UNBEARABLE な夜は、The Babysitters club にお任せ の巻
えっ、どうしたって?
アン・・・・な夜が、何だって!
ベビーシッタークラブって、ナニソレ?
その秘密は、じきに明らかになると思います。
明らかにならないときは、西新井マルタ食堂の定食を食べましょう。
(西新井にも、いつかマルタ食堂がオープンすると思います、そのときに)
(おそらく、10年以内には、霞ヶ関の官庁街が西新井にお引越しして)
(もしくは、足立国が足立sunnyを元首として独立して)
☆☆
で、ですね。
UN~ の秘密を解く前に、
あの、ですね、どなたですか?中学で習う基本単語だと言い張る方は?
今日、TOEICを受験された方とか、先週英検準1級OR英検1級を受験された方とかは、
ご存知だとは思うのですが、
UNBEARABLE
adjective
アンドーナツじゃないんですから、ちょっとやっかいですね。
UNBELIEVABLE こちらは、ワリとよく出てきますね。
追記:
クリックされましたよね、3回ほど。
音出なくて、スミマセン。
発音してくれる予定だったのですが・・・ですね。
☆
で、ですね。
UN~ の秘密を解く前に、
その前に、一つ。
ご存知の方も多いと思うのですが、人気ブログランキングというランキングサイトがあるのですね。
ソネットに勧められたので、当方も登録しているのですが、時々、脇の方に「アンケート」というヤツが出てます。
昨日ですね、フト見ますと、英語の本のアンケートがありました。
英語のホンのやつは少し珍しかったので、ちょっと持ってきてみました。
アンケート
どうも、やっぱり、洋書を読まない人が多いが、潜在的にというか願望としては読みたいと思っておられる方が多いという想定のせいか、こういうアンケートを作る方がおられるようです。
「秘密の花園」に嵌まっているのは、このアンケートの作者で、残念ながら当方ではありません。
で、ですね。
このアンケートは、まあ、にぎやかしの一つなのですが、ここにいう洋書には、当方が現在読んでいるような「やさしい洋書」、洋書の児童書などは、どうも入っていないと思うのですね。
実に、残念です。
実際の役に立つという点でも、TIMEなどに劣らない素材なんですよ、児童書は!
例えば、こんなやつですね。
☆
Babysitters Club の第2巻です。
当方は、4巻からしか入手できなかったので、今、改めて読んでいます。
アメリカ、イギリスですと、小さい子供を家に一人で残しておくと非難されますので、ベビーシッターという役割の人が必要なんですね。
まだ、12歳の子供なのに、4人で集まってベビーシーターズクラブという組織を作って、ビジネス子守をしている、そういう子供達の日常生活物語です。
巻ごとに、主要登場人物の子がいて、その子の視点で話が進みます。
主要登場人物は、創設メンバー4人ですが、物語が進みますと、新メンバーや、転校してしまうメンバーも、出てきます。
ちなみに、この第2巻の主要登場人物CAUDIAは、両親が日本人、同居するおばあちゃんMimiも日本人の、kishi CAUDIA なんですね。
岸、でしょうね。おばあちゃんの方は、美々か、と思っています。
両親とも子供の頃渡米していますので、当人は、まさしくネイティブなのですが、ですね。
英文はこんな感じで、
〇ものすご~くやさしい
〇うんとやさしい、
〇まあ、やさしい
〇やさしい、
〇それなりにやさしい、
〇全体的にはやさしい、
〇ちょびっと難しい、
〇けっこう難しい、
〇う~む難しい、
〇あうっと難しい、
〇ダメダ難しい、
〇お願いだからやめてくれ、難しい
〇ひぃ~ん、長いよう(1000頁とかのペーパーバック)
のランクでいいますと、「全体的にはやさしい」又は「ちょびっと難しい」にランク付けされると思います。
ランク自体、今即席で作ったもので、自分でもよくわからないのですが。
☆
こちらは、ベビーシーターズクラブの発案者&統括者のKristy の複雑な関係の義理の妹
(再婚したKristyの母の再婚相手:夫が、以前結婚していた女性との間に設けた子供で、その女性は別の男性と再婚していて、普段はそちらで生活しているが、実の父に2週間に1度及び夏休みに定期的に会いに来る)
Karen が主人公の物語です。
で、英文は、グンとやさしくなっており、「まあ、やさしい」「やさしい」に区分されると思います。
このBabysitters clubは、100巻以上出ているシリーズで、
一冊のホンの分量も、2万字近くというか、大人向けのペーパーバックの1/4 ぐらいありますから、長々と 英文を読む練習には、もってこいのシリーズです。
それなりに難しいのですが、あんまり難しすぎない、のもOKかと思います。
カレンちゃん、の方は、より読みやすいのですが、現在、入手が困難です。
Babysitters club は、昨年アメリカで再販されましたので、順次日本でも容易に入手出来るようになると思われます。
漫画にもなっていて、漫画の巻も、アマゾンで即入手できます。
文章の巻と漫画の巻の区別が、アマゾンでしにくいのが、難点ですが。
ウチには、旧版の大量ストックがありますが、こちらは他の本棚積読本と異なりまして、かなりの冊数:おそらく50冊以上を、実際に読んでいます。
3年ほど前に、買ったそばから、読んだのですね。
慣れてきますと、だいたい、ちょうど一日で読める分量なのです。
現在のようにペーパーバックを読む、大いなる下地になった、ものと思っています。
児童書のシリーズ物は、ハマりますと、一気に大量読書につながり、英語力を飛躍的に向上させますので、「お気に入りのシリーズ』を見つけることも、かなり有効なステップです。
☆
やさしいからといって、英語の質が低いのではありません。
専門用語や難しいビックワードはあまり出てこないですが、
日常会話などでは、むしろ、こちらの方が多用されている英語なのです。
シリーズ児童書には、ビジネス以外のあらゆる場面が出てきます。
英会話素材の大量インプットの宝庫です。
「英会話学校などに通われている方は、あいまにぜひ児童書を」、と力説したくなるほどの、良素材です。
おそらく、英会話を学ぶ多くのかたにとって、TIME や 新聞などよりも、このBabysitters club などのような児童書の方が、はるかに有用に会話力を伸ばしてくれるはずです。
リスニングや英会話を殆どしない当方が、ゆっくりしゃべる日常英語ならそれなりに聴き取って意味がわかるのは、この読書だけの力です。
リスニングや英会話中心にされている方ならば、その効果は、まさしく絶大だと断言しなければならないでしょう。
もっとも、アチコチ試しに読んでみませんと、お気に入りも見つからないのですが、ですね。
ぜひ、いろんなシリーズ児童書を、楽しく読んでいただきたいものです。
さて、ですね。
今回のタイトルにありますUNBEARABLE は、実は、ポール・ジェニングス(PAUL JENNINGS)の本のタイトルで、
この本の中から、こそっと、LITTLE BLACK BALLS という短編を、拝借してきている次第です。
一日1分ー実際5分以上ーの、(題名に偽りあり)のブログにですね。
標語なのですね、標語。
1分では、決して読めません。
でも、1分と思って、読んでいくと、いつのまにか読書が楽になるんですね。
で、
UNBEARABLE、あまり使わないですよね。
一応、オンラインの英英辞書ですと、こうなっております。
UNBEARABLE
adjective
The heat was unbearable.
unbearable sorrow
- a.extremely annoying
ポール・ジェニングス(PAUL JENNINGS)の短編集は、UN~というのが、いわゆる一つのシリーズ名になっているのですね。
だいたいが、奇妙なお話の児童物です。
UNREAL
UNCANNY
UNBELIEVABLE
UNDONE!
このUN~シリーズ、けっこう人気があるのですね。向こうの子供に。
わりとやさしめで(といって、やさしすぎず、難しい側面もある)、面白い短編の物語がそろっていますので、ペーパーバックへの助走として短い物から読み始めてみようか、という方には、けっこうフィットする本かと思っています。
星新一さんなどのショートショートがお好きな方には、さらに面白い読み物と思います。
一つひとつが、短いですから、一日ひとつ、という感じで読むことも可能です。
とういことで、本日の「お推薦」、ということなのですね。