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BOOKAHOLIC ? それとも TADOKUHOLIIC ? [Bookaholic 読書記録]

 えー、西新井sunny と 足立sunny がゴッチャになってきました。
 東京の足立区西新井に住んでいるので、メインの楽しく読もうブログを足立sunny、としたのですが、紛らわしい、と指摘されました。
 でも、いまさら変えるのももっと紛らわしいので、当分このままでいこうと思います。

 さて、一般に、洋書の多読信奉者は、「タドキスト」と自称されているようです。新宿にビルがいくつも並んでいる。有名なSEGというところの門下生がほとんどだと思います。
 私は、タドキストではありません。SEGには一度も足を踏み入れたことはないですし、会員、元会員の方の知り合いも一人もおりません。

 では、全く関係ないかというと、実は、大あり、なのです。

 そうとう昔に、SEG主催者のかたの「快読100万語!ペーパーバックへの道」という本がリリースされました。これを、近所の古本屋さんでタマタマ見つけました。足立区西新井駅すぐの「高田書店」ありがとう。本当に良いお店です。国分寺書店のおばばよりも、高田書店の奥さんの方が、当然、若くて(個人的見解)、やさしくて(個人的見解)、美人でスマートです(日本語の方でも、英語のsmartの方でも。ちなみに、かのアインシュタインの学生時代の評価は「smart」です) 。
 私は、活字中毒で、毎日何らかの本を読んでいました。大学生の頃などは、一日10時間、法律書の読書を丸2年ほど続けました。
 そのおかげで、超難関の国家試験に合格し、大学講師にまでなれたのですが(まあ、そういう宣伝はさておきー自分で自慢しているだけじゃないか?ー)、古本屋さんには、毎日通っていたのです。今でも、ほぼ毎日通っています。
 つまり、そこで何気なくこの本を買って(250円)、読んだわけです。人生を変える250円。

 本には、100万語くらい英語の読書シャワーをあびれば、英語が自然とできるようになり、やさしめのペーパーバックくらいは読めるようになる・・・ようなことが、いかにも説得力のありそうな論調で書かれていました。
 そのとき、英語での苦い経験が、一陣の砂嵐のように(これは使いフルされた用例で個性を旨とする短歌などではあまり評価されませんが・・私の趣味の一つが短歌です)、頭をよぎったのです。
*英語でまず落ちる大学院の入試をあきらめ、就職したこと
*仕事であまりよく英語が使えず苦労したこと
*新婚旅行でニュージーランドに行ったとき、よく通じない英語の「モデルサンプル」として挙げられているバニラ失敗を本当に体験したこと
 皆さんご存知のあのバニラ失敗です。実際に体験した人は少ないと思います。
 妻と海岸へゆき、アイスクリームでもと買いに行きました。そこには、なぜかアジア系のような売り子の少女が。彼女に I  ~ バニラ、とやったのですが全く反応がありません。店には4種類しかアイスがありません。しかも、そのバニラを指差しながら言ったのです。二度ほど言ったところで、奥から店主が出てきて、指差しているアイスを二つ売ってくれました。

 というわけで、中年(50前くらいだから晩年かも)になって、読書を、洋書にシフトしたわけです。といっても、洋書は、はるか昔の高校生のときに 図書室にあった メリーポピンズ を読んだきりです。
 財政的には裕福でない状況では、多分高額なSEGセットなるものを買ってゆくわけにもまいりません。新宿は足立区からは、はてしなく遠いところで、会員とやらになるのにいくらかかるのか考えるだけでも無駄なことです。

 そう考えていたところ、何と、。また別の古本屋さんでスゴク分厚い100万語関係の本を105円で売っていました(そうです、ここはブックオフですね)。これには、多種多様な本が書評つきでリストアップされ、洋書のワンダーランドのような本でした。現在でも、多分、本屋やSEGで売っていると思います。

 しかし、一番オススメの本をセットで買う資金はありません。

 買えないならば、借りるのみです。自力で入手するのは、ブックオフが頼りです。
そこで、まず、図書館に行って、やさしそうな本や絵本から読むことにしました。しかし、絵本のいくつかを除き、図書館にはやさしい本がありません。

 そこで、同時に、ブックオフにも通ったわけです。ブックオフでは、1頁目の最初をながめ、やさしそうで読めそうだったらとりあえず買うこととしました。
読めるかどうかは、やってみなければわかりません。
その結果、ブックオフの「年間本購入冊数 洋書部門 ?」のブッチギリのトップにおどり出たのでは、と思います。

 レベルに応じて、指導者の推奨本を順に読んでゆく、ということはできません。読めそうな本、面白そうな本を買い、仕事の行きかえりの電車の中や家で、片端から読んでゆく、という毎日でした。

機関車トーマスの次にCATIE KAZOO,SWITCHEROO を読み、翌日はSweet valley twins を読む、という感じです。
1巻から順に読むことも、ほぼ出来ません。揃ってないからです。

 すると、どうでしょうか。適当に面白そうな本を選んで読んだだけであるのに、本に書いてある通り、1年くらいで、大人向けのペ-パーバックが何とか読めるようになったのです。

約1年間で読んだ本の文字数は、400万語を超えていました。

そして、何と、 いっさいそれ以外のことをしていないのに(私は、英語学習者ではなく読書マニアです)、NHKニュースや洋画映画の英語がところどころ聞き取れるようになっていたのです。

これには、正直、驚きました。
ベラベラとしか聞こえない部分もありますが、意味のある言葉として頭に入ってくるのです。

さらに、仕事先で(主に仕事先は屋外です)、道に迷っているフィリピン人さんらしきお姉さんに話しかけられて、事情を英語で聞き取り、ごく自然に、自分の携帯電話で訪問先相手に英語で電話してしまったのです。
英会話など、それまでマトモにしたことはありません
 
まあ、そんなわけで、私はタドキストではないけれど、Shopaholic ならぬ、
BOOKAHOLIC ? 
TADOKUHOLIC ?? 
BOOKAHOLIC in English ??? なのではないかと思います(こんな用語があれば)。
 
私が、はじめて読んだ大人向けの洋書が「Confessions of a Shopaholic ( SOPHIE KINSELLA)」です。
タドキストの方の推奨本リストにはまず挙がらないと思います。
以後 「Shopaholic & Baby」まで5冊を一気に読み、さらにSOPHIE KINSELLAの他の著作も続けて一気に読みました。
今でも結構お気に入りです。

この本を選んだ理由は、単に、「題名」が面白そうだったからです。そして、実際に読んで、面白かったから、次々につながっていったのです。

日本でもショッパホリックブームがおきたような気がしますから、内容を知っておられる方も多いと思います。
英語については、平易で、比較的わかりやすいペーパーバックだと思います。

ということで、やさしい英語を楽しく読んでゆけば、若い方であれば、少なくとも、中高年の私よりハルカにらくにペ-パーバックや新聞を読む力を身につけられる、と思います。

また、若い方ならば、楽しく読んだ結果、英会話も含めて英語を使いこなせるようになるのでは、と思っています。
 
それで、やさしい洋書を楽しく読もう、を標語としているのです。
 
では、また。

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