Pigs don't just banished, though George as he stood staring into the depths of the very obviously empty pigsty.
(ブタって生き物は、いきなり消えたりはしないはず。ジョージは、どうみても明らかに「空」である豚小屋の奥の方を覗き込みながら、そう思っていたのだが。
→最初の方だけ「なんちゃって訳」

He tried closing his eyes and then opening them again, to see if it was all some kind of horrible optical illusion.
(彼は、一旦目をつぶり、一呼吸あけて、もう一度目を開いてみた。もしかしたら、いま見ていたブタのいない光景は、何かとんでもなく恐ろしい光のマジックのせいだったかも、と思いたったのだ。)

But when he looked again, the pig was still gone, his vast muddy pink bulk nowhere to be seen.     
(しかし、再び目を開けて、目を凝らしても、ブタは依然として消えたままだった。彼の飼っている、いつも泥だらけでピンクの巨大豚ちゃんは、どこにも見当たらなかった。)

In fact, when George examined the situation for a second time, it had gotten worse, not better.
(いや、実際には、ジョージが目を開けて、状況をつぶさに見なおしたところ、事態は良くなるどころか、さらに悪くなっていたのである。)

The side door of the pigsty, he noticed, was hanging open, which meant someone hadn't shut it properly. And that someone was probably him.
(豚小屋の横扉、これに彼は気づいたのだが、それがぶらぶらと開いていたのである。むろん、「誰か」が扉をきちんと閉めなかった結果に他ならない。そして、その誰かとは、おそらく自分に違いなかった。)



前回登場しました、ホーキング博士の
George's Secret Key of the Universe
の出だしですね。

前回のブログに、遅ればせながら[追記]したのですが、皆さんがほとんど帰られた後でしたので、今回、最初にお出ししてみました。

☆☆

皆さん、こんにちは。

タイトルがそうなっていましたので、出だしから、英語・エイゴしてみました。
やさしい英語では、ありますが。

えっと、いきなり帰られた方も、おられる気がするのです・・・。

A.
自分でつけたんじゃないの、このタイトル?

☆☆
さて、

先頃、ソネットのあちこちのブログに、「奈良の鹿」さん (Deer) が登場していました。それで思い出したのですが、鹿は鹿でも、ヘラジカという巨大な鹿がいるのですね。

アメリカではMoose ムース(ヨーロッパではエルク)と呼ばれています。


もし、ムースにマフィンを与えると。

この大ヘラジカさんに、マフィンを2個、あげてみました。
(当方の分として、もう2個は冷蔵庫に保管)

If You Give a Moose a Muffin

  • 作者: Laura Joffe Numeroff
  • 出版社/メーカー: Picture Lions
  • 発売日: 2002/12/02
  • メディア: ペーパーバック

マフィンをあげますとですね、
この物語では、とんでもないことになってしまうのです。

If you gave a moose a muffin, he'll want some jam to go with. 
ムースにマフィンをあげると、彼は、マフィンにつけるジャムも欲しがるのだ。
 
So you'll bring out some of your mother's homemade blackberry jam.
それで、君は、お母さんの手作りのブラックベリージャムを取り出さないといけないのさ。

ここまでは、絵本の世界ですから、ありがちな状況でしょう。

しかし、
かかしはSCARECROW

彼は、全てのマフィンを食べ尽くしても(冷蔵庫に残したマフィンも食べられました)、もっと、とせがみます。
新たに、マフィンを焼くには、材料 Muffin mix 粉 がないので、買い出しが必要になるのです。ムースは、一緒についていこうとしますね。

You'll have to go to the store, to get some muffin mix.
He'll want to go with you.

で、

When he open the door and feels how chilly it is,
he'll ask to borrow a sweater.

へっ?
ドアを開けた途端、外はモノスゴク寒く感じたから、セーターを貸してくれ、って#59122; 

仕方がありませんので、セーターを貸しますと、ボタンが1個取れているのを、ムースは見つけます。
When he puts the sweater on, he'll notice one of the buttons is loose. 

He'll ask for a needle and thread.

へっ? 針と糸を貸してくれって・・・まさか?


He’ll start sewing.
ボタンを自分で縫ってしまうのですね。

The button will remind him of the puppets his grandmother used to make.
このボタン付は、彼に、おばあさんが昔作ってくれた「お人形」を思い起こさせるのだ。

もう、ここまで来てしまいますと、たぶん・・・。
そして、さらに・・・。
さらに、さらに・・・・

事態は、どんどん深みに嵌ってゆくのですね。

☆☆
Moose にマフィンをあげますと、はたして、このようなことが起こってしまうのです。

皆さんのウチの玄関にやってきた「犬」にマフィンをあげても、同様かもしれません。

これまで鹿にマフィンを与えなかった奈良の人々は、こちらを読めば、マフィンを用意して家で待たれることでしょう。
こんど家の前に鹿がきた時、 マフィンをあげてみよう、と・・・。

☆☆
ところで、ですね。
やさしい英語ながら、これまで英語・エイゴしてきたわけですが、明日10月6日には、世紀のイベントが待ち受けています。

あっと、ふぢたしょうこさんの個展は、1週間先です。
(10月12, 13, 14 日 東京:恵比寿)

明日の午後11時に、そのイベントはスタートします。

えっ、タイトルにあったから、知ってる、ですって!


日本から、
オルフェーブル君(昨年2着)と、キズナ君(今年の日本ダービー馬)の2頭が参戦します。
もちろん、迎え撃つは世界の強豪です。
凱旋門賞は、いまだにヨーロッパ調教馬しか勝っておりません。


追記;2013年凱旋門賞速報

オルフェーブル またもや2着
悲願の優勝ならず。

優勝はフランス3歳牝馬トレブ
(過去4戦4勝負けなし)

キズマは4着。


過去の日本参戦馬の最高順位は、2着。

 

 
1969年 スピードシンボリ  10着
1972年 メジロムサシ    17着
1986年 シリウスシンボリ(フランス調教馬) 14着
1994年 ホワイトマヅル(外国馬を日本:社台が購入) 6着
1999年 エルコンドルパサー   2着
2002年 マンハッタンカフェ  13着
2004年 タップダンスシチー  17着
ただし、輸送機の故障で、レース2日前に現地入りというアクシデント

2006年 ディープインパクト 3位入線
 禁止薬物検出により失格
これには、どうしても、[注]をつけざるを得ません。
池江調教師の弁明書によれば、
「ディープインパクトは9月13日からせき込むようになり、21~25日にフランス人獣医師の処方によりイプラトロピウムによる吸入治療を行った。その間2度、吸入中にディープインパクトが暴れ、外れたマスクから薬剤が飛散し馬房内の敷料(寝ワラなど)、干し草に付着。それをレース前日から当日の間に同馬が摂取し、レース後まで残留した可能性が高い」という内容だったのです。
獣医師の処方したイプラトロピウムによる治療は合法なのですが、レース当日に体内に残っていてはいけない、という規則だったのです。
裁定の結果は、失格に。
 

2008年 メイショウサムソン  10着
2010年 ナカヤマフェスタ     2着
2010年 ヴィクトワールピサ    7着
しかし、彼は、翌年3月、今や凱旋門賞と並ぶ世界最高峰のレース、ドバイワールドカップで、日本馬として初めて優勝を飾りました。日本競馬の歴史を塗り替えた馬です。
 
2011年 ナカヤマフェスタ     11着
2012年 オルフェーブル    2着

実は、2006年3位入線ディープインパクトは、父:サンデーサイレンス(アメリカ2冠馬)の最高傑作と言われた名馬ですが、
2010年2着ナカヤマフェスタ(父:ステイゴールド)、2010年7着ヴィクトワールピサ(父:ネオユニバース)、そして今回も挑む2012年2着オルフェーブル(父:ステイゴールド) は、そのサンデーサイレンスの孫たちなのです。

今回日本から参戦します日本ダービー馬:キズナ(父:ディープインパクト)も、サンデーサイレンスの孫です。父:ディープインパクトの無念をはらせるかどうか。

このサンデーサイレンスは、アメリカでG1 6勝をあげた名馬で、その類まれな競争能力と遺伝力が主な話題となっているのですが、
実は、
仔馬の時に悪性ウィルスに感染し、獣医が「普通なら死んでる」と言うほどの発熱と下痢に苦しみなが­ら、並外れた精神力でこれを乗り越え、
さらに、1歳の時、馬運車が横転して、乗っていた人も馬もみんな死んだのに、たった一­頭だけ生き残り、
そして、ついに競走馬としてGⅠを6勝した。
そういう、奇跡の馬でもあったのです。

細かいところが全然わからないが、英語リスニング。



種牡馬時代の、ありし日のサンデーサイレンス
(ネットから画像を拝借、感謝します)

現代のBlack Beauty とも呼ばれた馬でした。
ただ、右後ろ脚が、これで走れるのか?というほど、外側に曲がっているのが見て取れると思います。
2002年8月死去。

えっと、最後に、余分なエピソードを。
サンデーサイレンスは、現役の時から非常に気性の荒い馬で、アメリカの代表的騎手も騎乗を次々と拒否したほどの馬だったらしいのですが、日本で種牡馬となりましても、そのまま荒い気性だったそうです。
そのサンデーサイレンスが、これも名馬でしたメジロマックイーンという馬と一緒にいる時は、非常に穏やかだったので、種牡馬時代、二人は隣同士の馬房に入れられていたそうです。
そして、ナント、母父:メジロマックイーン、父:ステイゴールド(その父サンデーサイレンス)という、祖父(母父、父父)の組み合わせが、オルフェーブルくんなのです。
今現在、国内でオルフェーブルくんに次ぐG1勝ちを収めているゴールドシップくんも、母父:メジロマックイーン、父:ステイゴールド(その父サンデーサイレンス)なのです。
「祖父同士が仲がよかった」という理由は、強い馬を作る「馬の配合理論」には全くないのですが、不思議な縁というのもあるのかもしれません。

凱旋門賞は、どこかのテレビで生中継する気がしますが、日曜日(遅く)のニュースでも結果が速報されると思います。
月曜日に新聞の号外がでるかどうか。
月曜日の西新井ブログには、(映像は微妙ですが) 結果が出ます。

追記:
凱旋門賞の模様は、フジテレビのすぽるとで、生中継するそうです。

長々とお読みいただき、ありがとうございます。
では また。

西新井sunny side up の近況

ブログ巡りの合間に、ついハロウィンの飾り付けをしたデカかぼちゃを眺めておりましたので、これから、ふたたびブログ巡りに。


本日、5,000円投資するも、マイナス4,000円という大失態。
明日は、これを取り戻そうとは思わず、ゼロからのスタートで、再び少額投資を。
では。