皆さん、おはようございます。

(原みつるさん ありがとうございます 蓮根可愛いですね)

3日ほど、ご無沙汰いたしましたが、
まずは、西新井ブログ恒例の「世界の絵本から学ぶ」コーナーです。

まったく初めての企画で、次はないと思いますが、恒例です。

☆世界の絵本から学ぶ☆ 本日の一品


Giraffe くつろぐキリンさん

☆☆
さて、ですね。

前回は、ムリに英語を出そうとしまして、極めて長々しくクドクドしい結果にいたり、イマサラナガラに反省しております。

くだくだ長すぎるじゃろ!スクロールで、腱鞘炎じゃ!
ごもっともでございます。

仙台の本屋さんを出したところで、やめておけば良かったのですが・・つい調子に乗りまして、ですね。
ブログを始めて2年と半年あまり、変なタイトルと、記事が長くてくどい、西新井ブログです。

これを機に、心機一転、シンプルで力強いブログを目指して、くだくだ書いていこうと思います(ダメじゃん!)。

☆☆
で、ですね。

たび旅話は、すでに、どうやって完結すればよいか、まったく不明になってしまいましたので、
今回も、ちくっと、「英語話」の方へ、シフトしたいと思います。

現在、「1日1分やさしい洋書」でお出ししておりますうちの一つ、
「The Lion and the mouse 」(ライオンとネズミ)
には、いろいろなバージョンがあるのですが、今回のものは、「3-Minute stories Bedtime Tales 」という本をベースにしております。
お昼の3分クッキングならぬ、おやすみ前の3分リーディングですね。


at サンマルクカフェ 西新井
おやすみ前の 3分間の物語 と 夏野菜のカレーパン&アイスコーヒー

3 Minute Bedtime Stories

  • 作者: Gina Phillips
  • 出版社/メーカー: Smithmark Pub
  • 発売日: 1992/03
  • メディア: ハードカバー

出版社が当方のものと違うのですが、おそらく似たような内容の、同種のものかと。

Classic Nursery Tales (10-Minute Bedtime Stories)

  • 作者: Graham (RTL) Percy
  • 出版社/メーカー: Pavilion
  • 発売日: 2011/04
  • メディア: ハードカバー

ついでに、なかには、けっこう長い、10分モノという本もあるのですが。

☆☆
この3-Minute stories Bedtime Tales 本には、20の、わりと有名な物語が、絵本仕立てで収録されているのです。

しかし、多少絵本は集めておりますが、当方がこれらを全部知っているかと言いますと、さにあらず。
最初の、Rip Van Winkle からして、何の物語だか、まるで見当がつきませんでした。

で・・・、読んでみました。

ふむふむ、そうですか。

所要3分15秒 たしかに、3-Minute story 3~4分で読める、寝物語のようです。

では、皆様、さあ、まいりましょう。

A.
えっと、何を?
まさか? 「その話の全部をここに書くから、読んでみてくれっ」、なんて言わないよね。
それは、1日1分で、やればいいじゃん、そういうブログだろ、あれは。
タイムを測って? マジそれ? ヤバイよ。

☆☆
おおそれながら、申し上げます。
ちくっと全文を出してみたいと思います。

ですが、これが案外と長く、ブログの文字ですと読みづいですので、「5分」で読めれば、前回の「今度こそ~大丈夫」ではないですが、「英語初段クリア」、と認定させていただきたいと思います。

英語道初級じゃないですよ、絵本がスラスラ読めたら、「英語初段」なんです。

特に有名な雑誌や新聞にあるような、凝った難しい言い回しは、日欧会話などではあんまり使わないのです。
日常の文章を書くときも、そう。普通一般の雑誌で使われれている英語は、絵本に出てくる表現と大して変わりません。雑誌の種類に応じた、ちょっと難しい専門単語が増えるのと、一つ一つ文がつながって少し長くなるだけ。基本は変わりません。

ですから、絵本がスラスラ読め、その英語で、いいたいことが言え、書ければ「充分な英語使い」なんです。
難しいことがわからなければダメ、奥には奥がある、厳しい修行を積まなければ、というのは、日本人の描きやすい「幻想」なんです。

だいたい、「英語」に、「道」をつけることが、そもそも、そういう幻想の現れです。
「日本語道」なんて言いますか?「洗濯道」とか、「うどん道」(これは言うかも?)とか。
英語は、武道やスポーツとは違うのです。道を極める必要はまったくありません。精神の鍛錬もいりません。
もっとも、当方は、アマ囲碁6段ですから、滝に打たれるなど、「厳しい囲碁修行」を積んだことは確か?です。

ちなみに、当方は、難しい英文法、高校でやっていたような英文法は、はっきりいって会得しておりません。
英語は、ずっと苦手だったのです。
しかし、現在は、ある程度の英文は読めますし、Yahoo! などのNews 記事も、かなりテキトウではありますが、概要は把把握できます。小説などのペーパーバックは、実際に読んでいますから、読める、と言ってもいいと思います。
英語の文の、文法的な説明も、ややこしい用語(日本で用いられる)を使わなければ、けっこう説明できます。

これでちゃんと喋れたら、かなりの英語使いですね。

A.
Lion やMouse でさえ英語しゃべれるのに、マトモに喋れないんじゃ、全然だめじゃん、よ。

大あうっと。

まあ、その点は、おいおいですね。聴く方は、もそっとマシです。

ちなみに、当方が一から絵本をダーというかヨタヨタというか読みだしてから、大人用ペーパーバック小説を読み出すまでにかかった期間は、
「1年未満、というかだいたい7~8ケ月」です。

当方の経歴(いまさら自分で言うのも何ですが、けっこうスゴイかも?)からしますと、もっと英語ができていて不思議はないのですが、実際のところ、それまで別段、英語ができたわけではないのです。
英語版しかなかった頃に入手した、ゲームのSim City 英語版 は、やっていましたが、ですね。

最初にたくさんたくさん読みました絵本が、当方の英語の基礎を作ったのですね。ほぼ3ケ月ぐらい、毎日絵本ばかりたくさん読んでいました。
あとは、英語圏の子どもたちが読む「児童書」をたくさん読んで、それを伸ばしていっただけ、なんです。
英語の教材は、一切使っていないのです。
それだけで、ハリーポッターも、大人用のペ-パーバックも、なんとか読めるようになったのです。

今の高校でやっているような、すんごく細かな難しい文法事項(役立たずのコマ化文法)を詰め込むのをやめて、基本事項の英語に戻れば、かなりの「日本人は、英語ができるようになる」のです。
はっきりいって、「高校でやるコマ化文法」の大半は、大いなる時間の無駄、教える側(主に学習指導要領)の自己満足、なんです。
それに、「すんごく細かな英語の文法」を教える先生方の大半は、ほぼ英語の学習しかしていない英語の先生ですから、「日本語における格助詞の使い方」すら、こと細かに説明できません。「日本語の文における《かかりうけ》」もしかり。
つまり、(言語としての)文法の専門家ではないのです。

これでは、日本語文と英語文の違いを、ちゃんと説明できないのです。例もきちんと挙げられませんから、押さえるポイントがずれるんですね。
ということは、ふだん日本語を使っている生徒(我々)に、「日本文はこうだけど、《英語文はこういうものだ》《英語ではこういう言い方をする》」と、きちんとわからせるのは、難しいのです。ここがあいまいで、ずれますと、未知の言語である英語がしっくり馴染んでいかないのです。

絵本をドンドコたくさん読みますと、自然に、英語ってこういう文で、こういう使いかたをするんだ、ということが身体に馴染むんですね。中学の先生が言っていた、英語の文法らしき事項も、「ほほう、こんな感じなのか」と、実感できるはずなのです。
まあ、でも、ですね、もうすでにホントにクドクドしくなりましたので、そのへんは、ちょっとお休みします。

ちなみに、頭のほうから順々に、流れるように読んでゆきませんと、なかなか5分の壁をクリアできないかと思います。
すんごく難しい単語は、使われていないと思えます。ちょっと馴染みがない単語には、若干煩わしいと思うのですが、( )で意味注をふりました。

A.
ホントに、やるの? またまた読者が、ごそっと減るよ。
ちなみに、一昨日は707人、昨日は683人訪問してくれたらしいじゃないの?
昨日のアクセス数(PV)は、9,693 だって、ソネットさんが言ってたよ。
言っちゃあ何だが、オレには、サッパリ理解できないね。何か見どころあるの?これ。
オレッチの話を聞きに来るならわかるけどさ、このヨタ話をねぇ~、アンビリバボーだね。

まあ、しょうがないか。一気にドツボになっても。
たまたま来られた方がほとんどだと思うけど、読者の皆さん、ごめんなさいね。
言い出したら、利かないやつだからね。

じゃあ、オレからも一言いっておくね。多少あやふやだなあ、と思うところがあっても、そこは気にせず、サッサと次の文を読んでね。分からない単語や、言い回しを気にしていたら、英語の本なんて生涯読み終わらないから。

ほらっ、慣れない分野の雑誌とか本とか読む時、ちょっとぐらいわからなくても、(頭のなかでちょっと保留にして)読み飛ばして読んじゃうでしょ。2つや3つ、わからくても大丈夫。
日本語の本だって、100ページ読んだら、次の日には、「あらすじ」と「特に印象に残った所」しか覚えていないんだから。

とりあえず、これが5分で読めたら英語初段、ってことで。あとは、どうするのか、知らんけど。
そろそろ、モーニング食べにゆく時間なんだよ。
さっき、絵本の隣にあったやつ、夏野菜のカレーパン、けっこう気に入っていてね。
じゃあ、またあう日まで。

☆☆
5分で読めたら、英語道初段↓↓ スタートです。
《Rip Van Winkle》
少しですが浦島太郎を思い出させる、けっこう面白い物語だと思うのですが、ですね。

If the legends of old are true, there is a touch of magic in the Catskill Mountains.
Many years ago, a simple, friendly man lived in a town at the base of those mysterious mountains.
His name was Rip Van Winkle.

Rip had a wife and several children. He was a kind neighbor, loved by everyone in town.
When he walked through the streets, children asked for piggyback rides(おんぶ). Even the neighborhood dogs loved him.

One afternoon, Rip Van wandered to the top of one of the highest mountains.
Suddeny he heard someone called his name.
He turned and saw no one.
" Rip Van Winkle," he heard once more.
Rip looked around again. This time, his eyes fell on a strange little man climbing toward him.

On his shoulder、the man carried a huge barrel.
" Would you help me with this ? " the little man asked.

" Of course, " Rip replied. They soon entered a large cleaning(森のなかの少しだけ開けた空き地), where Rip saw a strange group of little men.

When Rip and the little man reached the group, one man took the barrel from Rip's hands and poured a dark liquid into a strange cup.

The men mentioned for Rip to drink it.

Once Rip had finished several cups, he felt tired.
His eyes drooped, his vision blurred(おぼろげに霞む), and he driffted off(しだいに移行する) into a deep sleep.

When Rip finally opened his eyes, it was morning.
Rip was lying(横たわる)right where he had been(彼がいた、まさにそこに) when he first met the little man.

" Have I been asleep here all night ? " Rip exclaimed in a panic.
" Mrs. Van Winkle is going to be so angry !  what will I tell her ?"

Rip started down the mountain feeling a bit confused.

As he got to his village, people looked at him with surprise.
No one in town loooked familiar to Rip.
The people did not know Rip, and he did not know them.

Finally, Rip looked down to see what everyone was staring at(皆が何を見つめているのか).
A long beard(ひげ) flowed down to his knees !

" Does anybody here know Rip Van Winkle ? " Rip asked a group  of people.
A tall man asked Rip, " Just exactry who are you ? "
" I was myself, " Rip said, " I fell asleep on the mountain. Now everything has changed ! "

Right then a young woman came forward.
Rip was sure he had see her face before, but she had grown up.
" What is your father's name ? " Rip asked.
" Oh, Rip Van Winkle was his name, " said the woman.
" It has been twenty yaers since he took off(でかける)into the mountains. We have heard nothing about him since. "

" And what about your mother ? " Rip asked.
" She just recentry passed away(この世を去る), said the woman.

Hearing this, Rip could no longer contain himself (もはや、内に隠して黙っていることは出来なかった).
" I am your father, " he cried as he hugged her.
" Once I was young Rip Van Winkle. Now I am old Rip Van Winkle. Doesn't anyone know me ? "

An old woman walked right up to Rip and put her face almost against his face so she could see clearly.
" Sure enough (確かに!), " said the old woman.
" Welcome home, Rip Van Winkle. Where have you been all these years ? "

It did not take Rip long to tell his story.
He could not believe he had missed watching his children grow.
His wife was dead now.
Much of his life had passed in one night.

The townpeople listened, amazed.
Some people regarded old Rip Van Winkle as the unluckiest man in town.
But other did not believe that a man could sleep for twenty yaers.
Do you ?

☆☆
エット、無茶な試みにご賛同いただきまして、ありがとうございます。

全部飛ばしました! ですって!

スクロールで、指がつりそう、ですって!
まあ、そうでしょうね。
とりあえず、英語いらない方、多いですから、ですね。

でも、ここに出てくる英語で、身に付ける英語は、かなり充分なんです。
この文が5分で読めて、ちょっと聴けて、喋れれば、ですね。

☆☆
今回は、またまた無茶な試みのせいで、長々としてしまいまして、「うどん」のご紹介ができませんでした。

ウドンブログとしては、断腸の思いであります(何でやねん!)。

皆様、暑い日がまだまだ続きますので、しっかりとご飯を食べて(おコメもですね)、乗り切ってください。
お子様のおられる方は、気が向きましたら、お子様に絵本を薦めてください。

「ブログ巡り道」は、道半ばですが、しばしお時間を賜りたく存じます。
夏野菜のカレーパン・モーニング、食べにゆきませんと・・・。
次回は、うどんを英語して、カレーを英語して・・・ではなく、日本語でうどんなどを語りたいと思います。

No curry No Life , No Udon no Life が、これからの指針です。

ああああっと、一つ忘れておりました(これは追記ではなく、本文です)。

Rip Van Winkle どうしても何箇所か気になって、5分で読めなかった方は、残念ですが、今回は、紙面の都合上、これでおしまいです。フォローは、ありません。
このRip Van Winkle は、全4回の予定で、The Lion and the Mouse の後に、1日1分で掲載する予定だったのですが、ここに出してしまいましたので、1日1分は、別の物語となる見込みです。

最後に、英語のアニメ動画物語 Sid the seed (Sidという名の種)を。
文もついていますので、面白いかと思います。



多くの方のご訪問、ありがとうございます。
長々とお読みいただき、ありがとうございます。
蟻が十(とお)なら、芋虫しゃ二十歳(ハタチ)でございます。

では また。