10月9日(月) 最後に見た食事風景





Judy Garland (Ozの魔法使い より)
「幸せの青い鳥」は虹を超えて虹のかなたの国へ飛んでいけるのですね。




10月9日撮影 水浴び


9月11日撮影  奥にいるのは当時の若オス夫くんです


9月24日撮影



今年の2月17日撮影



皆さん、こんにちは。
ご訪問、コメント、ありがとうございます。

昨日18日(水)に、約8日ぶりに水元へ行ってまりました。
10月12日~17日までは週中の仕事&雨で水元へ行けず。

She has gone to somewhere over the rainbow.
彼女はどこか虹のかなたへ行ってしまった。

里のメスカワセミちゃんが、

10月13日(水)より昨日18日(水)まで1週間、まったく姿を見せていません(18日の聞き込みで判明)。
昨日18日は自分で確認しましたが、彼女の気配はまったくありません。

昨年、一昨年の2年は、子育てが終わった後の夏場に3週間~1ケ月ほど里を留守にしたことがあって、そのあとちゃんと戻ってきましたが、
今回は、夏場の一時的移動ではなく、虹の向こうの国へ行ってしまい、おそらく、戻ってくることはないでしょう。

もちろん、ひょっこりまた戻ってくる可能性はないわけではありません。



約ひと月前にこう書きましたが:
9月21日(木)は、
ペリット(
一度のみ下した食物中の不消化物(骨など)を塊にして口から吐き出すもので、肉食鳥の特徴的食性)
が1日中吐き出せないなどメスカワセミちゃんの体調がおもわしくなく、
けっこう心配しましたが、
その後ちゃんと出せたようで、今現在はたいそう元気です。

そのとき、
一緒に撮っていましたベテランのカワセミ撮りの方が、
「ペリットをなかなか吐き出せないほど老齢が目立つと、すぐとは言わないまでも、もうあと1~2ケ月ほどしか寿命がない」
と言っておられたのです。

すでに満5歳を過ぎたと思われるメスカワセミちゃん。
せいぜい3~4年しか生きない、(よくわかっていないものの)最大で7年とも言われるカワセミ的には老齢の域です。

一昨年 1番子 2番子
 昨年 1番子 2番子(巣がやられて放棄) 3番子
 今年 1番子 2番子 3番子
(ヒナがかえらず)
と、3年の子育てを行い、多くの子(1回につき3~5羽)を送り出しました。
同じ個体で3年連続の繁殖を確認するのも稀なこと。

思えば、今年の夏場の無謀とも思える3番子・子作りは、来年の繁殖は無理との自覚がさせたものか。
結局ヒナはかえりませんでしたが、巣作りも一人で行い、体力を相当に消耗させたのは確か。


カワセミの里に来たこの4年の間、
ほぼ毎日、数多く出てきてくれて、
皆に愛された、美しく力強いカワセミでした。

ある程度覚悟はしていたのですが、
高齢とはいえ、つい先日の10月11日(月)まではとっても元気にしてたのです。

自分がカワセミを撮り始めた2015年3月:2年半前、里にはこのメスカワセミちゃんがいました。
この2年半の間、カワセミ撮りで知り合った仲間とともに、カワセミの里で、
ずっとこのメスちゃんを中心に撮り続けました。

ありがとう、里のメスカワセミちゃん。
言いたくはないけれど、さようなら。
虹のかなたの国で、また逢う日まで。

里のメスちゃんのカワセミ画像は、追っていくつか追加されると思います、たぶん。

※※ 追 加 ※※
これは2年前の9月、7DⅡを買った直後に撮ったものだけど、やっぱり若々しいかなあ。




☆☆
10月18日現在、
カワセミの里には、彼女の最後の夫でした 若オスくんが来ています。

おそらく彼は彼女の子供。
なんといいますか、目元&顔立ちが愛らしいのですね。
つい先週の11日(月)まではつれなくメスカワセミちゃんに追い払われていたのですが、彼女が去るとともに里の主に。

まだ、なわばりの支配権を確立したばかりで、

1日何度か里の池に来て、時に怒涛の餌獲りを見せるものの、
里の池での餌獲りは頻繁には行っていません。
里の池の主になったとはいえ、これまでの、普段の自分のえさ場を持っていますので、にわかにはここを主たる餌場にはしていません。

ちなみに、1日トータルで、
17日(火)は止まり木に止まらず飛び込みはゼロ回らしく、
18日(水)は自分で確認しましたが写真の通り朝1度止まったものの以降は止まらず飛び込みはゼロ回(その1度は飛び込む寸前だったのですが、ちびメスちゃんがでてきたので、追い払いに行ってしまいました)。
ただ、今は連日の雨で水かさがかなり増していてお魚を獲りにくい、という事情もあります。メスちゃんでもこの水量ですとあまり飛び込まない水嵩になっています。

もちろん両日とも岩場にはまったく来ません。木陰から木陰へと移動しています。
今のところ、縄張り巡回で1日数回来ている、という感じ。
あっ、ちびメスちゃんは、シャイなので朝だいたい岩場にいるんですけれど。



これから徐々に、里の池に来る回数も、餌獲りの回数も増えていくものと期待しています。
たぶん、そのうち増えるかと。
彼は、類まれな運動能力を持っていて、ものすごく速いので、ダイブシーンを撮るのはほんと大変なのですが。

あと、ちょっと可愛い子が。

里のメスカワセミちゃんにそっくりというか、同じような可愛い仕草を見せる幼鳥メスちゃんも来ています。ですが、ちょっと弱弱しいのでオスくんに追い払われています。
彼女が里の後継者になってくれると、ほんと愛らしいのですが、ですね。

☆☆
昨18日は、途中で、里の池に里施設の草刈りの手が入りましたので、その間はカワセミが警戒して出てこないため2時間ばかり、
長らく行っていませんでした不動池の様子を見に行ってきました。

現在、不動池では、
昨年、一昨年のつがいの元夫、元妻と、今年の1番子幼鳥メスの三羽が、依然としてけん制しあいながら出ているようです。

18日に撮影できたのは、1番子幼鳥メスちゃん1羽だけでしたが、確かに3羽いるのは確認できました。
たった1日で2時間余りだけではそう多くは撮影できません。
不動池の1番子メスちゃん。
同じ幼鳥メスでも、こちらは力強く堂々と池で親と張り合っています。逃げません。

ホバリング(ピントがちょっと甘いけれど)

餌獲り失敗
お魚を獲った1度のシーンは撮り損ねました。

これから先も、カワセミの里中心に撮り続けるかとは思いますが、若オスくんの動向も不透明であまりにも出てこないようでしたら、
不動池にもときどきお邪魔したいと思う次第です。

☆☆
カワセミの里がリセット状態のため、
次回ブログは、約2週間の間を置きまして、
今月末10月31日に再開したいと思います。

では また。

☆☆
恒例カワセミを探そう?

朝日に輝くメスカワセミちゃんを発見できましたでしょうか?


☆☆
西新井ころっけ君の近況




2年前の9月 やっぱり若々しいかなあ。




ご訪問、コメント、ありがとうございます。

えっと、ずっと雨でしたので、ごくせんPart1ドラマ 13回と ごくせんムービーと、ごくせんPart2 3回までを見終えました。ついでにキムタクの「Spaceship大和」と、「聖の青春」(将棋指しの実話物語)と、「千と千尋の神隠し」と、刑事ものの「怪物」も。

長く池の主として皆に愛されていました里のメスカワセミちゃんが里を去ってしまったようです。
現在は、彼女の子供と思われる先の夫 若オスくんが暫定で後を継いでいますが、あまり表舞台に出てきません。

2015年3月にカワセミを撮り始めて2年半、いつも里にいたメスカワセミちゃんがこれからはいないと思いますと、感傷的ですが寂しさが募ります。
とはいえ、世代交代は人の世も同じ。
いつまでもめそめそしてはいられません。
また新たなカワセミ撮りにチャレンジしていきたいと思います。

《追記》
いただきましたコメントへのお返事が滞っていたのですが、自分のノートパソコンが復旧し(ソネットの具合とは関係なく、ちょっと壊れてまして)、やや涙も枯れましたので、遅ればせながら25日以降にお返事申し上げます。


ブログ巡りは、ごくせんのごとく「いいかお前ら、カワセミ撮りってものは社会の屑じゃない、じいさんの暇つぶしにも意義があるんだ」とめぐりたいと思いますが、石川産コシヒカリが美味しすぎてのんきにめぐっているやもしれません。満腹で机の前から動けないようでしたら、素速く廻れると思います。

※本日の一品
みかん 極早生

なぜか昨夕と今朝は、みかんを食べていても、時々涙が出ますね。ごくせんを見ながら食べているせいでしょうか。
では。