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TOEIC シリーズ1:足立sunny はTOEIC 630点を取れるか? [TOEICシリーズ]

TOEICシリーズ1 足立sunny は、TOEIC 630点を取れるか?

本日は、お忙しいところお集まりいただき、恐縮です。
司会の車海老 田部泰菜です。どうぞ、よろしく。
では、さっそく、取れると思う方は、挙手を願います。

☆☆
はい、先生(挙手1名)。

足立sunny君。
では、どうしてそう思いますか?100字以内で述べてください。

はい、先生。
「中学3年間の英語でTOEICテスト630点を取る本」(小池真由美著:フォレスト出版)が発売されたからです。そのキャッチコピーは、「たった6時間でマスターできる」です。ですから、この本を買って読んで、6時間でマスターすれば、630点とれると思います。
当方の尊敬する英語コーチ 橋本友美さんの協力もあって完成した本で、発音特訓塾主宰の有名な小池真由美さんの本ですから、信頼がおけます。コーチも推薦しておられます。

中学3年間の英語でTOEICテスト630点を取る本

中学3年間の英語でTOEICテスト630点を取る本

  • 作者: 小池真由美
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2011/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


橋本友美コーチのブログは「英語 みんな 話せるよ
小池真由美さんのブログは「英語発音特訓塾
(特訓受けてみたいですね。できないとオシオキでしょうか?)

ほう、それは良い本を見つけたね、足立sunny君。
でもね、100字を超えているから、この回答は無効ですよ。
問題をよく聞くように。

それからね、足立sunny君。一つ言っておくけれども、その本ね。
先生はまだ読んでいないけれども、「もともと努力をしてキチンとした一定の実力はあるはずなのに、どこかがズレていて試験で自分の想定よりだいぶ低い点数しか取れない、得点がなぜか伸びない、高得点を取るための勉強法の足がかりがない」、そういう人が、小池真由美先生のメソッドによって6時間でその要点をマスターでき、高得点への一歩を踏み出せるのであってね。
足立sunny君みたいに寝転んでGoosebumps ばかり読んでいる人は、6000時間かけてもマスターできないと先生は思うな。
では、他には。

☆☆ 
はい、先生(挙手1名)

西新井のアパートの大家の大屋さん、どうぞ。

足立sunny君は、630点、絶対に取れないぞ。

大屋さん、どうしてそう断言できるの?足立sunny君がかわいそうじゃないの。
泣いているわよ。

でも、先生、足立sunny君は、受験料6千円以上も出せるわけがないです。いくら家賃を3万2千円にしてあげたって、お金持ってるの見たことないからね。テレビもないんだぜ。受験しないと、絶対、点は取れないがなあ。

Oh my.
That’s right.
(ココだけ使うかね、ワザとらしくね)
(当方、駅から歩いて4分、渋谷まで45分の西新井駅近くで、6畳+4畳半ウォシュレット付でこの家賃です。オードリー春日よりお得でしょ。)

☆☆
エヘン。もちろん、630点本は手元にはありません。
(いばっていうことではありません)
(資金に余裕があれば…)
TOEIC受験料、もちろん、出せません。

本の入手は容易です。
アマゾンでキャンペーン中です。~でした、ついこの間まで。
当方、書店の「TOEICコーナー」に行ってみました。
西新井駅ビル内、けっこう大きな書店です。
見つけました。表紙が鮮やかです。
そして、本を買いました。


☆☆
「新TOEIC TEST入門1200語」スコア470レベル(語研)
「闘耳 発音でTOEICテストのリスニングを攻略する」(松沢喜好著:ダイヤモンド社)

A:オイオイ肝心の「630点」が抜けてるぞ。
B:6時間でマスターはどうしたんだ?
C:エ~イ、この痴れ者めが。
D:橋本コーチ、お気を確かに!だれかお医者様を!

☆☆
当方、英語はプロではありません。
しかし、ある種の受験のプロです。
受験参考書の選び方は、人により、カテゴリが異なります。

当方、弁理士試験の1次試験(多肢選択式試験50問:5枝から選択、ただし正解ナシというゼロ回答がある)の受験指導に関しては、一部で、カリスマとして神格化されておりました(自身4回の受験で50点満点中少なくとも47~48点3回、49点1回:いずれの回も一次合格者約600人中44点を超えるのは50人以下です)。まあ、1次だけですが、毎回トップ通過していたということです。
受験予備校で受験用の参考書を作り、高い受講料とは別に、授業用テキストと称して、4500円で生徒さんに売りつけていました(当然、全員買われました)。

そこで、TOEICの本の話ですが、小池先生の630点本を買いたいのは山やまですが、
小池先生の対象とされる読者像の問題と、現在の当方に「必要な」本は何か?、それを考える必要があります。

目標点数の問題ではありません(630点→470点:ダウン)
何時間でマスターできるか、でもありません(6時間→時間がかかりそうな本:ダウン)。

受験をするとして、当方に必要なものは、まず「TOEICとはどんな試験であるのかの案内」です。当方、試験の内容を全く知りません。
次に、これだけを備えれば最低限この基準点を取れるという、「モノサシ」となる本が必要です。

470点レベルというと、630点より大分低いですから、その点数をとるのに必要なレベルを、「当方の基準レベル」として、実感することができます。
「このくらいの力になれば、470点をとれるのだな」と、想定できる、という意味です。

実際の、470点本を見てみると、初歩の「リスニング力」「単語力」に特化した本で、文例と単語がCDに記録されている本でした。本に収録されている1200語のうち、「読もう部分で」当方がピンとこない単語が、10個ほどありました。
そうすると、まあ、「この文例のリスニングが普通にできるのであれば、470点レベルの得点は、おそらくタタキ出せる」、という基準になる、ということです。

☆☆
当方、テキトウに買ってきた洋書を、ただ読んでいるだけです。
「楽しく読もう」以外に取り柄がありません。
リーディングとリスニングのアンバランスは、スカイツリー展望台と地上ほどあります。
それも、マトモに読めているのかどうかさえ、実は、はっきりしません。

ペーパーバックを読むといっても、娯楽・エンターテイメント系の小説ばかりで、お腹を抱えて笑える本を中心に読み、頭のイタクなる堅い本は敬遠しているわけです。
お気に入り作家は、世間一般の話題に上らないJANET EVANOVICHや SOPHEIE KINSELLAで、 TOEIC対策用推奨本リスト、には、おそらく挙がらないものと推測されます。

ウチにも、実は、それらしいレベル表記の付いたTOEIC対策用推奨本が3つだけありました。
本のオビに、親切にもレベル表記が付いています。
1..IBCオーディオブック「シャーロックホームズの冒険」(コナン・ドイル)125頁TOEIC400点以上
2..Wenny has Wings (邦題:あの空をおぼえている)(Janet Lee Karey)252頁 TOEIC600点、英検準2級~2級
3.Tuesdays with Morrie(Mitch Albom)192頁   TOEIC600点~

単に「英文を読むだけ」ならば、当方にとって、1.は、超やさしい短編推理小説(ナゾトキは別として)、2.は、それほど難しくない児童書、3.は、相当やさしい大人向けペーパーバック、という印象です。2と3はそれぞれ1冊あたり半日(4~5時間)もあれば、読めると思います(2は昔そのぐらいで読んだ覚えがあります)。1は1~2時間で読めます。
そして、この中には、(少なくとも過去に読んだ3には)、サッとみたところでは、当方がピンとこない単語、表現は出てこないと思います。
ということは、「読むだけ」ならば、先の470点本と合わせて考えると、少なくとも470点は楽にクリアできる位置に、当方、いるはずです。

これと並行して当方が読んでいるのは、絵本、児童書の類です。
大のお気に入りが、Goosebumps(大人が読むとチットも怖くない子供向けホラー)とか、Sabrina The teenage Witch(テレビシリーズのノベライズ:高校生の魔女サブリナちゃんの活躍する学園モノ) 、A Chet Gecko Mystery(小学生の「トカゲ君の私立探偵」が主人公のミステリーもどき、追記:ここでハタとアルコトに思い当たったアナタには、このブログの第1回ブログ通選手権の出場資格が与えられます。そのアルコトは、sunny-side up の近況に・・・) などですから、街頭演説で胸を張って堂々と語れるようなものではありません。そして、こちらは、読書レベルも定かではありません。

最後に残ったお気楽ペーパーバックのレベル評価ですが、ペーパーバックのレベル表記が当方の読んでいる本にはついていないので、不明なのですが、当方の単語力さえマトモであれば(つまり完璧に読めているのであれば)、800点とか、それなりの点以上なのではないか、と思われます。

☆☆
当方の、単語力の不足は、目にあまります。これだけ乱読しても、全くボキャブラリー増に寄与しておりません。
これは、すでに、脳ミソがその受け入れを拒否しているか、その容量が小さすぎて限界なのか、いずれかだと思われます。つまり、おバカなんですね。
英文を読む力は相当アップしましたが、こと単語力となると、おそらく、高校時代とそう変わっていないのではないか、とさえ思えるほどです。
その単語力で、どうして読めるのか、自分でも不思議に思うことがしばしばあります。読んでいるのではなく、脳が、ある物質を生成して、読んだ気にさせている、のかもしれないのです。
バーチャル読書ですね。物語の筋の記憶だけ植えつけるのです。

それも頭にありまして、470点本の方を選んだ次第です。
より低いレベルで、基準を検証しよう、ということでもあります。

☆☆
「中学3年間の英語でTOEICテスト630点をとる本」は、その出発点は「発音特訓塾」主宰の小池先生の、発音とリスニングにあるような気がしましたが、内容としては、最初のイジワル先生のご指摘にもあるように、おそらく、
「もともと努力をしてキチンとした一定の実力はあるのに、どこかがズレていて試験で自分の想定よりだいぶ低い点数しか取れない、努力が点に結びつかない、得点がなぜか伸びない、高得点を取るためのコレダという勉強法の足がかりがない」、そういう人が読まれるのに適した本のようです。
小池先生のメソッドによって(6時間でかどうかはともかく)その要点をマスターでき、高得点への一歩を踏み出せる、そういう総合力アップのための、最適の指針を示す本、のように見受けられました。

著者の小池先生は、「発音特訓塾」という教室を主宰されておられますが、リスニング対策だけでなく、目標スコアに対する語彙力やリーディング力の強化を含めて、総合的な指導をおこなっておられるものと、当方、推測します。
そのご経験から、伸び悩む人が高得点を獲得するための基本となる指針、を、「中学3年間の英語」として実践的に示されたのが、このご本ではないかと、当方、推測するわけです。

630点という、社会人として、英語を使用する職場においてクリアしなければならないレベルを、「中学3年間の英語という基本英語部分をしっかりと再認識する、そしてそれを自身の英語力として常に発揮し得るようにする」、そのような指針にしたがって勉強を継続されれば(小池先生の指針の内容をマスターされれば)、高得点への道が開かれるよう、内容を吟味され、構成された本かと推測されます。

☆☆
したがって、この本が必要な方は、ほんとうに大勢おられると思います。
努力がなかなか身を結ばない方にはピッタリなのではないか、と思うわけです。
直接小池先生の指導を受けられない遠方の方にとっては、福音かもしれません。

小池メソッドの指導によって、実際に生徒さん(有名な方も多いですね)の英会話を支え、また、テスト結果を高得点に導いてきた実績に、このご本は立脚しているのですから、6時間でマスターできなくとも、その方向にそって時間をかけてマスターすれば、突破口は開かれるのだろう、と思うわけです。
足立sunnyのように、6000時間は要しないと思います。

☆☆
で、ですね、これは当方とあまりにカケ離れているわけです。
当方、コツコツ努力をいたしません。
TOEICテスト、一回も受けておりません。
読む、読む、電車の棚に横になって読む、道端で寝転がって読む(野宿の際)、風呂の中でアヒルを浮かべて読む、です。
「努力して一定の実力を身につけた人」で「得点が伸び悩んでいる人」に到底当てはまりません。
仕事で英語を使用している人にも当てはまりません。
したがって、630点本は、当方にとっては、明らかに、宝の持ち腐れなのです。
ですから、今回は、買わなかったのです。
どれほど良い本でも、「当方の受験(足立sunnyの点数を伸ばす)というカテゴリ」では、カテゴリ違い、にならざるを得ないのです。

☆☆
これが、受験対策本、受験参考書、の選び方だと、当方は思います。
試験で高得点を取るためには、「真に実力がついているか」又は、「自分がどのような課題にどのように取り組めば試験で高得点を取れるかを知り、その課題に取り組むことのできる参考書を用いる、その課題に取り組む環境を作ること」が必要です。
当方にとって、最適の受験参考書は、
(1)試験の内容の詳細とテスト基準がわかる本
(2)過去の問題集の集積本
(3)リスニング力を一から強化する本(ゼロからスタート)
であろうと思われます。

橋本コーチ、ごめんなさい。
卒倒しましたか?
630点の本を買うつもりで、当方、本屋さんにいったんです。
フト、他の本に、目移りしてしまったんです。

☆☆
実は、当方、自分の英語の力というか、ポジションを知りません。
英語関係のテストを、これまで一度も受けたことがありません。
客観的なモノサシで測られたことがなく、自身、客観的なモノサシを持っていないわけです。

本当のところ、現在、自分自身の英語の力に、著しい疑問?を抱いています。
どちらかというと、そうとうデキナイ部類に入るのではないか? という疑問です。
こんな単語力でいいのだろうか?という疑問です。

どうも、この世界のことは、よくわからないのですが、いろいろなブログを拝見していますと、「TOEIC900点以上 & 英検1級」というのが、英語世界で大手を振って歩けるスタンダード基準となっているような気がするわけです。

この二つの基準をクリアされた方は、ネイティブの方と気軽に会話でき(むろん英会話です)、英語で書かれた記事(新聞、本、雑誌など)は自在に読みこなす、という感じなわけです。
当然ながら、橋本コーチ、先の630点本の小池先生をはじめ、その英語力を生かした仕事についておられる方が多いと推測できます。

TOEICスコア730~860点をBクラス、それを超えるとAクラスという、と、どこかのブログに書いてありましたので、900点ではなく861点以上が通用範囲なのかもしれませんが。

近年は、実用として、特に、TOEICの点数が重んじられる傾向にあると思われます。
だいたい、英語関係のブログのタイトルに、「デカデカ」とあります。英語力の「看板」として、名刺代わりに通用する、ということでしょう。
TOEICスコアだけ提示される方はおられますが、英検だけの方は少ないように思われます。

☆☆
当然ですが、「TOEIC630点をクリアした秘策の勉強法を伝授」というタイトルは見かけません。上に示したクラスの呼び方ですと、630点はCクラスとなってしまいます。「英検3級に合格するプロテクニック」ブログがないのと同様の理由でしょう。
足立sunny君が目指す630点の位置付けとしては、おそらく、仕事で英語を必要としている人がクリアしなければならないレベル、職場で求められるTOEIC レベル点なのではないかと、当方、推測します。
あくまで推測で、実際の英語レベルは、当方には実感できておりません。

さて、もうひとつ、
当方が、TOEIC以外の英語関係の試験を受けるとして、
「児童英検のブロンズが通るかどうか」が、はっきり言って最大の問題です。
(当方、児童英検メールマガジンを受信しています。)

それにしても、児童英検は、スゴイことになっています。
児童英検公式ホームページ

ホームページをみていましたら、「小学3年生(9才)で英検準1級合格、そのキッカケは児童英検だった」なる少年が載っていました。
当方、英検自体のシステムも知らないのですから、もちろん、彼を教祖とあがめる以外にとるべき道はありません。
また、札幌市立新琴似(シンコトニ)小学校の児童英検オンラインを使った授業風景や、4・5才くらいの男の子が画面に対峙して英語をペラペラしゃべる光景も、動画でアップされていました。

当方、リスニング力とリーディング力とが、著しくバランスを欠いております。
リスニング力は、決定的に不足しております。
児童英検ブロンズレベルにさえ達していないかもしれないのです。

ついに、小学生に、英会話を教わらなくてはならない時代が来ました。
一大事です。
「楽しく読もう」は、小学生に勝てません。

話は変わりますが、
それにしても、「なっちゃん」は、スゴイですね。
(「なっちゃんの多読生活」参照)
もう350冊近くも本を読んでおられます。
当方、最大で、月に7~8冊しか読めません。
このところ、洋書2~3冊、和書5冊ぐらいです。

では また。

西新井sunny-side up の近況

get した本
1.your CAT ( BRITAIN’S BEST-SELLING CAT MAGAZINE)
古本のネコの雑誌です。
2.Barney’s WORLD OF TRUCKS
子供向けのいろいろトラック紹介本です。アッと驚きますよ。
3.THE MACMILLAN’S BOOK OF CRISTMAS
超大作、ハードカバー豪華クリスマス本です。やさしく、実に楽しい。
4.Fire in Human History
大学の英語テキストらしいです。
5.The World in 2011 (The Economist)
雑誌エコノミストの2011年特別号ですね。
6.And What Do You Do(CARAH  LONG)
まさしく、これぞお気楽ペーパーバックです。主人公は女性の方がダンゼン面白いですね。
7.Yoga Mind & Body(DK)
ヨガの本です。ポーズだけでなく、フードやリラクゼーションなど、すべてにわたるお話が満載です。実践すれば、健康的かも。
8.California Girl (T. JEFFERSON PARKER)
当方が、今読んでいるペーパーバックです。題名と異なり、お気楽ではなく、オレンジの街はエライことになりそうです。

追記1:
追記で大変申し訳ございませんが、各本のご著者の方、名前をお出ししました皆様、この場をお借りしまして、お詫び申し上げます。試験内容にあまりにも無知なものですから、かような次第となってしまいました。改めまして、反省する次第です。

追記2:
いま、たったいまですが、大家の大屋さんから、「がんばれよ」と声をかけていただきました。何をがんばるのか不明なのですが、応援して下さる方はありがたいものです。まあ、それにしても、ときどき家にお邪魔して、全ての食材を平らげ、お土産までもらってくる店子・アパート居住者というのは、あまりいないでしょうね。

追記3:
この本 Chet gocko mystery は、なにを隠そう、ずっと変わらず左の一番下に置いてあるナゾの本の正体で、当方の大好きな児童書本です。本当はこれを楽しく読もうで紹介したいのですが、チョット中・高生には難しい表現が何気なくフワッフワッと出てくるんですね。まあ、部分的にやさしくない、んです。全体的にはそう難しくないのですが、これが気になりまして、いまだご紹介できずにいる、という本であります。

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コメントでも、メールでも。
よろしく、お願いします。


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ピカード

「TOEIC900点以上 & 英検1級」というのは一見良さそうに見えますが、実はそれほどでもないようです。

もちろん楽々900点突破、英検1級もトップで合格というのであれば別ですが、必死で900点、1級というレベルは、英語力としてはスタートラインにしかならないのではないかと思います。

言ってみれば、映画は聞き取れない、洋書も読めない、雑誌も無理、というレベルではないかと思います。

by ピカード (2011-06-29 10:14) 

足立sunny

ピカードさま、コメントありがとうございます。

よもや、そのようなことになっていようとは、当方、全くの想定外でした。いまの今まで、このダブル=英語で不自由しない人、と思っておりました。
映画がダメで、洋書がダメで、雑誌もダメとなりますと、(たぶん新聞もダメ?)、けっこう名前負けというか三角資格というか、大変なことになってしまいますね。
とるのに、相当な勉強をされたと思うのですが、大学受験の勉強がそうであるように、英検やTOEICも、受験テクニックの賜物的な面、お受験的な面がけっこうあるのでしょうか。

実は、今回、単純に本の紹介をするつもりで、最初準備をしたのです。題名からして、強力にプッシュすべきかと。当方、やさしい英語、やさしい洋書ですから、「中学3年間の英語」に惹かれたんですね。

当方、高得点の自信も全くありませんが、ハナからTOEIC受験するつもりはないわけです。会社の業務やビジネス的な要請が当方ありませんから、何点でも、影響がないわけです(自己評価は別として)。
基本的に、趣味の読書・洋書版なだけなのです。

ですから、小池先生には申し訳ないのですが、ブログの内容も、この本を茶化したような感じになってしまったのです。
実際に真剣に受験している、又は受験したことがある、のならば、本のよいところを、細かくお伝えできるのですが、当方は、未受験で試験内容もほとんど知らないのですから、630点本を買って読んだとしても、良いところが具体的にわからないのですね。
従いまして、仲人口というか、歯の浮くようなホメ言葉になってしまったのです。

同様に、英検、TOEICともに、詳しい試験内容もレベルも知りませんから、ピカードさまのお話をきいて、本当にビックリしています。
それにしても、まさか洋書が読めない1級の方がおられるとは。1級の上は、ないのですよね。英語2段とか変ですものね。
ちなみに、当方、書道1級です(初段の一歩手前)。兄は師範代です。

ピカードさま、たまにお顔をだして下さい。当方、英語世界に詳しくありません。いろいろご指摘下さると幸いです。




by 足立sunny (2011-06-29 21:27) 

英語リーディングスクール

足立sunnyさま、とても興味深く記事を読ませていただきました。

私は英語の講師で語学学校で長年勤務してきました。仕事柄TOEIC900,英検1級をもっています。ただ最近は資格試験のための英語指導はやめて、ストーリーを読みながら純粋に英語をたのしむリーディング講座をやっています。

学校以外に英語(英会話)の勉強を本格的に始めるきっかけは鎌倉に住んでいたとき外国人の観光客に道案内ができなかったことです。Go straight.が言えませんでした。

その頃、英検1級やTOEIC900にあこがれました。それをもっているひとたちはどんな世界が見えるのだろう。英語がやはり日本語と同じように自在にあやつれるのだろうか。

これはあくまでも私の経験で他の方は違うかもしれませんが、今私は外国語として英語に不自由することはほとんどありません。ただし、母国語である日本語と比べると、自分の英語はまだまだだな、と思います。


以前の私のように、英語に自信のない日本人がたくさんいます。その元凶は自分の英語を自分の日本語と比べることではないでしょうか。外国語と母国語を比較すること自体フェアではありません。外国語はかならず負けます。それほど母国語(母語)はすばらしいものなのです。

変な話ですが、私が英語に自信をもったのはTOEIC900、英検1級をとったときではありません。そのときでさえ、自分の英語に物足らなさを感じていました。でも不思議なことに気分を変えて、中国語を始めて、しばらくたったとき、「あぁ自分の英語って中国語とくらべると格段にいいぞ☆」って思えました。やはり外国語は外国語同士で比べないといけません。

ちょっと話がずれはじめてます。(スミマセン)★

とはいえ、英語の資格試験というのは英語という言語を体系的に理解する機会を与えてくれます。私は仕事柄、生徒に英語を説明しなければいけないので、英検やTOEICの勉強をしておいてよかったなと思います。

と同時に資格試験では測れない英語力があるのも事実です。たとえば、英語でジョークを言う力、実際の英語の発音のよしあし、英語の文学作品を味わう力。。。こういったものは数値化できませんね。

それにいまTOEIC400点で伸び悩んでいるひとも、ひょとすると一度制限時間をなくしてじっくり解いてみたら800点とれるかもしれませんよ。これはぜひ一度おすすめしたいです。同じTOEICで400点の人でもたとえばリーディングセクションを75分のところを150分かけて解いてみる。時間さえかければ、600点、800点、いやそれ以上とれる日本人はたくさんでてくると思います。日本人はじっくり型ですから。

英語力を数値化することで、英語の学習のはげみにするのはいいことだと思います。ただし、数字であらわれない部分もたくさんあることも心にとめておきたい。そんなふうに英語となかよくつき合っていけたらいいのではないでしょうか。

アキヒロ





by 英語リーディングスクール (2011-07-01 03:00) 

足立sunny

英語リーディングスクール アキヒロさま、いつもありがとうございます。
今回、車海老 田部泰菜 先生をヒネリ出すのに一番時間をかけました(スミマセン)。

どうしてもオチャラケてしまうので、皆様にどのように伝わるのか、と思っていたのです。
実際のところ、当方、TOEIC とか英検とか、受験されることに対しては、賛成派なのです。自身の受験は別として、大賛成派といっても良いかと思います。
お受験などと茶化していますが、試験である以上、受験テクニックが存在するのは当然で、しかも、それは単なるテクニックではなく、その方自身の総合的な英語力の向上になるものなのですから、そのテクニックを身につけられることにも、(奇妙なテクニックでなければ)賛成なのです。

当方、以前は、弁理士として開業し(小さい特許事務所を構えていました)、日本企業の外国への特許出願(まあ全部英語ですね)も少しはしていたのです。ヨーロッパ、アメリカの代理人とのやりとりは全部英文レターですし、特許出願の中身は最新の技術英語のカタマリなわけです。
でも、実際には英語がそんなにデキナイので、英語のデキル知り合いの方に補佐をお願いし、自分はあまり英語の方はしていなかったわけです。当時、アメリカ帰りの工科大学出の先輩同業者が近くにいて助かりました。
自身は、どちらかというと、他にやることが山済みで、英語まで手が回らなかったというのが実情です。何とか無理やりヤリクリしてたという感じでしょうか。

その頃、先輩の一人はTOEIC受験を始めて、耳からイヤホンを離さず、2年もしないうちに国際的ポジションにつきましたし、後輩も、家出のドリッピーから始めてやがて国際特許事務所の外国部門に転職しました。
彼らの学習指標となっていたのが、TOEIC点数だったようなのです。

そのこともありまして、実は、英語学習のモチベーション維持というか指標としての受験は、日本人にとっては、必要なことなのかな、と思っております。
何かないと、日々のコツコツ勉強は難しいですし、どれほど英語力が付いたかを図るすべが他にあまりないわけですから。
各企業が、TOEIC 点数をモノサシに社員の英語力を判定するのは、他に有力な方法もなく、公平である、という面からも、時代の流れと思っています。
社員の方も、この点数で生涯が左右されるということならば、スコアアップは一家の至上命題で、当方のように、お気楽に読書しているわけにもいかない、とは思うのです。
ただ、ご指摘のように、時間内の点数は低くとも、実際に英語を仕事で使いこなされている方は大勢おられると思いますので、あまり過度にスコアにこだわることも弊害の一つかと思っております。
何かにつけて、日本人は几帳面なんですね。全てを深刻に受け止める国民性という感じでしょうか。

話が大変飛びまして恐縮ですが、アキヒロさまの鎌倉エピソードをうかがい、当方、なぜか少しホッとしております。
以前、新婚旅行でニュージーランドに行った際、全く通じないバニラ失敗を体験し、イギリスからの観光客オバサン軍団に「なぜピックアップのバスは時間通りにここに来ないんだ、お前がどうにかせい」と責められてシドロモドロ説明した当方と、それほど変わりない時代もあったのか(ソンナコトハナイ!)と、ひとり感慨にふけっております。

で、ですね。ハングリーフォワーズですが、3週間前から3つ始めています。アメリカスラング、TOEIC、ビジネス初級です。確かに、毎日毎日、どんどん来るという印象ですね。例文は、ご指摘どおり、けっこう実用的というかいい感じで、スピードもゆっくりめではありますがいい感じの気がします。
これを続けると、ノビますね。コツコツにピッタリです。

ちなみに、当方の所属しているNHKゴガクルも、同様のフレーズ、文の聴き取り、和訳などが、NHK全番組の中から自分で好きなように選んで、行えます。そのうち、ゴガクル特集をするつもりです。
ただし、こちらは、任意・自由意思なので、存分にサボルことができます。当方、もう1週間もゴガクルしておりません(もっとも、普段から日記付けしかしてません)。
ですから、ハングリーのように、メールで毎日の方が、一般の方や、当方のようなナマケモノには実効力がある感じがします。

ブログ同様、コメント話も長くなって恐縮ですが(本当に長いですね。最長コメント更新。ギネス申請してみますか・・・)、できるだけ、英語を勉強される中高生や一般の方、そいして英語関係の方の、「気休め」「たまには笑いを」となるようなブログ記事を書いてゆきたいと思っております。







by 足立sunny (2011-07-01 12:50) 

英語リーディングスクール

ハングリーフォワーズ、私も3つ(TOEIC、スラング、旅行)登録しました。が、だんだんなまけものになってきて、最近は見覚えのない単語のみ開いています。

NHKゴガクル、はじめて知りました!これもすぐれたサービスですね☆多言語を覚えたいひとにぴったりです。


by 英語リーディングスクール (2011-07-01 22:37) 

足立sunny

英語リーディングスクールさま、ありがとうございます。
実は、ゴガクルは多言語マスター・多言語学習者のかたまりです。3つぐらい同時にされている方がたくさんおられます。
当方は、日記をボチボチ書いています。

話は変わりますが、一寸法師のmother and Fatherですが、Mr.and Mrs.の方はMr.が先なのに、子供の視点で父母となるとmotherが先にくるのは、大変興味深いお話ですね。一家的な感じと、父母的感じではやはり違うということなのでしょうか。まあ、向こうの方は何をおいてもmotherという感じが強いですから、そういう気はするのですが。

それにしても、どうも読書だけでは脳が限界のようなので、ハングリーで少しでも単語力アップを心がけようと思っております。ただ、ハングリーを用いても脳が拒否したらどうするか、考えていないのですが・・・。
by 足立sunny (2011-07-02 01:08) 

英語リーディングスクール

足立sunnyさま、初級クラスの「一寸法師」を読んでいただいて恐縮です。

mother and father に続いて『オズの魔法使い』でもaunt and uncle を発見!☆

日本語であたりまえのことが別の言語ではちがう、これこそ外国語学習の醍醐味ですね。


by 英語リーディングスクール (2011-07-04 01:29) 

足立sunny

英語リーディングスクールさま、ありがとうございます。

エエトですね、字が大きくて、携帯でもみやすいですよね。やっぱり、携帯から読んでもらえる工夫がブログには必要ですね。グッと身近に感じます。
当方も、読みやすかったです。一寸法師、意気軒昂で、うらやましです。
実のところ、やさしい話の方が読みやすいので、初級が一番好きなのです。でも、初級でも、常に新しい発見が待っていますね。知らないことばかりなのを痛感します。

また、当方、日本の文学作品の英訳版は、現在まで、全くと言っていいほど読んでいないのです。
唯一読んだのが、講談社英語文庫の「霧の向こうの不思議な町」と徳間文庫の「佐賀のがばいばあちゃん」の2冊です。
さらに申しあげますと、集めてもいないのです。
理由の一つは、日本語の本の方を既に読んだものが多いからなのですが、もう一つの理由は、昔話系の場合、複数の筋書きの話が伝わっていることが多いので、英訳版を読んでいると、(自分の記憶している筋と違ったりして)筋書きに違和感を感じるのではないか、という懸念があるからなのです。昔、拾遺物語とかその辺を読みすぎた弊害です。
でも、ボチボチ収集を始めようかと思ってはいます。

それはさておきまして、ですね。
「オズの魔法使い」ですが、ご指摘のところは、Munchkins に対してDorothy が言った[I am anxious to get back to my aunt and uncle, for I am sure they will worry about me.Can you help me find my way?] のセリフのところですしょうか。よく見つけられましたですね。
IBCラダーの方では、現代風にして「I want to get back to my aunt and uncle because I am surre they will worry about me.~」になってますが。
確かに、aunt が先ですね。やはり、個人の問題というか会話の話というか、そういうところでは、女性の方が先にくるということでしょうか?
地の文というか、ドロシーの言葉でない文、普通の説明の文では、Ancle Henry and Aunt Em となっているんですね。でも、ドロシーの言葉の時はAunt が先に来る、実に面白いですね。
無口で仕事人間の叔父との接点があまりないとしても、そういうドロシーの個人的感情ではないようですね。
実に不思議な言い回しの逆転現象です。

英語の世界は、やはり考え方の組み上げ方が、どこか違っているんでしょうね、日本とは。

いろいろと面白いお話が聞けて、うれしいです。









by 足立sunny (2011-07-04 03:58) 

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