しきれない、
日本語の「格助詞」の、深い深い、問題が隠されているのであります。

「は」と「が」の問題です。
日本語の格助詞と助詞の問題です。

私は彼は40歳だと思う。
私は彼が40歳だと思う。

ちょっと、カンマをつけてみます。
私は、彼は40歳だと、思う。
私は、彼が40歳だと、思う。

皆様は、どちらも大してかわらない、と、たぶんお思いと思います。
何が問題なのだ?、と不思議に思われているでしょう。

ちょっと、否定文にしてみます。
私は 彼は40歳だとは 思わない。
私は 彼が40歳だとは 思わない。
(だと思わない、でもまあいいんですが、「だとは」の方がピッタリします。すると、最初の文には、一つの文に「は」が3つも出てきます。)

「は」「が」を、→「を」に変えてみます。
私は 彼を40歳だと 思う。

ぜんぶ、「私は」の部分を取ってみます。

彼は40歳だと思う。
→これは、「私は」がなくても、文が成立します。

彼が40歳だと思う。
→日本文として、未熟です。「が」は主格になっておりません(つまり、「思う」述語に対応する「主語」がない状態です)。
しかし、疑問文?とすると、文が成立します。
彼が40歳だと思う?(あなたは(主語・主格の「は」)、の省略形とみることができます)

彼を40歳だと思う。
→日本文として、未熟です。「を」は原則として主格になる助詞ではなく、目的格の助詞です(彼を殺す、冷蔵庫を運ぶ、文を書く)。
しかし、疑問文?とすると、文が成立します。
彼を40歳だと思う?(あなたは(主語・主格の「は」)、の省略形とみることができます。


☆☆
エエト、ですね。

たぶん、頭がイタクなられたと、推測します。
確実に、「コイツ何言ってんだ」と思われたことと、強く感じます。

いままでの、ジュニア・アンカーは「わかり易い」「おススメ」とかいう、ノウガキは、どこいったんだ?、と思われているものと、断定します。

当方、実は、日本語オタクです。
特に、「主語」「述語」関係、「格助詞」「助詞」関係は、おオタクっております。
井上ひさしさんの文章読本に惚れる理由の一つでもあります。

それでですね、この話を続けますと、まったく終わりませんので、強制的に終了させますと、

☆命題☆
「英語」の方が「日本語」よりやさしい、

とする要素のうちの一つが、この難解な格助詞問題、助詞問題なのです。

実際に、当方も、「英語」の方がやさしい、と思っております。
文の成立も、英語の方が、明快です。
英語では、かかりうけに、疑問を生ずるところがありません。
英語では、否定も、疑問も、文自体の成り立ちに影響はありません。


まあ、そういうわけでございまして、
とにかくにも、
ジュニア・アンカー、おそるべしと。

王子第一小学校 P.T.A はエライ、ということであります。


西新井sunny-side up の近況

晴れ。
(日記でないので、晴れでも雨でも、関係ないのですが。)

今回は、「楽しく読もう」特別編ですので、前回お誓いした「ヨタ話を書いている場合ではありません」宣言、にはそれほど反しないと、推測します。

このブログと関係はないのですが、日本ブログ村リーディングの人気記事1位~4位までの記事、面白そうだったから全部「当方がクリック」して読んだんです。当方が読むまで、人気記事は、ゼロだったんです。でも、それぞれ面白い記事でした。特に、その中の一つのブログは、当方の「独断で選ぶ 良い」にも挙げさせていただきました。

get した本:
1.JUNIOR ANCHOR英和辞典
ここには、日本語のゲット本は、記載していないのですが、本文がコレの話ですから、特別に登場していただきました。
2.Learn your ABC
楽しい英語のアルファベットブックです。各見出し文字(縦横5センチ大)は、ギンギンに光輝いています。
Mmの項目
Postman Pat collects the mail from the mailbox.
(イラスト付)
3.The Blue Day Book  A lesson in Cheering Yourself UP
 ( BRANDLEY TREVOR GREIVE )
面白いひとことメッセージの付いた「動物の写真集」です。
4.Wind and Water (Carele J. Hyder)
スゴイ量の「心のハウツー」が詰まった、よくわからない本です。

get した場所:
おなじみの、西新井駅前、マイフェイバリット 高田書店(タカタショテン)
インターネット古本屋takatanuki.comは、現在改装中(ネットで直接注文ができません。古本屋さんの団体と、面白い別の古本屋さんの案内はあります)。
残念です。やはり、西新井に足をお運びいただく必要があります。
そこで、迷子にならないように、一応、地図と、写真(再掲)を、用意しました。
地図には、sunny-side upの方も、コレでは辿りつかないでしょうが、載せてあります。
(それが目的か?)
画像0525 002.jpg

サニー map.GIF

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