皆さん、こんにちは。 帰ってまいりました。
伊豆へ行くと言って出かけましたが、伊豆以外へも行ってきました。
大井川流域 川根の茶畑と桜
大井川、接阻湖の近くの、シロハラさん。
シロハラさんは、地面をうろついていることが多く、初心者に協力的な気がします。
大井川鐵道 蒸気機関車 新金谷‐千頭 (これ、乗りました実物)。
平日ですと、トーマス機関車には乗れません。
大井川鐡道の目玉のひとつ、 奥大井湖上駅 とその線路脇を歩ける通路。
長島ダムにより生まれた接阻湖の上を通る鉄橋の、奥大井湖上駅で下車し、その線路脇を歩ける歩行通路を進み、トンネルの上を歩いての山越えルート(ここを、よろよろ歩きました)。
こちら大井川鐵道&周辺の話は、次回に持ち越しになりそうです。
☆☆
前回記事の予告のとおり、3月11日(水)足立を立ち、3月14日(土) 足立に帰ってまいりました。
あんまり面白くなさそうなのですが(予防線しきり)、
少しだけ珍しい景色もありましたので、旅行記をお出ししてみたいと思います。
最初は、中伊豆;大仁からの伊豆縦断を考えていたのですが、強風のため、伊豆での小鳥さん撮りを断念し、二日目に大井川流域に移動し、SL乗車を断行する次第となりました。
どちらも静岡ですから、安心です。
冒頭の写真は、その大井川流域のダイジェスト版です。
今回、当方が向かいます最初の目的地は、中伊豆の温泉地・大仁(おおひと)で、落ちついた温泉地です。
古くは、といっても昭和半ばですが、巨人の長嶋さんの自主トレ・インの地として注目されていました。
泊まる予定の宿は、こんな感じの、ちょっとモンゴル風。
しかし、まずは、お弁当が第一。 東京駅にて
お昼頃着く予定ですので、かの川の土手で食べようかと。
東海道線の三島で乗り換えて、伊豆箱根鉄道ですが、東海道線はまず熱海で沼津行きに乗り換えないといけませんので、一旦、熱海で駅を出ます。
その昔走っていた、熱海軽便鉄道の機関車ですね、7号機。
明治40年から大正12年(関東大震災)まで、熱海‐小田原間の25キロメートルを2時間40分かかって運行していたものです。
以前は駅の真ん前に囲ってどーんと置いてあったのですが、今は、駅前が再整備されたため、商店街の入り口の歩道上に、ぽつんと置いてあります。
鳥さん撮りの時間を、というわけで、熱海ではこれだけを見て、三島へ向かいます。
三島から伊豆箱根鉄道に乗り、
A.
たいがい、ボケてくれたな~。
伊豆の人に怒られるぞ。 乗ってもらおうじゃないの!
もとい、こういう普通の電車ですね。
大仁駅 到着
大仁駅から狩野川沿いに出て北(下流の方向)へ向かうと河津桜がまだ咲いている
のではないかと(一週間前は咲いていました)。
とのコメントを、前回記事でHiro さんからいただきましたので、
かの川(狩野川)の土手へ出てみますが、
すんごい強風。
風速30メートルから50メートル。
桜は咲いていましたが、とまった桜は撮れません。
土手から転げ落ちそうになること、二度三度。
しこを踏む状態で踏ん張らないと、吹き飛ばされてしまいます。
身体が揺れていても、枝だけは撮れますね。
あまりの強風に、土手お弁当も断念。
時刻は11時半。
いったん駅前に戻り、大仁の手打ち蕎麦屋さんに入ります。
開店早々のお店へ。老夫婦で切り盛りしている感じ。
当方の希望で、わさびは無し。 もりそば 540円をボーと待ちます。
手打ちにしては、良心的な価格のようで、お店の作りも落ちついています。
最後のひとまとめ。
麺の量はすごくあったのですが、写真を撮り忘れました。
明らかに手打ちとわかる麺ですが、かおりなし、味も全くなし。
うどん人生ですが、35才までは外で食べていたのはお蕎麦。
ここまで蕎麦の味のしない手打ち蕎麦は、人生で初めて食べました。
どうしちゃったんでしょうね~、おじいちゃん。
平日の水曜日。一昨日ぐらいに打った蕎麦だったのかもしれません。
ときには、こういう経験も必要です。
☆☆
ここで、前回記事にくださったコメントを再び思い出しました。
修禅寺はこの辺りでは有名なお寺さんです。
早咲きの桜も咲いているカモしれません(あくまでカモです)。
このお寺の前の川にカワガラスも生息していますので、
修善寺自体は過去に二回来ていますが、桜の時期ではなく、修禅寺前の桂川にいる鳥さんは考えたことがありませんでした。
さっそく修善寺に移動。
強風は、あくまで強く、吹き荒れています。おさまる気配がありません。
駅から歩いて、かの川を横断し、修禅寺前を流れる渓流の桂川に沿って修善寺まで約2.5キロ。
川に沿って撮り歩きをすれば・・・少しは風よけになるのではと。
伊豆の中央部で、南北を縦断する流れの、かの川(狩野川)。
修禅寺前を流れる桂川は、修善寺駅からすぐ、修善寺大橋のたもとのところで、この狩野川に合流します。
つまり、修善寺駅前から修禅寺まで川を遡ることが可能。
さっそく、てくてく開始。
駅からすぐ、修善寺大橋を渡ります。
橋の上は、風がめいっぱい通り抜けますので、大変危険でした。
修善寺大橋上からかの川をながめますと、サギが飛んでいました。
思い立ったが珍道中 修善寺 鳥さん第1号。
このサギさんが降り立ったところを、同じく修善寺大橋の上から撮りましたのが、
次の一枚です。
羽ばたいている鳥をさらにねらって撮ったのですけれども、よくよく見ますと、この写真、別の鳥さんも写っているのです。
どこかに写っているんですね。
拡大せずにこれがわかれば、すごい目の持ち主です。
すんご~く大きく、部分拡大
お。
このお姿は、まぎれもなくカワセミさんのような。。。
サギに導かれた、夢か幻か。
こんなところにいらしったとは。
伊豆 鳥さん第2号 偶然写ったカワセミ君。
実は、カワセミさんが写っていることは、撮ってから1時間後に気づきました。
すぐ気づいていれば、ずっと狙ったのですが。。。
皆様のコメントのおかげをもちまして、偶然とはいえ、修善寺のかの川で、カワセミさんを撮影することができました。
改めまして、御礼申し上げます。
しかし、いくら偶然とはいえ、こうも見事に、偶然たまたま、そこにおられるものでしょうか。
もしかしましたら、この一枚は、念写なのかもしれません。
☆☆
修善寺大橋をわたり、桂川沿いを歩きます。
☆
お出迎えは、セグロセキレイちゃん。
飛びまくってくれたのですが、盛大にブレてしまいました。
セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイと、あちこちに数羽いました。そろい踏み。
おなじみの、ハクセキレイ君。
ハクセキレイくんは、うちの近所にも住み着いていて、二日に一度は会います。
こちらもお馴染み、キセキレイ君。
☆
弘法大師が独鈷でついて湧出させたといわれる「独鈷の湯」まえには、
カラスはカラスでも、川にいる普通のカラスちゃん(ハシボソカラス)。
よくみる黒いカラスもきれいな清流にいると、かわいい気がします。
めずらしい小鳥さんの「カワガラス」は、こちらとは全然違います。色も形も。
画像がはっ付けられないのですが(日本野鳥の会カワガラス)、
「カワガラス」さんという、普通のカラスとは全然似ていない、茶色い小鳥さんがこの川のどこかに・・・パッと行った川初心者には見つかりません。
川にカラスがいて、おおカワガラスと思う自分が悲しい限りです。
そして、ヒヨドリ写真家としては外せない、イソヒヨドリ
ここに写っておりますのは、足立近辺にもいる、わりとポピュラーな小鳥さん達ばかりですが、偶然のゲスト出演とはいえ、カワセミさんもご登場になりましたので、
当方の伊豆お出かけ、大強風のなかでの小鳥探しとしては、収穫のある一日だったと思います。
これで、秘密の作戦「宿のドアを出たらジョウビタキ」が実現していれば。。。
☆☆
いちおう、というか、当然、修禅寺へもおまいりしてきました。修善寺と修禅寺が、よく間違って、ややこしいんですよね。
桜は、数本咲いていました。
龍の口からお湯が出る、大師の湯「手水」
☆☆
泊まりましたところは、前回、モンゴルのテントのようなところと書きましたが、実際は、こんな感じの家です。
時之栖(ときのすみか)グループ ホテルオリーブの木 (大仁)
応対は、とても爽やかです。
お隣が森~山で、ドアを開けたら、即ジョウビタキ、を期待していたのですが、この丸家、意外といっぱいあって、鶯が近くに来ただけでした。 小鳥は近くにたくさんいそうな場所なんですが。
中はベッドが四つあり、家庭用バスタブに温泉が引いてあります。
すぐ隣の、大規模な日帰り入浴施設 ひゃくわらい(百笑)入浴券がついて、一泊朝食付き6千円。
当方にぴったりの、リーズナブル宿ということですね。
☆
自分でしておいて、こういうのも変ですが、こんな話でいいのでしょうか。
えっと、やはりといいますか、何かが長すぎまして、大井川鐵道&SL乗車の旅までは、たどり着けませんでした。
おそらく2~3日あとに、後篇として、またグダグダ書くのではないかと思います。
今回よりは、すこし、見どころが増えるかもしれません。
最後に、ヒヨドリ写真家としては押さえておきたい1枚を。
ヒヨドリ親分とスズメの子分たち。
もしかしましたら、今回の旅行のベストショットかも?
カワガラスにつき、大いなる誤記&誤解を招く表現がありましたことをお詫び申し上げます。
本文中にどこか抜けているところがありましたら、追記/訂正いたします。
では また。
☆☆
西新井sunny-side up の近況
皆様、ご訪問、そして多くのあたたまるコメント、ありがとうございます。
まだまだ探鳥的には、全然できていないのですが、少しづつ、目の前に小鳥さんが出てきつつある気がします。
できれば、目の高さぐらいの枝か杭に、じっと止まっていて欲しい。
ゆっくり地面を歩いているのも歓迎です。
カメラ&レンズ沼にはハマっていないと思いますが、
機材が増えますと、撮れる絵も違ってきて、面白いなあ、と思っております。
今回の主な機材
オリンパスOM D E-M5(旧)&75-300ミリレンズ(換算600)
ソニーα6000, LA-EA4アダプター,シグマ・マクロ105ミリ(換算157)
ともかく、今回のような強風下では、小鳥さんの写真とかお花の写真とかをのんびり撮るという話にはなかなかなりません。
修善寺で特別にゲスト出演してくださいました、かの川のカワセミさんと、そこへ誘導してくれたサギさんに、特に感謝したいと思います。
ブログめぐりは、旅行中ほとんどできませんでしたので、これからセキレイほどのスピードでお伺いしたいと思いますが、うちのパソコン内で強風が吹きましたら、すぐにはたどりつかないかもしれません。風がやむまで、お許しください。
次回、二三日あとは、大井川周辺の話になると思います。
旅行中に 2万nice を頂戴いたしました。
改めまして、皆様に御礼申し上げます。
※本日の一品
東京駅で買った「仙台牛弁当」と、ホテル隣接のひゃくわらいの湯(百笑)で売っていた時之栖チーズケーキ