SSブログ

ブログ巡りは止められないが、ブログ探しは難しい の巻

ブログ巡りは止められないが、ブログ探しは難しい の巻

10月30日、「秋の天皇賞」
当方は、レースを間違えて、馬券を買うことすらできませんでした。
そのおかげで、間違えたレース馬券は当たったのですが。

競馬に夢破れて、当方、しばらく、ブログ巡りをしておりました。

まずは、英語関係のブログです。

先ずは、「大阪の主婦」さんのところに無理やりお邪魔して、次いで、レシピブログを一巡り、「ハギスはお好き」ブログから「キルトはお好き」ブログに飛んで、melocotonさんの本棚をちびっと見させていただきました。

そこでangelさんのコメント見て、angelさん、あっこさん、サミアドさん他、一連の大阪の主婦さん「コメント軍団」の方のブログを一巡りした後、1時間後ぐらいに、関東に戻ってまいりました。

うっかりしておりました。
洋書読みのでんすけさんのところに寄るのを、忘れしまいました。
後で、もう一回、大阪に行かないと。

ちなみに、当方、最近は、大阪方面のブログで、主に「ヨタコメント」をしております。
まだ、出入り禁止にはなっておりません。
関東のブログでは、当方のヨタコメント警戒警報が出ています。

で、初心にかえりまして、「step by step」 で、神田古本まつり情報を入手し、洋書絵本も数多く出ているのを知り、「おお、今年こそはキチンといかないと」と決心した、という次第です。

ここまでで、文中に登場した各お名前及び各ブログの内容を正確にご理解できた方には、「ブログ巡り士2級」が、授与されます。

「ブログ巡り士試験」の発行・主宰元は、西新井SUNNY-SIDE UP 英語教室かと推測されます。
なぜ英語教室が、かような試験を実施するのかについては、ブログ紹介家?のジロー君こと足立sunnyがそこにいるから、のような気がします。


☆☆
競馬に夢破れて、実は、最初は、
馬産地の北海道の「馬関係」ブログを探したのです。

こころは、馬産地の北海道に。

エエトですね。
ふだん、競馬とかお馬さんに接しない方が多いと思われますので、チョビットかいつまんでご説明いたしますと、
だいたい、今、日本の牧場で一番大きいのが、「社台ファーム」というところが中心の「社台グループ」なのです。シャダイです。

「社台」という地名・場所は、北海道の、室蘭と登別の間にあります。
馬産地と言われる日高地方ではないんです。

社台グループのもう一つの拠点「白老ファーム」のある「白老」も、この近くです。もう一つ「ノーザンファーム空港牧場」は、空港、すなわち千歳空港の近くにあります。ここのところには、乗馬&レジャー施設のスタリオン・ステーションもありまして、千歳空港から直行バスも出ております。

「社台ファーム」には、その昔、「ノーザンテースト」という大種牡馬がおりまして、その馬の子供が日本の大レースをことごとく制覇して、牧場の一大基礎を築いたのです。
ノーザンテーストは、世界的名馬の「ノーザンダンサーの子供」で、社台の総帥だった吉田善也さんが、日本に導入した輸入種牡馬です。
馬に関する、本当の目利きだったんですね。

その後も、「社台ファーム」はどんどん世界の名馬の子供を輸入し、日本で名馬を生産したのですが、さらに「サンデーサイレンス」というアメリカの名馬を輸入しましたところ、この馬の子供達が、日本の競馬を、まさに根底から変えてしまったのです。

日本の大レースの7割以上を、毎年、このサンデーサイレンスの子供達が制覇していったのです。サンデーサイレンスの子供を外して馬券を買いましたら、もう、まずアウトだったわけです。

それは、子供の子供:孫の世代になって、さらに広がってゆきました。
今年のドバイワールドカップ(世界最高賞金レース)を勝った、日本産馬「ヴィクトワールピサ」は、サンデーサイレンスの子供:ネオユニバースの子供です。

昨年のフランス凱旋門賞(世界でもっとも権威のあるレース)の2着馬「ナカヤマフェスタ」は、サンデーサイレンスの子供:ステイゴールドの子供です。

今年のわが国の3歳牡馬3冠「皐月賞」「ダービー」「菊花賞」を制した3冠馬「オルフェ-ブル」も、ステイゴールドの子供です。

「オルフェーブル」の前の3冠馬は、7年前、サンデーサイレンスの子供の「ディープインパクト」で、彼は、フランス凱旋門賞で3着に入線しました(禁止薬物が検出されてレース結果は失格でしたが)。
外国でのレース前の体調管理に気を使った結果、フランス競馬での禁止薬物が体内に入ってしまったようでした。結果は別として、体調が十分でない中、3着でゴールしたことは紛れもありません。

今回の天皇賞秋では、出場18頭中、サンデーサイレンスの実子1頭(サンデーサイレンスは亡くなってしまったので、最後の世代の産駒です)、サンデーサイレンスの子供を父とする馬5頭、サンデーサイレンスを母の父とする馬8頭、都合14頭がサンデーサイレンス関係の馬です。
サンデーサイレンスの子供達は、日本で大レースを勝ち、次々と種牡馬になっていったのです。もちろん、牝馬も、サンデーサイレンスの娘達が、大レースを次々制してゆきました。母の父サンデーサイレンスの馬も、出世する馬、大レースを勝てる馬であるとの評価が定着しています。

また、種牡馬「キングカメハメハ」は、世界的名馬「キングマンボ」の子供で、「キングカメハメハ」の子供達も大活躍なのですが、これも社台グループの種牡馬で、父キングカメハメハの子供が3頭出ています。
もう1頭、キングマンボを父に持つ「キングズベスト」が父の馬も、社台ファーム生産馬です。こちらの馬は、昨年の日本ダービー馬です。

父が「ジャングルポケット」という馬も2頭出ており、その父の父は「トニービン」です。「トニービン」はフランス凱旋門賞馬ですが、これも、「社台ファーム」の輸入種牡馬です。そして、もう1頭母の父「トニービン」という馬も出ています。

しかも、なんと、父「ジャングルポケット」の馬の中に、母の父「ノーザンテースト」という馬が出ているのです。サンデーサイレンスを除くと、まさに社台中の社台という感じの馬です。

その馬の名は、「トーセンジョーダン」。
今年、すなわち今日10月30日の、天皇賞秋の勝ち馬です。
社台グループのノーザンファームの生産馬です。

☆追記11月1日:
大事なことをお伝えするのを失念しておりました。この馬、トーセンジョーダン君。子馬のときのお値段が、ナント、1億7千万円です。
血統的にも、子馬のときの体つきからも、スンゴク期待されていた馬だったんですね。
競争生活ももうスグ終わろうかという7才になって、ついにその才能が完全開花したという次第です。
今は、8才以降も走る馬がいて、昨年の天皇賞秋も、その8才馬の「カンパニー」というトニービン系の馬が勝ったのですが、フツウのお馬さんは、7才になるとだいたい引退します。
GIレースを勝った馬は、だいたい種牡馬(お父さんとして、子供を作る馬)に、G1レースを勝てなかったが重賞をいくつか勝った馬は、乗馬用の馬か、功労馬として余生を送ることができる場合もあります。全てではありませんが。

残念ながら、それ以外の引退馬は、飼育代がかかるので、飼い続けられないのです。いくつか、馬を救うプロジェクトはあるのですが・・・。

もし、トーセンジョーダン君が、今夏の札幌記念と天皇賞秋を勝たなかったら、いかに1億7千万の馬だったといっても、種牡馬になれず、「行方しれず」になっていたかもしれないのです。

そういう血のドラマ、厳しい現実、もあるわけです。

しかも、今回の天皇賞秋(芝2000メートル)の優勝結果は、芝2000メートルのレースでの「日本レコードタイム」(1分56秒1、従来の記録が1分57秒2ですから、驚異の1秒1短縮)なのです。

いくら、今の東京競馬場の芝コースが、ゴールまで残り800メートルに、オーバーシードをして従来より格段に走りやすい芝コースになっていて、レース前半のペースもモノスゴク速かったとはいえ、日本競馬史上に燦然と輝く、100年の歴史に残る偉業です。

これを、競争生活のおしまい近くに、みごとやってのけたわけです。
ジョーダン君、血統だけでなく、自力で、種牡馬への道を開きました。

☆追記終わり


つまり、今回の天皇賞秋の出走馬は、もうほとんど、社台グループの関連馬ばかりなのですね。社台グループの生産馬だけで、18頭中12頭で、出走馬中社台グループの馬と関係のない馬は、1頭しかいません。

まあ、全ての大レースがこうだということはないのですが、サンデーサイレンスの孫世代になって、社台グループの馬関連の、レースでの比重が非常に多くなっているのは事実です。
それだけ、いい馬を輸入し、その馬の優秀な子供達を生産してきたということでもあります。

☆☆
なぜか、馬産地のブログ探し、ではなく、社台グループの宣伝になってしまったのですが、簡単に申しますと、まあ、日本の馬関連の半分以上が、社台グループと何らかで関係している、ということであります。

それで、牧場関係のブログを探したのですが、どうにも、「競馬ブログ」「馬券ブログ」「競馬サイト」が多すぎて、なかなか、「馬だけのブログ」「牧場関係者のブログ」に、辿りつけないんですね。

北海道と言えば、やはり、「アレだな」ということで、

どれだな、

お馬を離れて、心身の鍛錬をするべく、しばらくぶりに、札幌の空手ガールズの日記におじゃましてみました。

札幌発!ー空手道場日記ー~空手ガールズ~

関東でも、日に日に寒くなると思っていましたら、北海道は、もう冬の一歩手前みたいです。冬も近いサップロの風景が写っていました。
ブログには、怖い空手の必殺技と、かわいい女のコ(すんごく小さい女のコ)のほほえましい姿が。少し、心がなごみました。

で、このブログを見ておりましたら、「日本ブログ村」の「地域情報」にランキング参加している旨の表記がありました。

そうか、これだ!

(1)日本ブログ村の地域情報で、北海道を探せば、馬産地のブログも入るわけです。

(2)また、「三石」+「牧場」+「ブログ」とか、「静内+「牧場」とかで検索すれば、日高の三石や静内で牧場をしている人のブログが見つかるのではないか?

さっそく、試みました。

(1)日本ブログ村 地域情報 北海道
 一つ、「厩務員ブログー馬とともにー」というブログが見つかりました。
ところが、今日のブログ記事(10月30日、天皇賞秋の感想のようなもの)を見て、ちょっとガッカリ。
牧場の厩務員というのは、レース自体とは無縁だから、といっても、あまりに無味乾燥名な内容なんですね。

馬産の厩務員なのだから、「トニービン」の代表産駒でダービー馬であるジャングルポケットの子供、そして母の父ノーザンテースト、そういうところに、少しでも触れて欲しかったのです。
まあ、今日の天皇賞の第一の話題は、サンデーサイレンスの子供:スペシャルウィークを父に持つ「ブエナビスタ」の、牝馬初の天皇賞連覇がなるか、という点だったのではあるのですが。結果は、4着。連覇はなりませんでした。

「トニービン」は、日本で数々の走る馬、重賞勝ち馬を数多く輩出したのですが、その子供で種牡馬として大成功しているのは、「ジャングルポケット」ぐらいなわけです。
サンデーサイレンスの子供達が、相当の確率で、種牡馬として大レース勝ち馬を出しているのに比較すると、孫の世代では、ズイブン差があるのですね。

それから、唯一の母の父「ノーザンテースト」、これに触れずして、今日の天皇賞は語れません。

馬が走るお写真のある記事もあったのですけれども、失礼を承知で言えば、どうも、ブログの内容が、馬産地の厩務員の方のものとしては、今ひとつしっくりこない感じです。

しかし、日本ブログ村の地域情報では、この一つしか、まだ探し出せていません。

(2)「静内」+「牧場」検索

静内と牧場でアンド検索をかけますと、サラブレッドのメッカ静内の牧場案内や見学案内がたくさん出てきます。

その中に、Youtube動画の「牧場」が、数多く見つかりました。 



まさしく、サラブレッドの牧場姿です。

他にも、牧場の見学Yuotube動画もありました。
北海道だけでなく、宮崎などの地域のものも。

ブログはまだ発見できていませんが、お馬さんが見れたので、一応の満足は得られました。

まあ、当方、静内には一度しか行ったことがなく、時間の制約もあって、いろいろなところを回れなかったのですが、これから、この方式の検索を続けて、Youtubeで牧場見学を堪能したいと思っています。

ブログも、そのうち探し出すつもりです。

しかし、ブログ巡りは楽しいけれども、「楽しいブログ」「読みたいブログ」のブログ探しは難しい、ことを実感しました。

そういえば、当方が一番良く読ませていただいているマチャさんのブログは、ソネットのナイス数のスゴイブログを見ていて、発見できたものでありますし、大阪の主婦さんのブログは、何かの拍子にでんすけさんのブログへお邪魔したら、大阪の主婦さんのブログがスゴイと言われて出かけていったものなわけです。

探し出そうとして探して見つけたというより、神様がプレゼントしてくれて、「こういうブログがありますよ」と差し出してくれたようなものなんですね。

自力で、見たいブログを探し出し見つけるのは、本当に、難しいのです。
でも、そのうち、きっと、面白い牧場ブログを見つけて読むぞ、そう考えている当方です。

さあ、そろそろ、ですね、
でんすけさんのところでお邪魔して、さらに主婦さんの所にも寄り道しなければ。

ということで、今回は、牧場の馬をご覧いただいたところで、お別れとしたいと思います。もう午前0時ですから、これからブログ巡りをして、となると、やはりこの辺でおいとましなければなりません。

では また。

西新井SUNNY-SIDE UP の近況

絵本が2冊と、1セット4冊、アマゾンから届きました。
これから読もうと思います。
一番楽しみにしていた「ろばのとしょかん」はまだなんですけれども。

 


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 4

大阪の主婦

あっはっは(爆)
ブログめぐり、義務みたいになってるんちゃいますか(爆)

今日はハロウィーンパーティーとやらでマンション内の子供10人分お菓子の用意をしました(汗)

さ、晩御飯つくろ(汗)

連日の英語ねたブログで、疲れました。もうネタ切れ(汗)

ではでは~。
by 大阪の主婦 (2011-10-31 18:14) 

足立sunny

大阪の主婦さん、 はじめまして(爆)
笑っていただきますと、何よりです。

エエと、本当に楽しいブログめぐり、です(汗)。

時間がかかりますけれども、ですね。
それにしても、ブログ内容が「とてつもなく雄大で」、各コメントが「長くて、複雑で、愛情に満ちている」、そういうブログは、いまのところ、主婦さんのブログぐらいですね。

全部読むのに、ほぼ40分はかかりますね。
それと、次々追加されるコメント見学のため、時には1日5回も行っているのは、実は、当方です。

そういう人、わりと多いと思いますね。
「コメント見学」の人。




by 足立sunny (2011-10-31 21:05) 

電個

こんばんは。

日曜、午後3時ごろのインターFM 76.1Mhz
の番組中で、競馬の実況中継を英語でやてる
ときがあります。

ディックフランシス気分が味わえまーす?

by 電個 (2011-10-31 23:17) 

足立sunny

電個さん、ナント、そうでしたか!

全く盲点でした。インターFMで、そういえば、やりそうですよね。外人さんトリオが競馬好きだったりして。
いいですねえ。
それにしても、お馬さん、競馬、騎手、厩舎といえば、ディックフランシスですよね。実は、当方、英語版のヤツはあまり読んでいないのです。少しは、もってはいうのですが。

インターの英語競馬中継、聴けるように、試してみます。

by 足立sunny (2011-11-01 05:17) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。