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「初級を終えた人」の英語学習について、ある「意見」を元にイロイロ思うこと

「初級を終えた人」の英語学習について、ある「意見」を元にイロイロ思うこと

ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチの記事は、チョット、1回ずれました。
次回は、おそらく、大丈夫だろうと思います。

実は、ですね、以前から申し上げているのですが、
当方、国語、英語、数学といった教科の学習塾という所に行ったことがありません。
ですから、普通の塾で、英語をどのように教えているのかは、全く不案内です。

昭和30年代前半生まれの、当方ぐらいのおじさん年齢になりますと、子供の頃は、相当昔ですから、学習塾に行かない子供もたくさんいたのです。小学生時代、足立区の当方のクラスメートは、少なくとも半分くらいは、学習塾にいってなかったような気がします。
東京の方ですと、当方が小学4年のときに環七が全線開通したといったら、おそらく、絶句して失神されるでしょう。

東京オリンピックは、まだホントの子供でしたので、記憶にないのですが、大阪で開催された万国博覧会(大阪万博)は、鮮明に覚えています。
小学5年の夏に、通っていた習字教室の計らいで、バスで大阪まで往復しました。もっとも、「暑い中を5時間も並んで、一番人気の三菱未来館に入った」というだけの記憶しかないのですが。

中学、高校でも、受験予備校などにも行っておりませんので、公立の学校以外の場で、勉強科目を指導していただいた経験はありません。

ただ、小学生のときに、「習字教室」と「そろばん教室」には各2年ほど通いました。
どちらも、お手本などは示されるのですが、基本的に、「自分でやる」教室で、よくできれば〇、ダメなら×、という位で、教えてもらうことはほとんどありません。

つまり、当方は、「初学者を終えた」段階から、今まで、一度も、このように勉強した方が良いというアドバイスをいただいたことがない、ということです。

そして、塾にも行っていませんので、後に少し触れます「英文のパズル解読法」は教わっていないということです。

☆ ☆
で、ですね。

何でこんなことをエンエンと申し上げるかといいますと、つい最近なのですが、あるところ(ヒミツ)で、以下のような論調のお話を目にしたことが原因です。

その方は、かねて知己のとある国の方から、原文(英語でない外国語です)の手紙をいただき、その言語がお出来になるので、これを読まれたのですが、それを読まれた後で述べられたお言葉です。

その方のこの文章の真意がナヘンにあるかは、今回の当方の話とは全く別の問題なので、その点は予めおことわりしておきますが、今回、当方は、このお話をベースに、若干考えてみたいと思う次第です。

☆ 引用☆

日本人が外国語の文章を読む時、文法を意識して読むことが多いですね。外国語を読んで、文法や文の構造に囚われずに意味を理解できれば、これに越したことはないと思いますが、どうしても語順や性・数・格など、文法・語法を意識してしまいます。それを意識化せずに理解できたら、しめたものだと考えます。

・日本のこれまでの外国語教育の誤った方法に「文学講読」があると、僕は考えます。文学作品は、短くて平易なものであれば差し支えないと思いますが、一流の作家や文豪のものは文章が難解過ぎ、しかも長いので、初級を終えた者には文の意味を捉えるのが難しいのです。また、実用語学に重点を置くべき外国語のトレーニングでは、文学作品は、使いもしない文学関係の語彙に偏り過ぎて、「使い物にならない不要の産物」になりかねません。読むのであれば、新聞・雑誌、評論・随想、日記・感想文などをお勧めします

☆引用終わり☆

議論のポイントは、4つあります(昔書きました、4つ提示法ではなくて!)。

1. この文の想定読者対象は、「初級を終えた人」~まだ十分に英語に熟達していない人、
であろうと思われること。

2. 「文法や文の構造に囚われずに意味を理解できれば、これに越したことはないと思いますが…しめたものだと思います」、の文、及び文法を意識化せずに理解する方法が提示されていないことから推定して、これは仮定的な理想論の一種で、現実にはムリ、文法の学習が大事だと思われているのではないかということ。

3. 「文学作品は、短くて平易なものであれば差し支えないと思いますが、一流の作家や文豪のものは文章が難解過ぎ、しかも長いので、初級を終えた者には文の意味を捉えるのが難しいのです。また、実用語学に重点を置くべき外国語のトレーニングでは、文学作品は、使いもしない文学関係の語彙に偏り過ぎて、「使い物にならない不要の産物」になりかねません。」とのお話から、おそらく、「文学作品=一流の作家や文豪の難しいペーパーバック」、だけを想定しているのではないか、ということ。

4. 「読むのであれば、新聞・雑誌、評論・随想、日記・感想文などをお勧めします。」との結び文から、「初級を終えた人」にこれらを使った学習を勧めている、らしいこと。

☆ ☆
まず、1.読者対象の点ですが、これはだいたいそういう想定だろうと思います。初級を終えた人が、どの程度の範囲なのかは不明ですが、公教育を受けた上で又は受けつつ、「改めて自ら英語を学習する、いわゆる独学者」を指すのではと推定します。

で、2.は論じるときりがないので、今回は、議論しません。
当方も、仮定法表現の文法や、過去・現在・未来・過去完了といった時制の文法、比較表現の文法、などについては、必須の学習項目と考えています。後は、大していらないとおもいますけれども。
これらは、格別の文法勉強をしないと、確実に身につけることが困難なのではないか、と思うからです。

☆☆
3.及び4.が、今回の議論ポイントの要です。

3.については、議論が難しくなるのですが、「一流の作家や文豪のものは文章が難解過ぎ、しかも長いので、初級を終えた者には文の意味を捉えるのが難しいのです。」という部分は、当方も、半分は同意見です。

半分というのは、大方の文豪のものは文章が難解すぎる、ということです。文章が難解で高尚で、文字通りに受け取れるとは限らない、だから、一般に、文豪なのですね。

ただ、「当方が思う一流の作家」の文は、必ずしも難解ではありませんし、平易な文を書く文豪もいないわけではありません。短くて、比較的平易な文学作品で、文豪といえば、ヘミングウェイや、オー・ヘンリーを挙げても良いかと思います。これらの方が、ここで記述されている「短くて平易なものであれば」の一つなのかもしれません。

一流の作家定義は人それぞれ、10人十色ですので、何をどうしても互いに議論がかみあうことはまずないのですが、いずれにしても、大人向けの普通のペーパーバックは、文豪でなくかなり駄作の作家のものでも、初級を終えた人には文の意味を捉えるのが難しく、長くて、読み進められませんので、この段階での学習素材としては、当方も、不適だと思います。

「当方が思う一流の作家」の文は、必ずしも難解ではありませんと当方が申しますのは、程度の問題であって、初級を終えた人には難解である、に相違ありません。
英検の準1級を持っておられる程度の英語・英語した方でも、大人向けペーパーバックを読むのはシンドイ方が大勢おられるのようですので、初級を終えた人には、不適だと思う次第です。

☆☆
しかし、ここからが真の議論のポイントなのです。

次の4.とも密接にからむ話なのですが、

実用英語
→文学作品を読むことはあまり利がない
→文学作品は使いものにならない不要の産物

実用英語→読むのであれば、新聞・雑誌、評論・随想、日記・感想文など、
という点です。

いったいにですね、「新聞、雑誌の英語文」は、大人向けペーパーバックより、数段難しいのです。

これは、普段ペーパーバック:駄作かもしれませんが文学作品です、を読んでいる当方が実感することですから、間違ってはいないと思います。

新聞では、一つ一つの記事が、あまり長くないという特色はありますが、新聞独特の用語も多く使われており、語彙もいわゆる1級語彙、難解語彙のオンパレードです。
文の構造が簡単かというと、ヘンテコで新聞独特の言い回しが多いので、簡単とは対極に位置しています。

実用英語の学習素材として、ビジネス語彙、ビジネス的いいまわしを学習するという点では、ペーパーバックより有益でしょうが、それは、初級を終えた人に、地獄のトレーニングを課すようなものだと、当方は考えます。
一文の相当数の単語を辞書で調べても、文自体が理解できないのではないか、と思うからです。

普通のペーパーバックの文も読めない人が、新聞を読もうとすれば、難行・苦行の連続に他なりません。
ただ、英語学習法としては、昔から定評があり、人気もあって、これに関する文庫本がベストセラーになっているのですけれども、ですね。「1日~分英字新聞」とかですね。やっぱり、皆、英語をやっているからには、新聞をある程度スラスラ読みたい、読めたらいいなあ、という願望は強いわけですね。

また、Timeなどの代表的雑誌にいたっては、新聞を読める人や1級保持者でさえ、四苦八苦している状況です。

語彙を含めて、難解な表現も多く、「初級を終えた人」段階では、到底読めるものではありません。ビジネス英語、実用英語の学習素材として好適・一級品であるということは間違いありませんが、勧める相手が根本的に違っているのではないか、と思う次第です。
当方に勧めるなら、話はわかりますけれども、ですね。

評論・随想にいたっては、論外のむずかしさでしょう。

日記・感想文は、普通、入手できるものが、限られています。英語ブログの英語日記ならば、それほど難しくないものが容易に見れますが、それ以外では、どうのような入手経路で入手できるのかさえ、判然としません。市販のものは、大人向けペーパーバックと難しさは、ほとんど変わりません。ただ、少し、短いので、解読時間が短いだけです。

☆☆
それで、ですね。
このようなアアデモナイ、コウデモナイ、ことを議論している「真意」は、
つまり、ですね、

・「日本の英語の出来る人は、難しい英文の英語をマスターすることが英語学習の必須だと考えているのではないか?」

・ 「日本の英語教育が効を奏さないのは、「難解英文・難解英語のパズル解析」を最大の達成課題としているからではないか?」

「6年間の英語教育で、又は、大学受験の受験レベルで、この「難解英文・難解英語のパズル解析」を達成しようとするから、「英文のパズル解析」を身につけるための授業を、学校で、塾で、行うことになるのではないか?」

・「そういった考えに立つと、英語学習者に対するアドバイスとして、実用英語を身につけるならば、「読むならば新聞・雑誌を読みましょう」、という論調が当たり前、普通のオススメになるのではないか?」

ということを指摘したいからです。

ホンの一例の例えで恐縮ですが、例えば、文法事項で、
いわゆる「関係代名詞」らしきもの、を用いている文の文法について学習するとします。

当方が思うには、これは「文中のWHO」、「文中のWHEN」、「文中のWHERE」、「文中のTHAT」の使い方として、
具体的な例文をそれぞれ何例か挙げながら、

WHO→前の人物がどんな人か説明するときに使う、
WHEN
→文をつなげたときは、前の事柄がいつの時点かの説明に使う、
→カンマで区切ったときは、ちょうどそのときに~、の意味、
WHERE→前の場所がどんな場所か説明するときに使う、
THAT→前の語句の説明に使う、省略しても英文としては差し支えないことも多い

ぐらいの感じで、それぞれ何個か実例を挙げれば、30分ぐらいで説明が終わってしまうような事項なわけです。これなら、難しいことは何もありません。

それを、理路整然と文法的に解明するものですから、エンエンと時間がかかり、また、かかる品詞が違うからと「関係副詞」なる語句まで用意して、より複雑多岐にしてしまいますから、ますます普通の理解から遠ざかる、という気がします。
関係代名詞の文法事項を、30分で覚えた人がいたら、お会いしてみたいですね。

単に、だいたいこのように使われるのだ、と説明しただけでは、英語の授業、学習としては失格と考えているのですね。

学者や研究者を育てているのではないのですよ、と、当方は言いたいのです。
もっとやさしく簡潔に教えられないのか、と思うわけです。

実際はどうか知りませんが、ネイティブの方だって、全員が全員、そんなに厳密に教えられたり・理路整然と覚えているとは到底思えないのですね。

極端な話でアレですが、文法の細かい例外事項の隅々なんて、知らなくともいいのです。学校で、教えなくともいいのです。100点事項をカンペキに教えようとするから、30点もできない人を乱立させることになるのではないか、と思うわけです。

8割がたは、こういう意味、使い方ですよ、でいいではありませんか。2割の例外は、後で、使いながら身につければ。それは、学校を卒業した後の話です。

関係代名詞の説明が、先のものだけでしたら、全員が30分でマスターでき、忘れる人もほとんどいないことでしょう。そもそも、関係代名詞なとという、くだらない専門用語で教えるから、学習者は、頭がパニックになるわけです。

先の関係代名詞の説明は、厳密に言わなくとも、もちろん正確でないのです。

関係代名詞らしきもの、を使った英文、と申し上げたのは、当方が、関係代名詞を正確に把握していないからです。

明らかに間違っている、と指摘する方もおられるでしょう。
当方も、それは否定しません。そもそも、文法は苦手です。

しかし、このように覚えておけば、実用には、ほとんど十分なのです。読むのには、まず不自由しません。書く場合にも、難しい言い回しをしなければ、これだけで十分です。

難解英文・難解英語を離れてしまえば、簡単に言い換えられる文法事項は、山ほどあるのです。

☆☆
それと、ですね、
実用英語というくくりでみますと、ビジネス英語、実用ビジネス英語というものは、確かに存在するのですが、これは、必ずしも、全ビジネスに共通・必須というわけではありません。

単語や言い回しに、ビジネス上、マスターしなければならない必須事項があるのは否めませんが、分野によって専門用語も違いますし、難解英語がほとんど出現しないビジネス現場も少なからずあります。

「新聞」や「雑誌」が読め、「そのような難しい英文が書けること」、が実用英語の基本ではないと思うのです。

例えばですが、当方が昔たずさわっておりました特許関係の英語や技術英語の部分で言いますと、現地代理人とのヤリトリでは、難しい難解英語は、ほとんど出現しません。普通の英文レターですから、用件がわかればよいだけです。

特許の技術英語は、それは難しい英語ですが、これは技術そのものが難しく、適切に表現する・精緻に理解するのが難しいのであって、上で述べたようないわゆる難解英語の世界ではありません。

特許の世界は、「一語」「1句」間違えただけで、数億~数十億が吹っ飛ぶという世界でもありますから、それは難しいとしか言いようがないのですが、難解英語とは別次元のものです。

当方も、海外企業の技術提携のオファーから、提携文書の作成、契約書の作成などを手がけたこともありましたが、一般的なフォームもありますから、格別難しい難解英文・難解英語は使用せずに済みました。

昔は、今ほど英語が読めず、むろん書く方のスキルも足りませんから、使おう思っても出てこなかったというのが実情です。それでも、何とか、ことは足りました。

また、裁判に備えて、外国の判例も読んで研究しなければならない場面もありましたが、これはまた分野の違う専門用語の難しさ、というところです。

☆☆
それと、ですね。
実用英語の前に、ですね。

最近、当方は、7才の子供向けの物語の本を、別ブログでご紹介したのですが、これは比較的やさしい英文です。
しかし、高校卒業生・大学受験経験者が、スラスラと読めない児童書もたくさんあるのです。

英語圏の子供の読んでいる児童書が、あまり読めないのにもかかわらず、大人向けの「新聞」「雑誌」が読める、というのは、有り得ない話なのです。

外国人の方で、日本語を勉強されている方が、小学生の読むひらがなの偉人伝がロクに読めずに、新聞がある程度読めたら、おかしいと思いませんか?

これと全く同じことを、中学・高校で実行しようとしているのです。
受験に際して、塾での指導は、さらに精緻を極めるのだと思います。
当方は、これを体験していないので、実際のところが不明なのですが。それで、最初に塾の話をエンエンとしたという点もあるのですが。

つまり、目標を、大人においている、のですね。

「英語圏の大人に伍して互角の英語を」、何としても学習する、
ということになりますと、学校である程度教え、塾で徹底的に学んでいる、「パズル解析法」を十二分に駆使しなければならないのです。

そして、それにならって、英語が出来るようになった方は、その不思議さに、気付かないのです。

ビジネス英語ウンヌン、実用英語ウンヌンを言う前に、英語圏の子供でも読める英文を普通に読めるようになることが、英語学習の先決問題だ、と思う次第です。

リーディングの面では、「パズル読解法」を駆使して、新聞記事の一つをエンエン解析読みする前に、語彙だけ少し補填すれば、新聞を曲がりなりにもある程度読める、そういう基礎の英語力を養成すべきなのではないか、と感じるわけです。

ビジネスに精通していない、知識型の日本人の作成する英文に、ヘンテコなものが多いと感じるのは、パズル作成法を使って英文を作成しているからなのではないか? とも思うのです。
パズル的にはピースに嵌っているのですね。
しかし、全体的には、おかしい。そういう文です。こうは言わないだろう、と感じる英文です。

☆ ☆
今回、右にぶれ、左にぶれながら、長々と、お話をさせていただき、途中でまた何を言っているのか、自分でも収集がつかなくなってしまいましたが、
ただ一つ言うならば、

パズル解読法を学校で教えている限り、カリキュラムを変えたり、時間配分を変えたりしても、何年経っても、昔とそう変わらず、

「英語が好き等の理由で、特別に自分で独学し必死に学習した人、しか、英語が出来るようにならない」、ということです。
大方の高校卒業生は、これだけ長時間費やした英語学習の成果を、自分で享受できない場合が少なくない、ということです。

普通ですと、それだけの時間をかけて、読めず、聴こえず、しゃべれず、なわけですから、これの改善には、小手先のやり方でなく、まさにコペルニクス的転換が必要と思われるのです。

☆☆
今回は、あるお話を題材にさせていただいて、とりとめのないタワケ話をさせていただいたわけですが、先の文を書かれた方には、直接お伝えできないのですが、この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

当方に、改めて考えるキッカケをいただいたものと思っております。
ただ、皆様に申し上げておかなければならないのですが、あくまで、この方の文の真意と、当方の記事、当方の読み取り方とは別次元のものでありますことを、おことわりしておきます。
当方は、決して、この方の姿勢を非難するものではなく、その文の意味内容を何ら否定するものではありません。
ただ、当方の今の意見としては、こういうものだ、ということであります。

では また。

西新井SUNNY-SIDE UPの近況

現在、2時30分ですが、起床4時30分なので、残り2時間です。
しかも、これから7イレブンにお買い物に行こうと思っております。
昨日の睡眠時間は2.5時間。
これは、どうも、少し寝不足ではないか、と思う次第です。

やさしい洋書~の記事ですが、BABARが途中まで進行しておりますが、
眠気に勝てません。ブログのコメントのお返事も、今日の夜になりそうです。
今、時計を見たら、3時57分です。睡眠時間は、30分かも。

追記:
BABAR the little elephant
象のバーバー君の物語
9月8日、「やさしい洋書を楽しく読もう」に新登場しました。

上のノウガキはお忘れいただいて、楽しくお読み下さい。

追記2:
A GoodNight , Sleeptight StoryBook
ベッドタイムストーリーの絵本シリーズです。
9月10日、「やさしい洋書を楽しく読もう」に新登場しました。
{3匹の子豚}の物語を、楽しくお読み下さい。

では。

 

 


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流ルル英語の風花

スウェーデン人やドイツ人など、もうみんなペラペラしゃべりますね。よほど学校での英語教育がいいのでしょう。会話偏重かと思いきや、新聞だって小説だってサラサラ読むし、ビジネスでもネイティブと同じように問題なくやってます。日本人は大負けです。足立sunnyさんがおっしゃるように、コペルニクス的転換が必要ですね。
by 流ルル英語の風花 (2011-09-07 22:22) 

足立sunny

流ルル英語の風花さん、ごぶさたしております。
お子様の記事、熱心に拝読しています。
エエト、技もチョットですね。

「パズル解読法・解析法」、パズル用語を、じゃっかん借用いたしました。

実は、この方に少し自分の意見をコメントしたのですが、どうもお気にめさなかったようで、拒絶をくらいまして、
ブログで急遽書いてみたのです。

大学受験の英語テストがこれだけ出来るのに、
当方を含めてですが、相変わらず、「聴こえず」「しゃべれず」「読めず」状態なのですね。

ついに導入された、小学校から英語をという改善策ですが、
中学以降、今までとそう変わらない方針でやっていけば、間違いなく、10年経っても、

「個人の努力で英語をマスターする人」

が多少増えるだけだろうと思っています。

世間の英語熱もあり、またKids教室に通う子供も増えていますから、「英語のできる人の数」は、全体的には増えるのでしょうが、
パズル解析法の世界を抜け出さない限り、一般の中学・高校生がデキナイ、ことには、変わりがない、と思っています。

まあ、授業以外に、自発的にNHKのラジオ、テレビを自分で聴いたり見たりして学習する子供達、自前の教材を用いて学習する子供達、受験英語のスイを極めた子供達は、どう転んでも、英語ができるようになるのでしょうが。

チョットやり方を変えるだけで、全員が、それなりに、英語が出来るようになると、当方は、思うんですね。全員が。

全体が向上し、裾野が広がると、上のレベルにゆくのも楽になります。
みんながある程度できると、授業も、グンとレベルアップできますから、ですね。

その基礎力が、やさしい本を読むことで培われると、当方は思うわけです。
日本語でも、絵本から始めて、だんだんレベルアップして、普通の文を普通に読めるようになって、大人になったわけですから、ですね。

どうして、英語だけ、やさしい本を読むことを軽視するの?と思うのです。

先の方の意見ではありませんが、知識人、英語の出来る人、ほど、「文法重視」「パズル解読法重視」で、やさしい英語の本なんて、一切興味がない、そういう世界なんですね。

絵本なんて読んでいるヒマがあれば、文法を勉強して、単語・熟語を覚えなさい、という感じでしょうか。
最初はわからなくても、難しい英文を、辞書を片手に勉強していくのですよ、とも言えます。

あまり信じてもらえないのですが、「子供向けの本を読んでいるだけで」、リスニングとかあまりしていなくとも、ゆっくりしゃべる会話文は、けっこうわかるようになるんですね(→当方の体感)。
今は、学校で、リスニングなどの時間を設けているわけですから、英文理解の基礎がそれなりに出来れば、
さらにちゃんとわかるようになるはずなんですね。

さらに、とりとめのないコメントになってしまいました。
風花さんのように、英語の出来る人は、今の教育では、ホント、超人的努力の人なのですね。

だれでも努力はするのですから、努力が実を結ぶような環境があると、いいとは思うのです。
でも、英語教育界の大方が、パズル解読法肯定派なんですね。
by 足立sunny (2011-09-08 10:07) 

足立sunny

マチャさま、ビタースイートさま、
愚痴にお付き合いいただいて、申し訳ありません。

実は、この方に、

文学作品といっても、いろいろあり、
「貴方はやさしい英語の本:児童書などというものを、ほとんど読まれたことがなく、あまりお知りにはならないのでしょうね」

などというタワケタことを申しましたら、(当然)、怒ってしまわれました。

昔、神保町の北沢書店:英米文学の代表的古書店の主に、「児童書はおいてませんか?児童文学系のものでもいいのですが。」と申しましたら、どのように説明しても、「児童書」が何なのか、わかってもらえず、ニューベリー賞も通じませんでした(児童文学賞なのに、これは不思議)。

英米文学専門の古書店ですから、文学評論の出ていないような本は、鼻から、相手にしていないのですね。
児童文学も、英米文学だと思うのですが、研究者が相手にするのは、アリスとか、トムソーヤーとか、一部の有名児童文学、文学者だけですからね。
サッカーぐらいは、今は、評論対象になっているかと思うのですが、ね。

本当の本の専門家でもこれですから、普通の英語の出来る方が知らない・思いつかないのも、当然なんでしょうけれども。
まあ、言い方が失礼でした、ですね。
by 足立sunny (2011-09-08 10:25) 

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