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マクミランMacmillan が欲しい! [Dictionary]

マクミランMacmillan が欲しい!

欲しいのは、辞書です。
今回は、前回記事の「新月面宙返り」記事(早い話が補足改良記事)です。

当方、プアな環境と、経験不足により、どうも、
適切な辞書選び、オススメの辞書選定が出来ていないようです。

皆様に、緊急に、これは報告せねばなりません。

当方が英語に取り組みだしてから主に使用している、中心の辞書は、
子供用の英英辞書で、
(1) LADYBIRD DICTIONARY
(2) OXFORD CHILDREN’S DICTIONARY
(3) OXFORD Children’s Thesaurus
             (シソーラス類義語)
の3つです。

実は、ここ最近、
辞書はあまり引かないのですが(わからない単語は放っておく[雨][雨])、

引くとしますと、
(3) を一番先に引くことも少なくありません。

といいますのは、
(1) はわかりやすく、以前はよく引いたのですが、
いかんせん4千見出し語で、すでに、あまり知らない単語がありません。
それに、これには、発音 と 用例文 が載っていません。

(2) もわかりやすく、これは1万2千見出し語で、私の目にする英語を引くには一応十分なのですが、(1)同様、 発音 が載っておらず、用例文 もあまり載っていません。

(3) は、類義語辞書(シソーラス) なのですが、
最初に「用例文」が書かれており、次に類義語が並んでいまして、
意味ごとに各別の「用例文」が載っています。星h

☆☆
例えば、動詞verb の「perceive 」
(知覚する、知る、理解する) を引いてみますと、

percieve  verb
1. We perceived a reflection of the trees in the water.
to recognize , to notice , to discern , to detect, to see

2. Harry perceived that something was wrong.
to understand , to realize , to grasp

とありまして、
1. の方は、reflection は反射ですから、「我々は、……、木々の反射、水の中に(水面に)」、
ということで、「知覚する、知る、認識する、わかる」という単語なのかと、当方、知覚するわけです。
類義語は to recognize , to notice , to discern , to detect, to see 、です、と。

2. の方ですが、ハリーは「何かが間違っている」ことを …… 、ということで、「理解する、わかる」という単語だと、当方、理解するわけです。
類義語は、to understand , to realize , to grasp 、です、となっています。

だいたい、こういうラインナップなわけです。
まず用例文、次いで類義語、という並びです。

☆☆
OXFORD CHILDREN's はどうなっているかと言いますと、

Perceive(perceives , perceiving, perceived)
To notice something , to become aware of it , to understand it
 Perception. 
となっておりまして、

動詞verbの場合は、最初に(複数形、進行形、過去形)を示してあり、
次いで、その意味が載っています。
最後に、名詞形noun になるとperception 、という締めです。

LADYBIRDには、ご想像の通り、この単語は載っておりません。

☆☆
まあ、そういうわけで、(3)シソーラスの活躍度が上がるわけです。

真っ先に(3)を見て、次に(2)で意味を再確認する、
最後に、ジーニアス英和を見て、いろいろ調べる、という順です。
ジーニアスには、お役立ち情報(発音、詳しい解説)がありますから、一応、これは見るわけです。

むろん、(3)にも(2)にも載っていないときは、
エッコラサと、
本棚の大きな「大人用英英辞典」を出してくる、という寸法です。

そういうシステムなのですが、
やっぱり、どうも、少し面倒というか不便なんですね。

最初から、
わかりやすく意味が書いてあり、
用例文がキチンと載っていて、
見出し単語数も多い、
そういう、わかりやすい英英辞書があると、全てがOKなわけです。
当方、そういう子供用の英英辞書が欲しいわけです。

☆☆
最近入手しました、Scholastic Children’s Dictionary は、
見出し数も多く、わかりやすい音ツナギ発音つきの、百科事典と見間違えるほどの
「詳しくて、やさしい、とてつもない図解、写真、イラスト入りの、何でそこまで説明するか、コイツはスゲエぜ!!!」
という子供用英英辞書なのですが、

ただ一つ、「用例文が少ない」、という欠点があります。これですと、やはりシソーラスも引かなければなりません。

そこで、何か、そういう辞書のヒントでもないかと、

ひそかに尊敬する「sなか」さんのブログ(sなかの雑記帳)を(こっそりと)(だれにも知られないように)(tiptoed:しのび足で)見てみましたところ、

ありました。
「sなか」さんは、当方のみるところ、英語の達人です。英語圏の実社会を生き抜いておられます。

実に明快な答えがありました。

Macmillan Dictionary for Children

以下、大胆にも、氏のブログの文章を「そのまんま」引用させていただきます。
本当に、そのまんま、です。 
しかも、「そのまんま3つ」。

しのび足はどうしたんだ?、と言っている場合ではありません。
これは、どうしても、皆様にご報告する必要があると思うのです。
そのまんま、引用しなければならない、ものなのです。

当方が、チョコちょこっと、部分的に切り取れるものではありません。
その真の意味するところを知るには、全文を読んでいただくのが、ベストです。

ブログ本体に行っていただくのが本来ですが、見ていただきたいブログ記事が3つですから、通例ですと、3往復しないといけません。

従いまして、超異例ではありますが、「そのまんま3つ」引用させていただきます。
お中元が必要なほど、お世話になります。
引用は、記事の年代順です。

sなかの雑記帳 [英語の小部屋]は、氏のブログ記事のカテゴリ-です。

☆☆
Sonomanma 1
英語メモ:子供用辞書が好き [英語の小部屋]2009-05-13

難しい英文を読むときには大きな英英辞書なども有用でしょうし、そのために電子辞書には使い切れないくらい沢山の辞書が収録されているのだろうけれど、その割には英米圏の子供向けの辞書を収録している電子辞書というのは(日本では)滅多に目にしないのはなぜだろう。

前から何回か触れたと思うが、日常会話とか我々が英語の文章を書いたりするときに最も役に立つのは英米の子供向け辞書だとおもっている。

このブログでも何回か引き合いに出したことのあるMacmillan Dictionary for Children、子供向け辞書とはいえ収録語数は約3万語。しかも語の定義が子供でも理解できるようにやさしい単語で簡潔に記されているばかりでなく、例文がまた日常生活ですぐにでも利用できるような例文が満載である。

だから折に触れ子供辞書を紐解くのですが、今日も開いて眺めていて目に留まった例文:
The basketball player was dripping with perspiration by the end of the game.
これはperspirationの項にある例文です。
perspirationについてはmoisture that is given off through the pores of the skin皮膚の毛穴から放出される水分、つまり汗。
例文はplayerを主語にしてhe was dripping with perspirationという言い回しを使っている。
試合終了の頃にはそのバスケ選手は汗タラタラだった。
テレビで観るバスケ試合の光景がそのまま目に浮かぶような表現ですね。

これからも子供辞書礼賛が続くとおもうがどこかの電子辞書メーカーさん、難しい辞書ばかりでなく子供向け英英辞書の一つ二つ収録してくれませんかね。

蛇足:
もしporeという単語を知らなかったとしましょう。
この単語は子供向け辞書の中の例文で使われていることからわかるように英米では子供でも知っている単語だと想定されている。
そうなのか、子供でも知っている単語なんだ。それなら私も是非おぼえておかなくては、という、ある意味、日本の英語学習者にとっての指標にもなります、子供辞書は。

☆☆
Sonomanma 2
英語メモ:子供用辞書が好き2 [英語の小部屋]2009-05-16

手許にはもう一冊の子供向け辞書がある:

Scott, Foresman Beginning Dictionary,
Doubleday Edition
というのがそれ。

その辞書のperspirationの項をみると、
定義としてsweat
例文としてThe runner's forehead was damp with perspiration.
とある。

続くperspireの項では
sweat
The room was so hot I began to perspire.
(hotのあとにthatを入れたいところですが、なしでも普通に使われる例)

☆☆
Sonomanma 3
多読に子供用辞書を [英語の小部屋]2009-06-19

やさしい英語教材を大量に読む・聞くことが英語の基礎力を養うのに有効だといわれています。
単語の少ない絵本あたりから始めて、段々と語数の多い教材へと移行していく。

多読の勧めといえば普通はストーリーのある読本を読むことを想定しているわけでしょうが、子供向けの辞書(英英辞書)も多読の対象としてぜひ検討して欲しいものです。

このブログでも再々取り上げてきましたが、子供向け辞書は 英米で日常使われる表現で満ち溢れています。
子供辞書ですから難しい単語は殆ど使われていません。言葉の定義だけでなく用例がふんだんに採用されています。

辞書は知らない単語を調べるために使うというのが普通の使い方でしょうが、 多読の一環として子供辞書のページをパラパラとめくって読んでみるというのはどうでしょうか。

例えばこんな感じ:
detest To dislike very much; hate. Bill detests being teased by his older brother.
tease To annoy or make fun of in a playful way. John teased his little sister by pulling her braids.
temper 1. A tendency to become angry or irritated. My sister has quite a temper when she does not get her own way. 2. A usual state of mind. Father has an even temper, and few things really upset him. 3. Control over the emotions. Dan lost his temper and stormed out of the house. 等々
(Macmillan Dictionary for Childrenから)
やさしい単語で見出し語の意味が説明されていますね。
そしてその単語の用例が 誰もが経験或は見聞したような例文で示されていて よく理解できるように構成されているとおもいませんか。

☆☆
Sonomanma 《引用終わり》


☆☆☆☆☆ 星5つです。
Macmillan Dictionary for Children

☆☆☆☆☆☆☆ 星7つです。
sなかの雑記帳 sなか様。ありがとうございます。

ついでに so-net 誉めたいです。

欲しいですね。
いますぐ買いたいです。

当方、いますぐは買えません。
手元に1392円しかありません。

amazonアマゾンで検索しましたら、1535円~12495円のものまで、数種類が出ているようです。新品は無理ですね。

ブックオフ白金台店までの往復交通費は、780円。残金612円では、眺めるだけしかできません。

でも、こういう辞書が手元にあると、本当にいいですね。
やはり、子供用英英辞書は、お役立ちです。

王子第一小学校P.T.Aも、この辞書を知っていたら、ジュニア・アンカーと2冊セットにして、子供達に配ったことでしょう。
そうすれば、高田書店でセットで買えたかも。
(そこかい!)
(どこかで、一回オチがありませんと…)

皆様も、一度、書店などで手元にとられて、眺められてはいかがででしょうか?
当方も、近いうちに、どれかを入手するつもりです。

sなかさんに、感謝申し上げます。
当方、恩知らず。まだ、ご連絡を取っておりません。

では また。

西新井sunny-side up の近況

西新井ではないのですが、九州地方、豪雨です。ここ数年、九州は毎年豪雨に見舞われています。新燃岳の噴火もまだ収まっておらず、土石流の心配もあります。
この場を借りまして、ひとこと、お見舞い申しあげます。
何とか、あまり被害が大きくならないように、祈っております。

当方、九州には、まだ7回しか上陸したことがないのですが、けっこう好きなところです。

追記:6月18日
Scott,Foresman Beginning Dictionary 入手しました。
実に、お役立ちのいい感じの辞書です。ほぼ全単語に付いている用例が、実に自在です。写真が多いのも特徴的ですね。
本来の辞書の前に、47頁にもわたって20ものExercise (けっこう手の込んだもので各10問以上ある=全200問以上)と、更なるYourself 問題(これは20ではきかないほどある)があるのもスゴイです。これをやるだけで、相当英語力がアップしますね。

もうひとつ入手できました、The BASIC Newbury House Dictionary (Heinle) こちらも、簡潔でやさしい説明に、全単語にわかりやすい用例文が付いた、お役立ち辞書という感じです。

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sなか

「sなかの雑記帳」(英語の小部屋)の記事の引用の件、ご連絡いただきありがとうございます。

ただ一つ断っておきたいことがあります。たしかに私は現役時代あちこちを歩き回ってきましたが「英語の達人」などでは決してなく、普通に英語を勉強している大勢の日本人の中の一人に過ぎない、ということです。先日もご近所の若いカップルから、子供に英語を教えて、と依頼されたときお断りしました。教えるほど上手くないからです。私のヘタな発音をマネして欲しくないからです。ただmonzo(別の知人が開発した語学学習ツール)とネイティヴ吹込みの教材を使って、一緒に勉強するならいいですよ、ということで、小1と幼稚園児計4人と一緒に英語の勉強を始めました。まだ始まったばかりですが、その子たちの発音はすでに私の発音より余程ネイティヴに似ています。きっとそのうち、sなか爺の英語は変だね、と言われそうです。そう言われる日がきっとやって来るのを楽しみにしているところです。
by sなか (2011-06-18 10:36) 

足立sunny

sなか様、ご連絡ありがとうございます。
[英語の小部屋]の記事ですが、ある人から、よく紹介してくれたと言われました。あまり読者の多くない当方のブログなのですが、喜んでいただける引用であったと感じております。
ありがとうございます。
英語の件は、sなか様のお人柄の表れだと思います。英語もそうですが、「信頼のおける人」に、教わりたかったのだと思います。
皆さんで集まっておられる、あたたかい光景が、目に浮かぶようです。人が集まるのは、いいですね。その若いお方と子供さんは幸せだと思います。sなか様が近所にいらして。
 なお、Scott,Foresman Beginnig Dictionary は、本日、入手できました(古本ですが)。実に、いい感じです。マクミランの方も、いずれ入手予定です。
これからも、「sなかの雑記帳」ブログから、イロイロ、こっそりもってきたいと思いますので、宜しくお願い申しあげます。
by 足立sunny (2011-06-18 19:56) 

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