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熱+咳+本+妄想=[英会話学校に行かない人ほど、うまくなる] の巻 [英語上達本の話]

 熱+咳+本+妄想=[英会話学校に行かない人ほど、うまくなる] の巻

タイトルに、意味もなく、凝るんですね。
しかも、ブログに出てくるお話が、途中まで、アサッテ的に違うんですね。
GOOD DAY BOOKS(恵比寿)のお話なんかが、書いてあるのです。
タイトルのカッコの話は、なかなかマトモには、出てこないのです。
最後に、エンエンと、出てきますけれども、ですね。

日本語では、これを「支離滅裂」といっています。
ぜいぜい、ハアハアと読み進んでいただけますと、いつか、どこかで、「ああ、コレのことね」、という時がたぶん来られると思うのですが、ですね。

★デダシから調子がくるいます。

当方、昔から、知恵熱とか風邪でよくダウンするのですが、今回は、風邪にやられております。
症状は、「発熱」、「妄想」、「鼻水」、「咳」、「食欲増進」、「読書欲増強」です。

風邪を引くと、手当たり次第、無性に食べたくなるんですね、昔から。
読書に対する欲求も、異常に高まります。
妄想が、湧きます。

風邪は万病の元といいますが、実のところ、「風邪をひくほど身体の抵抗力が弱っている」ことのあらわれです。
風邪を治すのは、あくまで身体の中の免疫システムで、風邪薬などは対処療法の一つです。
本当に深刻なものや、インフルエンザですと、お医者様が欠かせないのですが、当方の風邪ぐらいですと、食べて暖かくして寝ていれば、からだが何とかしてくれるはずです。

そこで、ですね。
スーパー&おせんべいやさんが並んでいる商店街で、お煎餅とチョコレートを数種類ずつ取り揃えて、お肉も、「鳥とブタ」を少々。他の食材も、いつのまにか、買っております。
牛さんは、風邪で腸の機能が低下しますので、肝臓への負担を考えて、断念しました。

さらに、こんどは駅ビルのスーパー1,2F&薬局3Fへ遠征しまして、といっても歩いて3分ぐらいなのですが、
「新鮮朝取りタマゴ」を、おおお、これだ!とカゴに入れ、レジ前でつい目に付いた「ウコンの力」を買い、
3Fで、やはり備えとしまして風邪薬を買いまして、
帰りに、駅前のいつもゆくタバコやさんで「LARK 9ミリ ロング」20本入り410円を買いまして、ぜいぜいいいつつ、横断歩道を何とか横切ることに成功しました。
太平洋横断じゃないのですから、まあ、普通に歩いていればいいのですけれども。

★早く家で寝た方がよいのですが。

で、無事渡りきった先にあるサンマルクカフェで、一休み。
ブレンドコーヒー&シナモンレーズンパンがいつものコースです。

なぜか、バックパックの中から、


PB「Winter Frost (R.D Wingfield)」 現在241頁/508頁


絵本「THE SAILOR DOG (Little Golden Book  CLASSIC)」未読


やさしい児童書「Magic Kitten」 (SUE BENTLEY)


NHKCD BOOK「わらしべ長者」未読、未聴 


[英会話学校に行かない人ほど、うまくなる]というタイトルの本、

を取り出しまして、テーブルに置きます。


★わざわざバックパックを背負っていったのは、本入れなんです。

本は、5種類、5つ、必要なんですね(??)。

一応は、読みかけのフロスト刑事モノPB「Winter Frost (R.D Wingfield)を読みたいわけです。
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一番下のが、今読んでいる5冊目のフロスト物
一気に読めないのですが、半分近くまで、読み進んできました。

しかし、アタマがふらついておりますから、少し読みますと、目がくらみます。フロストがムリムリ動きますから、余計にアタマがくらくらします。

そこで、気分休めの「絵本」が必要となるわけです。

★絵本のまえに、帰りなさい。

今回選んだのは、リトルゴールデンブックのひとつなのですが、これは、近々一日1分やさしい洋書で登場させる予定の本です。
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冒険なんですね。
パラパラとは以前読んだのですが、どんなものか、ざっと全部読み直したいわけですね。

★もう十分なんですが。

そして、もう一つ、「やさしい洋書を楽しく読もう」でご紹介したいと思ったのが、児童書のコレ。

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タダの子猫じゃないんです。

Flame君っていうんですがね、ネコは仮の姿。ある王家の跡取り、プリンスです。
面白そうですし、表紙が、もう、たまりませんね。読まなくても、飾っておきたい。

というわけで、これもですね、買った当日というか昨日ですね、第2章まで読んだのですが(これはスグ読めます、やさしいですから)、第3章からチョット読もうかな、ということで、持ってきたわけです。

★ここからは、ちょっとマジメなお話みたいです。本屋さんのお話ですね。

この本をですね、買ったお店というのが、恵比寿の駅近くにあります(歩いて1分)、
「GOOD DAY BOOKS」、
(たぶん)スティーブさんのお店です(渋谷区恵比寿1-11-2アサヒビル3F)。
英会話も教えていると、看板にはありますね。

書店の中&本の詳細は、GOOD DAY BOOKS オンラインサイトで
 
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本は、いろんな洋書(新刊・一部古本)がドドドーンとある洋書専門店なのですが、この人が、実にカッコイイ紳士なんですね。

ただ、日本語はしゃべりません。英語オンリーです。
英語のしゃべれないお客さんが、来ないからでしょうね。

このお店では、当方は参加しておりませんが、読書会や討論会などもされているんですね。

実は、5月に知ったんですけど、まだ3回しかいったことがなくて、行く度に、「Baby-sitters club」の第1巻~第4巻のアメリカからの取り寄せをお願いしようと思うのですが、
英語がうまく口をついてでないので、チョビット本を買って、スゴスゴと帰ってくるのですね。

日本語でしゃべっても、多少は理解してくれるのでしょうが、返事が間違いなく英語で、ヤリトリが英語ですからね。
そのうち、ちゃんと注文できると思うのですが・・・。

当方の買うような児童書は、そうたくさんは置いてないのですが、なかなか面白いやつはあるのです。
今回は、5冊ほど買ってまいりました。特色的なのは、児童書の次の2冊。
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NHKでもやっております、ペンギンズの映画版のノベライズです。
うちに、これの「2」が既にありますから、ちょうど欲しかったわけです。

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Andrew Clements の児童書は、どれも面白くて集めているのですが、中学・高校生が気軽に読めるほどは、やさしくないかもしれません。
けっして難しくはないのですが、日常でよく使われる英語特有の言い回しがたくさん出てきます。

ただ、このような児童書を数読めば、リーディング力は、一気に向上します。
ペーパーバックや大人向け記事文章へのツナギの役割としても、児童書の読書は欠かせません。


★途中の話が長かったですね。早くしゃべれるようにならないと。

で、おもむろに開きますのが、
NHKCD BOOK「わらしべ長者」未読、未聴 です。

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やさしいリスニングのCDブックです。

でも、当方が買ってきましたのは、実は、リスニングが主目的ではないのです。
当方、昔ばなしとか古いお話がけっこう好きでして、高校生の頃の愛読書が「宇治拾遺物語」「今昔物語集」だったのですね。
この両者には、ちょっと怖い話から、不可思議な話まで、ズラッと古い語り継がれたお話が詰まっているのです。

宇治拾遺物語 - Wikipedia (これを押すとブログに戻ってこれません)

今昔物語集とは? (これを押してもブログに戻ってこれません)


そういうわけで、いわゆる「昔話」も好きでして、アニメの「日本昔話」も、欠かさず見ていた次第です。

ところが、ですね、よる年波といいますか、「わらしべ長者」のお話の内容を、すっかり忘れてしまったのですね。
ブックオフでこの本を見たとき、話の中身を、全然、思い出さないのです。

まあ、それでですね、
どんなお話だったのか、どうにも気になりまして、確認するために買ってきた次第です。
CDの朗読ブック(英文のスクリプト付き)ですから、リスニングもできて、一石二鳥なんですが、
さて、どんな話だったかと、ちょいと広げてみたわけです。

★いよいよ、本題の「タイトルの本」のところにいくらしい。初めから、これだけ書けばすっきりと済むものを。

しんがりに、控えしは、この記事のタイトルにもあります、
[英会話学校に行かない人ほど、うまくなる]というタイトルの本です。
古市 幸雄 著 (ダイヤモンド社)

この本を、おごそかに手にとって、冷めたコーヒーをすするわけです。
タバコの山を、少し片付けなければ・・・。

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表表紙

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裏表紙

昔から、この手の本は、大好きなんですね。
ウンチクを語るというか、ノウハウを開陳するというか、そういう本です。
自分でも、ノウハウ本を出していましたからね(「こうすれば弁理士になれる」実売1万部)。

「英語の学習法」「英語のやり方」を書いてあるわけで、実際に何かを行う、習得するという本ではありませんから、電車のお供とか、熱のあるときに読むには、ピッタリの本なんですね。

しかし、ですね。
かかしは、scarcrow.
(こいつは出てくると覚悟されました、ですかね)
 
今回、この本を採り上げますのは、単に、そういう意味ではないのです。

久方ぶりに、読んで「納得する」本だったのです。
納得という言葉は、まだ英語が不十分な当方が使うのには、ちょっとおこがましいのですが、

まさしく、「わが意を得たり」という内容の本なのです。

まあ、主に、英文のリーディングに関する部分が、共感というか納得・共鳴するわけですが、それ以外でも、なるほどとうなる部分ばかりなのです。

実際に読んでいただかないと、その具体的な意味するところは、むろん正確には伝わらないのですが、本の各項目の見出しが、わりと正直な内容ですので、

以下に、注目すべき見出しを、あげてみたいと思います。

少し、本のタイトルがセンセーショナルなのは、注目度を上げるためで、仕方のないところです。


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勉強時間については、まさしく同感です。
英語に限りませんが、「絶対量」が足りませんと、質に転化しません。
英語ができないのは、たんに勉強時間が少ないからだ、は誇張ですが、絶対量を増やせば、いつか質が劇的に向上します。
まさしく、「英語漬け」が、英語力向上の決め手と思います。


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これは、実感します。
読むのは何とかなりますが、当方、ライティングはアウトです。
文はそれなりにアタマに浮かぶのですが、サッと書けません。


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難し過ぎることに手を出すよりも、好適なものを継続して、というお話ですね。
新聞、雑誌類を読むな、手を出すなといっているのではありません。
逆で、新聞を継続的に読むことは、非常に有益、と述べています。

ただ、TimeやYew york Timesなどは、アメリカの知識人層が読者で、記者も腕を持っているのだから、わざと難しい英語で書かれていると指摘しているわけですね。
だから、教材と思って飛びつくのは避けるべきで、学習には不向き、だと述べています。

まあ、当方も、難しいとは思いますけれど。
大阪方面では、皆さん熱心に読まれているのですが、1級保持者とか、PBを読んでベラベラしゃべれる人とか、けっこう英語のできる方ばかりですからね。英語の上級者は、読まれてもよいと思います。
そうとう出来るようになってからでないと、学習には不向きだと、当方も思いますが。


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英会話学校は、英語の練習の場という位置付けのようですね。
少なくとも、基礎が全く出来ないうちにゆくべきところではない、と。
習いに行くのではなく、英会話の実践の場の一つとしてならば、考え得るとしています。

当方は、いけるならいった方がよいと思いますが(お金と時間があれば)、教わる時間、内容ともに、非常に少ない量ですから、自分で別に(学校外で)、「量」を相当増やす必要はあると思います。
量を補えれば、実践の場を確保できるメリットは、十分あると思います。

当方も、お金があれば、通おうかと思っています。
お金があれば、ですが、ですね。
全くないのですけれども、ですね。

本当の初心者向きではないけれど、スカイプのレッスンが、安くてイイデスネ。これなら、当方でも、工面がつきそうです。
英会話教室に通うとしても、リスニングはゼロ近辺でも、リーディングの蓄積が多少ありますから、「英語を始めてまず英会話教室に」、という方よりは、活用度が高いとは思います。


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テレビドラマだけを推奨しているわけではないのですが、日常で使われる自然な英語が、場面とともに深く記憶されるので、特に有効と述べています。
このあと、他のリスニング教材の良否選別、使用法ノウハウなども書いてありますね。

☆☆
ざっと、目次だけを追いかけてみましたが、なかなかいいことが書いてあるように、思えます。
ただ、難点は、あたりまえですが、この本は、勉強を始める前の指針本で、

実際にやらないと、何も向上しない、ということです。

熱で浮かれた状態で、この本を喫茶店で読んでいても、
英語力は向上しないぞ、 SUNNY君!

ということですね。

でも、この手の本は、止められないのですね。
先日取り出したダンボール箱にも、たくさん詰まっておりました。


★いや、ほんとに、どこまでひっぱるんだか。

そういうことで、時間もまいりましたので、サンマルクカフェから退出し、家に帰ってきた次第です。
早く寝た方が、よいかも。
こういう、くだらないブログを書いている場合ではないかもしれません。
熱も、39度近くだし。

では また。


西新井sunny-side up の近況

特に変ったことはないのですが、大阪方面で通訳ガイド試験を受けられる方がおられるので、応援しております。

先週のTOEICなど、頻繁に試験が続く方は大変だと思いますが、原動力というかモチベーションの一つで、英語漬けとなる材料ですから、頑張っていただきたいと思います。

ひとそれぞれ、勉強の仕方は違いますが、「使える英語」の習得にむけて、当方もボチボチですが、前進したいと思います。


一日1分やさしい洋書は、第2回 The enormous turnip(1) が始まりました。2話完結。
必ずしも、物語に限定することなく、やさしい英語の文章を、ご紹介していきたいと思います。
タイトルは、「一日1分やさしい英」の方がよいか、再考中。 
    


「こんどこそ英語は大丈夫」、は大丈夫? [英語上達本の話]

「今度こそ英語は大丈夫」は、大丈夫?

皆さん、あけましておめでとうございます。

皆さん、カリスマ英語講師の足立sunnyです。

クリスマス酔いですね。

えっと、ですね。
クリマスも無事終了いたしまして、本日、めでたく、売れ残りのケーキ=大特価を食べながら一息ついている、読書一筋、足立sunnyです。

前回のブログで読破宣言致しました、The Scarecrow and his Servant (PHILIP PULLMAN)ですが、現在45頁/230頁、ほとんど進んでおりません。
モノスゴク面白いのですが、進まない理由が、ひとつ。

それは、他の本を読んで、ウンウン唸って考え込んでいる、いるからです。

その本とは?

{こんどこそ英語は大丈夫}
高校生のための英語道
(東進ハイスクール講師 今井 宏 著 東進ブックス2005年)
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いまから、5年以上前の本です。
有名予備校のトップ講師の方の、高校生のための、真に身につく新しい英語学習法のホンのようなのですね。
先日取り出した、押入れのダンボール箱の中に、入っていました。

途中まで、実によい感じのことを述べられています。

新しいというか、氏の考える真に身につく英語学習法とは、何か?
この本は、章が、英語道初級、中級、上級、黒帯に分かれています。
そのなかで、「英語道初級」と「英語道黒帯」を、ちょっと出してみます。

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この本の中で述べられている英語学習には、いくつかの柱があるようなのですが、
大きくかいつまんでご紹介しますと、

その柱は、

(1)文法の基本問題を何度も反復して解く(例えば、1000問を7回ずつなど)
英語は体力だ。英語は筋トレだ。運動トレーニングのように、反復くりかせば、英語の基礎体力がつく。

(2)テキスト本を30回とか40回とか、繰返し音読し、平行して、ネイティブの発音を繰返し聴いて、発音を向上させる。発音のよい先生の授業を受け、音楽CDを、歌詞カードにかぶりついて、繰返し聴く。


(2)英単語は、文法書&文法問題をやりながら、自然と増強してゆき、そのあと、徹底的に書きまくって覚える。単語集を暗記したり、タダ読んでいるだけではダメで、徹底的に書きまくることが肝心。

(3)リスニングCDは、リスニング5回、音読5回を1セットで、それを5回繰返し、都合25回繰返すことで、音をしみこませる。

(4)学習がだいぶ進んだあと、英語道黒帯に移行する段階では、
1枚の映画DVDを、一日1回で5日間、5回くりかえして見る。

などなのです。、

結局のところ、

「くりかえしの反復解読による文法の習得」
「くりかえし書くことによる単語の習得」
「テキスト本のくりかえしの音読」
「くりかえしのリスニング&くりかえしの音読」
のようなのですね。

音読については、著者の体験からにじみ出たもので、音読によって、いかに自身の英語力が変貌していったかも記されています。

むろん、トップ講師の先生ですから、このような指導による生徒さんの実際の変貌も、実感としてあるのだろうと思います。


音読関係の出版でいいますと、例えば、

「英会話ぜったい音読」(国弘正雄編、千田潤一指導 講談社パワーイングリッシュ)が、2000年。

「5文型で話せる音読英会話」(晴山陽一 青春出版社)が2003年。

「Z会の音読英単語シリーズ」が、2003年。

というように、出版されています。

Z会は、受験大手といってよいでしょうから、2003年頃には、「音読」が受験英語の世界に入ってきていた、という計算になります。
リスニングが受験に必要になった、そういう事情が一番の原因かと思うのですが、ですね。

{こんどこそ英語は大丈夫}も、予備校講師の方の本ですから、各大手予備校でも、受験アイテムとして、生徒に音読を勧める、そういう時期かとも思うのです。


☆☆
で、ですね。

先の柱のようなものは、いずれも、「超くりかえし」が主になるわけですが、方法論としては、これは、ワリと理にかなったものだと思うわけです。
反復は、記憶の必須要素です。

文法1000問を7回も繰返して解けば、出題されている大概の文法事項(基礎文法)は、アタマにはいるでしょう。

テキスト本のくりかえし音読30回も、リスニングCDのくりかえしリスニング&くりかえし音読25回も、相当の効果を挙げるものと思います。

英語道初級の段階で、徹底したくりかえし学習を推し進めることは、クモンではないですが、基礎体力的な英語の力をつけるとは、思います。
受験的にセレクトされた問題で、受験的にセレクトされた文法事項であったとしても、こうした繰り返しによって、身に付けさせられたものは、自身の英語力として、ある程度定着するものと思います。
むろん、おそらく、「受験のための英語力」でしょうが、ですね。

英語道黒帯に移行する段階で、1枚の映画DVDを、5回みれば、ある程度内容を理解したリスニングも可能となるでしょう。
これを相当数の映画でくりかえせば、かなりの実践的リスニングになると思います。
当人に、それほどの時間と、耐久力があれば、の話ですが。
毎日2時間、DVDを見れる人は、そう多くありません。英語習得という強力なモチベーションがなければ、掛け声はいいけれど、実際にやる人はいない、ということになるでしょう。

これをいうと誠に失礼ですが、おそらく、著者ご本人も、これは実行されていないことでしょう。


で、受験とか、英語学習ということでは、それでよいように思えるのです。くりかえし、くりかえし、によって徐々に身につけていく、ジミですが、必須の要素を持っています。


☆☆
しかし、どうやら受験がおわったと思える、「英語道黒帯」のなかに、
どうにも腑に落ちないある一連の文章」があるのです。

それは何か?

それは、以下のような文章なのです。

ここは、少し長いのですが、ニュアンスを損なわないため、(話の最初の部分はカットはしますが)、原文をそのまま、正確・完全にうつさせていただきます。
著者の真に意図するところは、本を買って読んでいただかねばなりませんが、予備校での学習を終えた=それなりの英語力を身につけて大学に合格した、あとの英語道=英語黒帯、についての、不可思議な記述です。

☆原文そのままー大学進学後のおはなしと思われるー☆
(前略)
そうして、まず基本的な文法とボキャブラリーを身につけ、ネイティブスピーカーたちと等質の一般教養を養成し、音読・スラッシュリーディング・シャドウイングを徹底的に継続し、DVDやニュース番組をエンジョイして2年ぐらいが経過するものと思います。

 大学での、だいたい2年間を使って、皆さんは文字をあまり使わずに「英語の達人」になっています。「和訳の達人」ではなく、「英語の達人」であるところが、いいじゃないですか。
「英語の達人」は読むスピードが違いますよ。「和訳の達人」はとにかく読むスピードが遅すぎます。1ページに15分もかけて、ふーふー言っている。NewsweekやTIME一冊に5時間以上かけて、それでも全然終わらない。カッコわるーい。ペーパーバック1冊に1ケ月もかかっていたんじゃ、面白くも何ともないでしょ。「和訳の超達人」のはずだった予備校講師のスピードを思い出して下さい。すんごい遅かったでしょ。決められたテキストを最後まで読み終われない。今後皆さんがいくら「和訳の達人」になっても、期待できるスピードはあの程度。

「英語の達人」は、ペーパーバックなら、まあ1冊を3日ぐらい。Newsweek やThe Economist なら2時間ですかネエ。東京駅で新幹線に乗って、途中でちょっとコーヒーを飲みながらひと休みして、新幹線が名古屋を過ぎて京都に到着するころまでに一冊読み終わる、というペースです。これはかっこいいですよお。

 2年後には、いよいよリーディングスタートです。どんなに忙しくても、1日に少なくとも30ページは読んで下さい。飲み会があろうと、デートがあろうと、理想的には1日に平均50ページは読んで欲しい。年間で、20000ページ近く読むことになります。20000ページと言われるとビックリするでしょうが、和訳するんじゃないんだし、かなりのボキャブラリーが身について辞書を引く必要もない。ネイティブ的教養もあるから、とっても読みやすい。これなら、年間20000ページ読破もけっこう楽に実現できると思いませんか。

 今日まで、皆さんは日本語でたくさんの読書をしてきたと思いますが、いままで読んだだいたいのページ数を計算してみてください。一冊平均250頁として、1年間で80冊読むと20000頁ですよね。今まで、それほどたくさんの読書をいていました?日本語でさえ、そんなに読んできた人は少ないでしょう。それを、2年後には、「英語で」実現しようとしているです。う~ん、カッコいいよネエ。

その域に達すれば、もうTOEICやTOEFLだのの長文問題でビクビクすることはないでしょう。その域に達する若者がこれからどんどん増えてくることを心から期待しています。「和訳しながらやっとのことで1ページ30分」とか「文法はわからないがハワイでショッピングができる」程度の英語力に満足しないで欲しい。20000頁を毎年達成している、教養あふれる若者達が、ネイティブ並みの発音とスピードで、国際社会で日本人として堂々と意見を発表し、世界中の人々と議論をし合えるようになる、予備校教師としてみんなの顔を見ながら私が夢想するのは、そういう素敵な日本の姿です。

☆原文そのままー終わりー☆


この文章は、ある意味、理想論というか、机上の論理なのですが、「モノスゴク肝心なあること」が、「5つほど抜けている、ないしは、話が飛んでいる」ように思えるのです。

(1)
何を(どんな類の英文を)?30頁~50頁読むのか。

(2)
頁は、何を想定してはじき出しているのか?
(PBを30頁と、TIMEを30頁とでは、天と地ほど換算値が異なります。絵本を30頁と、児童書を30頁とPB30頁でも、全く異なります。)
(もっとも、著者は、絵本などは眼中にないでしょうし、児童書という分野の本は、全く知らないと思われるのですが。)

(3)
予備校講師ほどの英語が出来る「和訳の達人=スゴイ量のボキャブラリーと文法力を有している人」が、1ページに15分もかけて、ふーふー言っているというのに、普段日本語の読書もロクにしていない者が、学習を積んで、いくら日常的に英語が使える段階であったとしても、「どうやって?」、いきなり一日30~50ページもの量の英文:それも難しい英文を、継続して毎日読むことができるのか?
それまで、毎日でもなく、ときどき1日最大で1千字ぐらいの英文しか読んでいなかったのに、ですね。急に、PBや、タイムとか英字新聞とか、読めというわけなんですね、多量に。

(4)
かなりのボキャブラリーが身について辞書を引く必要もないのは、1年20000ページを継続して読んだあとのことだと思われるが、で、スタート時点で、どうやって未知の単語、未知の言い回しの多く含まれている文章を、30~50ぺージも読み進めていくのか?
最初は、まさしく、15分1ページの「和訳の達人」と同様にしか、ならないのではないか?1時間に4ページだと、50ページ読むのに、12時間必要になるが。
達人の予備校講師をはるかに凌駕するほどの英語力を、会話だけでなく、スラスラPBなどが読める力を、氏自身のメソッドだけで、受験&大学の2年間で養成できるものなのか?
英語だけやっているわけでもないのに。

(5)
読書の量と読むスピードに関して、日本語の本と英語の本とを、ページ数で単純比較するのは、不当なのではないか?
例えば、当方は、文庫本サイズであれば、250頁の本を1日2冊読むことは、そう難しくはないのですね。それでも、読むスピードは、必ずしも早いとは言えません。
年間200冊は、少なくとも毎年読んでいますし、英語の本を読まなかった時代には、月に30冊以上読むことも珍しくありませんでした。囲碁の本だと、1日4冊でも読めます。
英語の本PBは、仕事以外、他に何もしなければ、一日100頁ほど(1時間30頁×3時間と少し)は読めますが、丸々一日あったとしても、途中でダレルので、1冊は読み終わりません。
でも、丸2日あれば、お気楽PBの、300頁台のものは読み終わります。
TIMEなどの雑誌については、5時間どころか10時間かかっても、読み終わりません。そもそも、使われている英語が、かなり面倒くさいのです。


☆☆
つまりですね。
20000ページを読んで欲しいと言っているものの、何にも具体論はないのですね。

自身が本を読んでいないこと、自身の体験から来るススメでないことは、明らかなような気がします。
PBとNewsweek,TIMEなどの雑誌の英語、英文の難易度の検討もありません。

これでは、ある程度英語学習が進んできたら、
思い切って英字新聞やPB原書を、読み進めましょう。
ナマの英文、原書にどんどんチャレンジしましょう。

といっているのと、あんまり変わりがないように思えるのです。
方法論もなく、具体的指摘もなく、毎日50頁、年間20000頁のPBや雑誌を読めるのならば、何の苦労もいらないのですね、と皮肉りたくなる記述なのです。

どうして、そう難しいことに、一気に跳躍してしまうのか?
ある程度の英語学習&受験を終えると、どうして次は、一足飛びに、
英字新聞、
PB、
TIMEなどの雑誌、
にチャレンジになってしまうのか?
あこがれとか、そうありたい、とかは強いのですが、多くの方は、そのギャップを容易には埋められないのです。
ある程度英語の成績が良くて大学に合格した、その後も少しリスニングの学習を続けた、そういう段階で、TIMEや英字新聞が、スラスラ読めるはずがないのです。PBもしかり。
もしそれが可能ならば、日本の英語教育は、これほど批判されていないでしょう。

英語道初級には、大いに賛成できる点が多いのです。
中級~以降も、同様です。

しかし、そこから、急に話が空想の世界・理想の世界になってしまうのですね。
知識人や、英語の先生に、よくあるパターンです。

具体的な実行方法が、全く示されていません。
個人の努力で、何とかして欲しい、やればできるだろう、そういう話のように思えるのです。

そうしますと、ですね。
「今度こそ英語は大丈夫」という前半のお話さえも、使える英語を身につけるというお話ではなく、「受験にはこれで大丈夫」、ということのように、思えてきてしまうのです。

結局は、従来の受験勉強に、繰り返しと音読の効用を入れただけなのではないか?
その手法は、効果が高いとしても、あくまで受験用のヒトコマなのではないか?

そんなことをついつい、考えてしまいますと、アレコレ悩んでしまいまして、
Scarecrow の読書が思うように進みません。
Scarecrowさん、 ちょうど、今、芝居の公演に出演することになって、楽屋に入ったところなので、目が離せないところなのですが、ですね。

この方の論調を否定したり、揶揄する意図は全くないのですが、
「やさしい英語の読書」を、英語学習の初歩段階から取り入れるべきである、
という当方の主張とは、全くかけ離れています。

ある程度の文法アンドボキャブラリーを有しているものの(高校卒業以上)、
いきなり難しいことをしようとして、
英字新聞も、
PBも、
TIMEなどの雑誌も、
ほとんどの人が、挫折して来たのですね。

その後の、超人的個人の努力・英語学習によって、これらは、一部の人だけが、克服してきたのです。

当方は、そういう英語教育であって欲しくないんですね。
確かに、いくら改善しても、個人の相当の努力ナシには、TIMEが読めるようにはならないでしょう。
英字新聞もしかり、です。

しかし、現在は、その努力の土台すら、学校段階で養成できていないのです。
予備校でも、同じです。受験に必要ですから、難しいことにばかり、取り組んでいます。
その難しいことのエッセンスを、効率よく習得させようとしているのです。
身につく英語に取り組んでいるのではなく、あくまで、受験予備校なのですね。

だいたいパラグラフリーデングなどという、ちゃんちゃらおかしい話が、まかり通っています。
普通に読んでも読めないものを、先を類推したり、キイポイントの文を抜き出したりして、どうやってマトモに読むというのでしょう。
それは、普通に読める人がやることです。

当方が、一度読んだPBを再読するとき、テキトウに流し読みすれば、1冊2時間ぐらいで読み終わります。読む必要のないところを、全て飛ばしてしまうからです。

英文新聞記事や、雑誌記事などでも、場合によっては、読み飛ばすこともできます。どこに、興味のアル必要な事項が書いてあるか、記事の分野によっては、わかる場合もあるからです。

しかし、このような小手先のテクニック、本末転倒の事項を、英文を読むさも重要事項のように取り扱っている本が多いのですね。

当方は、大いに言いたいのです。

「はじめから一つひとつキチンと読みなさい」

読めるようになれば、自然と、テキトウに飛ばし読みできるのだから、そんなことを重大事項のように教える、解説するのは、話がアベコベなんですね。
そういう風だから、マトモな環境にならない、そう思うんです。

☆☆
当方は、実のところ、思っています。

TIMEなんて読めなくていいんじゃないのか?
英字新聞なんていらないぞ!日本にだって新聞はある。
世界情勢だって、いろんなお話だって、翻訳版や日本語の本で十分じゃないか


ただ、ですね。
しゃべれないし、聴いてもわからないし、あまり難しくない英文も読めない、
それが高校卒業生の平均的な状態だという、そういう英語教育・英語環境は、できればもうやめにしたい、そう願っているのです。

せめて、熱心に学習してる普通の高校生であれば、ある程度は聴いてわかる、ある程度は英文が読める、そういう土台を、高校卒業までに作れる、そういう環境でありたい、そう思うわけですね。

☆☆
最後は、ナンダカまた変な話になってしまいましたが、次回も、ダンボール箱所蔵本について、いくつか採り上げて、お話をしたいと思います。
何だか、愚痴みたいな話なんですけれども、ですね。

では また。


西新井sunny-side up の近況

少し本を買ってまいりましたが、その本は、次回のお話の際に、登場させたいと思います。
まだ、一日1分の本日分を書いていないのですが、現在午前1時40分ですので、これから急いで書きますと、徹夜になります。
で、本日も仕事ですので、そのまま行きますと、クライアントに申し訳のない事態になりかねません。よって、手前かってではありますが、一日1分は、半日お休みをいただきたく、お願い申し上げる次第です。
Thumbelinaの最終回は、本日午後8時頃、上程する予定です。
では。


英語を断捨離 のススメ VS  第1巻はないけれど超お買い得ペーパーバック6冊GET  [英語上達本の話]

英語を断捨離 のススメ VS  第1巻はないけれど超お買い得ペーパーバック6冊GET の巻

皆さ~ん、絵本読んでますか?

季節が春に近づきますと、おかしな言動をする人が増えますね。

ここで1句。
未読本 ふえるばかりで 表紙だけ 記憶に残る あたまの片隅

☆☆
さて、
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英語を断捨離 
昨年のキーワードです。たぶん。
一昨年のキーワードかもしれません。

断捨離の断行は、目的達成のための英語学習に、欠かせないようです。
これは、自分のことはさておいて、
当方も、一応認めざるをえないところであります。

えっと、
前回はメルマガを巡ってアレコレ奨めていたのに、今度は断捨離かい!
そうお思いの貴方。

英語学習をやっていますと、右と左とナナメに、こころが動くんですね。
アサッテにとびますね。
ああしようか、こうしようか、どうしようか、とですね。

リスニングやらなくちゃ、聴き取れないし。
文法やらなくちゃ、問題解けないし、作文も出来ないし。
音読してシャドウイングもやらなくちゃ、しゃべれないよう。
どんどん本も読まないと、インプットしていかなくちゃ。
問題集はやりこまなくっちゃ、毎日毎日。

とにかく、タマゴが先かニワトリが先か、やることが目白押しなんですね。
優先順位をつけろといっても、たいがい、つきません。


で、ですね。
ブログの文字が、全て太字になっていますのは、余計なおせっかいの短縮機能のF2だかF3だかを間違って押したせいです。

一度太字になってしまいますと、2度と元にもどりません。
戻す方法はあるのでしょうが、ショウガ大好き。戻し方がわかりません。

そのくらい、当方のあたまは、わからないアタマです。?
ソネットブログさん、おねがい、わかりやすいマニュアル・解説をつけて下さい。

そのぐらい、アイコン見れば、パッとわかるだろう!
適当にボタン押しときなさい!

こうして、地球滅亡のボタンは押されるのでした・・・。
(すみません、ソネット大王様)

画像0209 001.jpg

AERA ENGLISH 2011年4月号
(購入価105円:西新井Book off)

断捨離でムダな英語学習がこんなに変わる!
ムダな勉強、あふれる教材、こうすればスッキリ

英語を断捨離
あなたの英語断捨離をはじめましょう。

毅然と言われていますね。


断・・・入ってくるものを絶つ
●新しい勉強法や教材にむやみに飛びつかない
●自分自身の本当の目的を見つめ直し、それに合わない、必要のない学習は取り入れない。

捨・・・がらくたを捨てる
●手をつけていない教材、途中で挫折した洋書、たまった英字新聞、日々更新され増えていくポッドキャストを整理する、捨てる。

離・・・ものへの執着から離れる
●目的を見極めたら、それと関係のない情報に振舞わされず、目的達成のための学習に集中する、ネイティブのように英語を使いこなすという幻想から離れる。


あとで、もっとたくさん登場するのですが、断捨離診断の〇×テスト項目が18個ご紹介されていまして、(何個以上該当だと~、というやつですね)

◇教科書・参考書にやたらと線を引いてしまう。 
◇高校時代の制服がまだタンスの中にある。 
◇タダのものはとりあえずもらっておく 
◇積ん読の本が3冊いじょうある。 
~~と、あって、

この最初の4つが、全部〇ですと、もう断捨離の断行は避けられません。
時はきました。身の回りを、見直すときがきたのです。
けっこう全部〇の人が多いと思うのですが。

☆☆
これはもう、えらいこっちゃ、ですね。
実に、難題です。

普通の断捨離は、当方も、以前、一応実行いたしました。
断行! しましたですよ、これはもう。

●テレビを捨てました
●大きなラジオも捨てました
●パソコンを3台捨てました
●スキー道具も、ウエアも一式捨てました
●自転車もどこかに置き忘れました
●2回から1階に引っ越すとき、使っていないコートや、衣類、ふとんなど、ゴミ袋&ダンボールで20個分ほど、捨てました。
●アタマも半分どこかに置き忘れたかも。


しかし、本とか、英語関係のものですと、これはちょいと、事情が異なります。

当方、昨年、押入れのダンボールから、英語教材、英語本、山と出してきました。
リスニング教材、単語・熟語教材、英語ノウハウ本、うはうはありました。
全く使っていなかったものです。
ですが、捨てずに取って置いたものです。

日本語の本は古本屋さんに即タタキ売るが、英語の本は捨てない、
これが、当方のポリシーです。

えっと、ポリシーではなくて、たいした値段が付かないので、もったいない、です。
英語関係のものは、日本語の本と違って、2度と入手できない可能性があるのですね。

加えまして、昨年から、すこしづつ、新しく、リスニング教材、CD付き本を(安価にですが)購入しております。
ないのは、高いセット教材だけ。
これは単に、資金がなくて、買えなかったからですね。
唯一のセット教材は、昨年、世田谷のボロ市の弦巻小学校ブースで、値切って買いました、
リンガフォンのEnglish Course CD8枚組のみ。
(昨年じゃなくて、今年だろう!とお思いの貴方、 今年でした。ひとつきもたつと忘れるんですね

これを、ドシドシ整理して、英語学習の目標・目的に合わない、使わないものはバシバシ捨てろと、こうおっしゃるわけですね。


ウチには、未読の絵本、未読の児童書、未読のペーパーバックが、少なく見積もって2500冊以上あります。
つまり、未読ホンの方が、圧倒的に多いわけです。
これを、読まないのなら、積読状態ならば、バッサリ捨てろ、とおっしゃるわけですね。
かわいい本を、捨てろとおっしゃる。
ムゴスギマス。
本を、捨てるのは、かわいそうです。

ちなみに、昔、日本語の蔵書を、実の兄に、3千冊以上捨てられました。
ジャマだったんだそうです。
まあ、本のことを知らない人は、あれだけあると、じゃまだと思うでしょうけれども、ですね。
放って置いた当方に非があるのですが、それにしても、物の価値をワカラな過ぎます。
当方の管理不足が招いた最大の失敗でした。


で、本論なのですが、

やさしい関係の本、絵本や児童書は、当方の推進しようとしております「やさしい洋書を楽しく読もう」運動に必要不可欠ですから、これは、一応、断捨離の対象外でいいかと思います。

ダメといわれましても、いいかと思います。
集めていますので、いいかと思います。
これだけは、断固、いいかと思います。

生徒ゼロの教室といえども、やさしい洋書の品揃えがありませんと、やさしい洋書の読書教室そのものが成り立ちませんから、逆に、こちらはより増やしてゆく必要があります。

その点では、これ以外のものを断捨離、となるわけですね。

そこで、
断捨離の必須ターゲットになりますのが、未読のペーパーバックです。
約700冊~~ いくつあるんだか?
とにかく、たくさん、本棚にありますね。

70まで生きても、すべて読むアテがありません。
月に4冊、年に50冊、必死に、かかりきりで読んでも、15年以上かかります。

PBにかかりきりですと、絵本や児童書は一切読めません。
他の英語学習も、一切出来ません。
何の活動も、出来ません。
ブログも書けませんし、しゃべれるようにもなりません。


☆☆
皆様も、

「英語を断捨離」といわれましても、本当に困りますよね。

使っていない教材や、止めてしまったものも、誰にでも、けっこうあると思います。
面白そうだから買っておいた、そういうものも、少なからずあると思うのです。
いつか・・・。
そう、思いますよね。

で、この本に、断捨離の必要度の基準項目が18個、載っておりました。
さきに4つ挙げました残りですね。


10個以上〇なら、断捨離必要度70%以上で、かなり思い切った断捨離が必要そう。現在の自分を軸に、英語学習の目的を見直すためにも断捨離をおこなって、要・不要の区別をすべき、

15個以上ですと、100%いますぐに断捨離が必要で、エイゴ的には、あれもこれも手を広げすぎている可能性が大。英語学習の目的を見つめ直して、断捨離への一歩を踏み出そう、と診断されてしまいます。

4~9個ですと、ムダなものをキチンと処分する習慣があるみたいで、意識して取捨選択していけば、ダンシャリアンにあと一歩で、必要度50%。英語学習もその調子で、とのこと。

3個以下の方は、すでに立派に断捨離を実行されている断捨離体質とのこと。

本当はいけないのですが、ちょいと拝借してきました。
けっこう面白いんですね。

どんな項目が〇×か、皆様と一緒に、〇×をつけてみたいと思います。
各項目のうしろに、当方の結果をしめしてみます。

◇教科書・参考書にやたらと線を引いてしまう。 ×
◇高校時代の制服がまだタンスの中にある。 ×
◇タダのものはとりあえずもらっておく 〇
◇積ん読の本が3冊いじょうある。 ◎
◇人からのプレゼントは大切にしなければならない。 〇

◇おばあちゃん子、おじいちゃん子だ。 ×
◇片方だけしかない靴下が引き出しの中にある。◎
◇ペットボトル飲料についているオマケを集めたことがある。 ×
◇他人の気持を優先している。 △
◇キッチンにはエスニック調味料が揃っている。 ×

◇10年前の年賀状を今も保管している。 〇
◇ポイントカード、複数のクレジットカードで財布がパンパンだ。 ×
◇工夫にあふれた収納グッズが好きだ。 ×
◇トイレットペーパーはいつか必ず買うのだから、安いときに買いだめすべき。 ×
◇バブルの時代に買ったブランド服は、私の勲章だ。 ×

◇今よりももっと広い家に住みたい。 〇
◇洋服はセールのときに全部買っておく。 ×
◇ソファに3着以上服が載っている。 ×


さて、当方の結果です。
◎⇒〇 2個、 〇 4個 で、〇合計6個 △一つで、計6個半。
4個~9個のちょうど中間です。

ダンシャリアンにあと一歩で、英語学習もその調子で、と出ました。

ということは、ですね。

ということは・・・。

ということは、


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人気のトワイライト サーガの第2巻、第3巻のPB(2つで210円)
西新井ブックオフで、買いました OK。

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人気のEarth's Children シリーズ(JEAN M. AUEL)の第2巻~第5巻のPB(4冊で420円)
同じく西新井ブックオフで買いました。 これもOK。


どちらのシリーズも、肝心の第1巻がないのですけれども、これは、ベストセラーですから、スグに入手可能です。他のブックオフにも、あるでしょう。

トワイライト サーガ 欲しかったんですね。
アマゾンで3巻、まとめて買おうかどうしようか、ず~と悩んでいたのです。
(ナント、小さい悩みか、ソクラテスよ、アリストテレスよ、許したまえ)


診断テストの結果が、ほぼ6ですから、

当方は、当面、断捨離の必要なし。

読みきれなくとも、PBを買うのも、OK。

PB断捨離は、必要ないみたいです(勝手な自己中解釈)

4~6に入っていて4に近いですから、
暮らしの中で、意識的に選択していけばよい、とのこと。


本当にそうなんでしょうか?
本棚に山積みの学習本とか、教材本とか、そのままでいいのでしょうか?

診断テストの結果にかかわらず、断捨離の実行が必要な場合は、あると思います。

もし、教材とか、本とか、断捨離される方がおられましたら、当方のところまで送って下さいね。
供養して、本棚に納めさせていただきます。
本棚を2つ買い足す予定ですから、まだスペースはございます。
まだまだスペースはございます。

断捨離といいましても、本は、捨てるのはいけません。古本店やブックオフでもそう値段がつかないことでしょう。
当方は、古物売買はできませんが、お礼の寸志は、はずみます。
送料もキチンとお返しします。
英語関係の本ならば、どんな本でも、引き取ります。

断捨離して、どんどん、当方におくりましょう!

A.
いつから、何でもひきとります、ご不要の物は、になったんだい。
まがりなりにも、英語教室だろ。せいとはいないけど。

B.
もう、いっそのこと全部断捨離して、どこかに全部本を寄付して、何もない生活に戻ったほうがイイのじゃないか?世の中、平穏に戻るぜ。

C.
まあ、これを読んだ人が断捨離するとしても、ヤフーのオークションで売るだろうさ。
でもなあ、sunnyのやつ、「変な本」を集めるのが好きだからな。
道具としての英語、とか、必死で古本屋で探しているもんな。あと2冊、足らないんだと。

D.
断捨離するとしても、本を捨てないで欲しいのだろうさね。本、好きなんだね。
でもね、ゴミの日に、本を捨てる人ってのは、本当に多いんだよ。かさばるからね。
ブックオフの常套句じゃないけれど、捨てられると、誰の目にもとまらないからね、捨てないで欲しいんだと。
ホンの程度によるけれど、寄付を募っている団体もあるんだけどね。少し面倒なんだけど。
まあ、英語のホンの処分なら、sunnyのところに送っとけば、少しは特かもね。簡単だし。



えっと、
悩みは尽きませんね。
まあ、しかしですね、
当方の場合、英語学習では、アレコレに手を出していません。
出したくても、時間が足りません。

手を出したのは、何でも、本を買うことだけです。
買って集めるのが、好きなんですね。
どんなことが書いてあるか、ワクワクするのです。

読むために買うので、時間があれば、読みます。
買った和書は、ほとんど間髪を入れずに、全部読みます。
洋書が読めないのは、いくらなんでも、量が多すぎるためですね。

現在、PBの「ESAU 」PHILIP KERR 最初から読み直して 31/403頁。
他に、Goose Bumps のLet's get Invisible! 37/139頁。
児童書と、PBとを、交互に読んで、同時進行で読書中、です。


どのように学習を進めるかは、慎重に決めて、アレコレ手を出さないようにすべきと思います。
だいいち、全部やる時間がありません。
ただ、リスニング&語彙力向上が当面の最大課題、という認識は持っています。
これに向けて、何をどうするか、アチコチ手を広げずに、実行したいと思っております。

☆☆
皆様も、時に、断捨離を考えられて、現在の学習法を見直される場合もあって、よいかと思います。

逆に、あえて断捨離など行わず、自分の決められた道を、当面実行されるのも、よいのではないかと思います


ただ、ですね
やはり、半年に一度、年に一度といいますか、節目節目で、
断捨離といいますか、学習方針の選定は、必要だろうと思います。
目的を再度見直して、学習方針を見つめ直す、ということですね。

英語のレベルにかかわりなく、ですね。
学習の進展度合いにも、かかわりなくですね。
より以上の学習に向けて、他のプログラムを導入する、そういう選択も時に必要です。
足元を固める、そういう毎日の日課部門も、あっていいと思います。
要は、
集中して、目的達成の事項に取り組む、自分の中での優先順位を明確にする、そのきっかけとなるのに、
 英語断捨離は、なかなかのものかもしれません。

自分のことをすっかり棚にあげて、
こんなことでいいのか? と自問しつつ、

では また。


西新井sunny-side up の近況

通訳案内士試験に、当方が普段ブログでお世話になっている方3名が、合格されました。日頃の努力の賜物と思います。
この場をおかりしまして、祝福の意を表させていただきたいと存じます。

で、次回は、通訳案内士なるものについて、チビットですね、少し検討してみたい、そのように思う次第です。
なにぶん、いまのいま適当に思う次第ですので、実際は、次回でなく、半年後~1年後に後回しに検討することになるかも、しれませんが。
では。

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