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「神田古書まつり」最終日と、10日間1万円生活破綻 の巻

「神田古書まつり」最終日と、10日間1万円生活破綻 の巻

☆☆
11月2日、
11月3日、
この両日には、当方にとって、重要なイベントが続きます。

☆☆
神田古本まつりは、いずれ出てくると思います。
タイトルの本題がなかなか出てこないのが、このブログの一つの特色と推測されますが、いつか、多量に出てきます。

まず、昨日、11月2日は、
浅草鷲神社の御酉様(おとりさま)「一の酉」でありました。
今年は、11月14日(月)二の酉、11月26日(土)三の酉です。
開催時間(各日とも)は、 午前0時から午後24時まで。

詳しくは、鷲神社公式ホームページで。

鷲神社の場所は、台東区千束で、昔の吉原遊郭の近くなのですが、地下鉄日比谷線「三ノ輪駅」(上野と北千住の中間)から徒歩約10分、銀座線、東武線の浅草駅からは徒歩約20分~30分なので、三ノ輪から行くのが便利です。

風情のある行き方としては、「三ノ輪橋ー早稲田面影橋」間を走る、都電荒川線:チンチン電車で終点:三ノ輪橋まで行くという方法もあります。JR王子駅前だと乗り換えに便利です。
これですと、ついでに、ジョイフル三ノ輪の商店街とかも回れます。

当方の実家は、長らくすし屋をしておりましたので、おとりさまで熊手を買うのが、毎年の恒例となっておりました。
といっても、毎年の恒例になったのは、当方が成人して買いにゆくようになったからで、それまでは、10年間1本で、ず~とまかなっておりました。
毎年変えなくとも、その当時は、商売繁盛でした、ですね。


今年は、3の酉までありますので、「火事にご注意」、となっています。

当方は、「火事にご注意」の由来を忘れてしまったのですが、江戸幕府の命運を決めてしまったとも称される「振袖火事」が、3の酉の年だったか?、まあ、大火事が3の酉の年にあったのだろうと、思うわけです。

ちなみに、つたない記憶ですが、この振袖火事のせいで、江戸の町の主要2/3及び江戸城まで炎上し、江戸城天守閣は修復もままならず、「実は、徳川幕府の命運は、このとき尽きていた」、と一説には言われています。

江戸幕府が始まって50年と少しの時点で(関が原の戦いが1600年、徳川家康の征夷大将軍任命が1603年、振袖火事は1657年)、幕府・徳川家は、それまで蓄積していた財産のほとんどをこの火事の再建のために費消してしまい、江戸城の天守閣の修復も出来ないほど、財政上のピンチになってしまった、ということだろうと思います。

まあ、ですね。
このあと、ご存知の8代将軍吉宗によって幕府財政は、一時的に一応再建されたわけですが、そのあと、10代将軍徳川家治(吉宗の孫)の代には、すでに金蔵がカラッポだったという指摘もあるぐらいなのですね。

江戸幕府は、中央集権といっても、国全体としては特殊な財政運営をしていますから、江戸での火事とか、天領の飢饉とかがあると、幕府の財政は一気に傾いてしまうわけです。
むろん、自前の旗本、御家人の数が多すぎたのも、財政破綻の要因ではありますが(いかに安い扶持米といえども、支給しないわけにはいかないですから、ですね)。

吉宗以後、いろいろな改革(基本的には幕府財政の建て直しが目的)がなされたわけですが、行過ぎた締め付けや、飢饉などがあって、いずれも劇的な効を奏さず、結局、財政難のまま幕末を迎えるということになる次第です。

幕府財政のピンチといっても、「サイフ内368円の当方」とは、モノが違いますが。

Wikipedia:明暦の大火
明暦の大火
(めいれきのたいか)とは明暦3年1月18日(1657年3月2日)から1月20日(3月4日)にかけて、当時の江戸の大半を焼失するに至った大火災。振袖火事丸山火事とも呼ばれる。
(うまくリンクが貼れないので、詳しくは直接ご確認下さい)

☆☆
で、本日、11月3日は、「文化の日」です。
第二次世界大戦後、日本国憲法の制定ウンヌンという建前はありますが、実際は、「明治天皇陛下のお誕生日」です。

明治時代にも、当然、祝日(天長節)でありました。

この日に賢くも誕生されたのが、当方の兄です。文化の一文字をとって、清文と命名されました。

当方の名前が、犬のジロに由来するのと、だいぶ趣が異なりますね。
もっとも、犬のジロは、南極大陸の酷寒の冬を生き延びたわけですから(南極物語に登場するカラフト犬タロ、ジロのジロ)、それなりに価値のある命名だとは思っているのですね。東京タワーの下に、像も立っていますし。

当方が生まれたとき(日本の冬、南極の夏)、日本国中の話題を独占していたのが、生き抜いていたタロ、ジロだったわけです。
もちろん、都合よく、当方は次男だったのですけれども、ですね。

ただ、残念なことに、ジロは、翌年死亡しているんですね。生命力があるんだか、ないんだか。
そのへんは、ワリと、名を受けた当方にも受け継がれているものと、推測されます。


そういえば、話は突然変りますが、「らーめん二郎」という有名なお店が、アチコチにありますね。爆食ワイルド系といわれる、メガ盛のお店です。

ここは、三田が本店なのですが、実は、開業当初のお名前は、「らーめん次郎」だったのです。

その昔、「らーめん太郎」というインスタントラーメンがありまして、そこからヒントを得て、「らーめん次郎」にしたと、店主の方が語られています。

ところが、途中、店舗を移転せざるを得なくなりまして、場所を移動しました。
その際、看板屋さんが、間違えて看板を「らーめん二郎」にしてしまったのです。
「あえて直すのもなんなので、まあ、これでもいいか」ということで、以後そのまま、「らーめん二郎」となったのでした。

まあ、どちらもジローですから、ですね。 

11月3日と、何の関係もないのですが。

☆☆
というような11月3日と全く関係のない話題もある、11月3日ですが、
今年の当方の関心の一番手としましては、

「神田古本まつりの最終日」ということであります。

ブログ・step by step10月29日の記事:「神田古本まつりにいってきました」

により、tabbyさんから、今年度の神田古本まつりの貴重な情報&面白いお写真をGETさせていただきました。

11月3日、本日が、最終日です。

しかし、当方には、前回の記事で申し上げましたように、10月30日から、「非本3原則」のしばりが課せられています。
本を取るか、食を取るか、という問題です。

11月1日、2日と経過して、11月3日午前9時のサイフの中身は、11530円

おいおい! おい!
10月30日に、銀行残高が6000円で、サイフの中身が358円。
楽天銀行分を入れても、1万1千円だったじゃないか!

どうして増えているんだ?

11月1日も2日も、けっこう使ってたぞ。
仕事の交通費に、それぞれ千円以上、昼メシも食べたし、夕食の買い物もしたし、タバコも買っただろ。
喫茶店にも、行ったんじゃないか?
しかも、楽天銀行の口座には変化がないぞ。


は?
ひ?

お金、使いましたか?ですか。
使いました。もう、ホントにピンチ。

11月2日夜の時点では、楽天銀行の5千円はそのままですが、三菱の口座から下ろした5千円は、既に、千円弱しか残っておりませんでした。口座の残りも千円。
一日約2千円づつ使った計算です。

よく考えてみましたら、仕事現場への往復交通費と食費とで、本を買わなくとも、このくらい必要なのですね。

のこり、8日間、楽天銀行分、三菱の残りと合わせても、合計7千円弱では、全く乗り切れません。

破綻です。

そこで、ですね。

不本意ながら、「禁断の手」にうって出ることにしました。

強盗か?

家々を回って、角付のものごいか?

サラ金か?

近所の小学生から、貰ったのか?


いずれも、違います。

実は、ですね、

本棚貯金」に、ご協力をいただきました。

実のところ、当方の本棚には、何冊か、「本の中にヘソクリ貯金してある本」があるのです。
額はたいしたことはないのですが。

ひェイ、ごめんなさい。

どうか、ぶたないで下さい。
ご心配をおかけした皆様を、だますつもりは、毛頭なかったのです。

「何か策はないものか」、と思案していて、ふと、思い出したのです。
そういえば、「本棚貯金」が残っていたかも? と。

で、
今回ご協力いただきましたのは、「オーヘンリー傑作短編集」:1万円、です。画像0601.jpg
CDを入れるところに、+1万円を入れておいたわけですね。
緊急時の「予備費」として。

これを使ってしまうと、生活の緊急時に困ってしまうわけですが、今回も一種の緊急時なので、ようやく思い出した、ヘソクリの取り崩しにうって出たわけです。

本棚貯金は、たいしてあるわけではなく、どこにあるか忘れてしまったものや既につかってしまったものも多いのですが、思い出したオーヘンリーのやつは、ありがたいことに、何とか残っていたんですね。

皆様に、「10日間1万円生活」などと宣言しておいて、その3日目を前にして、すでにもろくも、構想は崩れ去ってしまった次第です。

しかし、「神田古本まつり」を前にしては、どうしても「資金」が必要です。

ということで、何とか、むりやり約1万円を確保して、神田古本まつり、に出かけました。

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あまりの当方のいいかげんさに、横になってしまったバイブルと、錯乱した室内の様子。HEIDI が泣いている、かも。

☆☆
ところは変り、神保町。地下鉄の駅を出ますと、やはり、大勢の人手です。ワゴンに群がっております。
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本日は、最終日ですので、これまでの価格の「半額」と銘打ったところが多く目に付きます。

ですが、資金の問題もあり、当方が目指すのは、2箇所だけです。

(1)英米文学といえば北沢書店の「北沢書店ビル」
 ビル1Fの絵本やさん(主に日本語の絵本ですが、ちょっとだけ洋書絵本があります)と、北沢書店の洋書ワゴンセール
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北沢書店のワゴンセール、右側がフダン扱っているクラシック文学物、左側がフダンちょびっとしか置いていない現代のペーパーバック。最終日でしたので、1冊300円から200円に値下げしておりました。

(2)三省堂のとなり、道の角の「大島書店」
 大島書店は、神保町で、唯一、洋書ペーパーバックを常時置いているお店です。英米文学他の学術書の本の方がメインなのですが、ふだんから、毎日、ペーパーバックなどのワゴンセールも実施しています。
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☆☆
で、ですね。

今回は、残念ながら、諦めましたものから、ご紹介したいと思います。
これは、古本まつりが終わったあとも、通常価格で売っていますので、今回は断念いたしました。
(1)まずは、この来年度の手帳
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左の2冊が、「ガスパード アンド リサ」絵本の手帳で、右が「ミッフィーちゃん」手帳。
ガスパード アンド リサ絵本 は、「やさしい洋書を楽しく読もう」でも以前採り上げました、楽しい油絵タッチの絵本です。手帳になるほど、人気だったんですね。

「ミッフィーちゃん」は、もちろん、「ミッフィーちゃん」です。

来年度の手帳ですから、まだ間がありますし、ずっと売っていますので、次回行ったときに。 

(2)次が、大島書店で見つけた出色の本
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科学技術と発明の歴史3巻セット5千円。これは飛び切りの出物です。
当方のもともとの専門分野(知的所有権)における、必見の本というか、当方、昔は持っていた面白い本(面白いと思う人には面白い本)です。
上の小さい4冊セット1800円も、科学技術の発展の歴史です。

当方が今持っているのは、日本語のエピソード科学史文庫版4巻セットぐらいなので、どうししても入手したいと思っています。

まあ、しばらくは売れないと思うので、11月10日以降に、買いに行こうと思っています。お金があれば、ですが。

☆☆
で、結局、北沢のワゴンセールで4冊800円、大島書店で3冊750円を買いまして、神保町ではいつもゆく喫茶店「ぶらじる」で、「冷やしコーヒー」を。
ここのアイスコーヒーは、黒蜜シロップもついてきます。
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とてもよい雰囲気の喫茶店なのですが、地下に降りる構造のせいか、観光客:一見さんがほとんど来ない点が特色です。
学生時代から、当方は、もう一つの有名店「さぼうる」ではなく、神保町では、こちらにお邪魔しています。特に、いろり端が落ち着きます。
もっとも、一番よく行った喫茶店は、三崎町の日本大学2号館校舎の真裏にあるのですが・・・お姉さん、元気かな?

☆☆
だいぶ、お話が長くなりました。
今回、GETいたしました本の中から、2冊づつご紹介して、締めくくりたいと思います。

こちらは、「大島書店」から。
(1)Oz シリーズ
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「オズの魔法使い」は、ドロシーのカンザス-Oz-カンザス冒険物語なのですが、これとは別に、Ozの世界を描いた個別の物語も数多く書かれています。
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これらはプロジェクト・グーテンベルグで全部読めるのですが、当方、集めておりますので、今回10番のものを買えました。

(2)Life on Earth
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これは文句なく、超目玉です。実に面白い。

北沢書店の分
(3)
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この著者の前作「The curious incident of the Dog」は、当方も昔読んだ児童文学の傑出本(世界的ベストセラー)なので、これは、と思いまして買いました。

(4)Jaffrey Archer 「As the crow flies」
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あんまり数は読んでいないのですが、当方、ジェフリー・ア-チャーのファンなので、彼の本は、目にするたびに買っているのです。

☆☆
古本まつりでは、他にも、買いたい本は山ほどあったのですが、今回は、慎みまして、日本語の本は一冊も買いませんでした。

ひとつ残念でしたのが、ときどき出てまいります例のBEARTRIX POTTERの4話セット本。ピーターラビットの、他のシリーズ本です。

当方の持っていない最後の本&持っている本の2冊が、三省堂のセールに出ていたのですが、当方の横から、品の良さそうな、おばさまが登場。

当方がうち一冊を手に取っていると、「それはピーターラビットの本かしら?前に、孫に買ってあげようと思ったのだけど、大きなセット本は、ものすごく高くて。こちらは、また違う本みたいだけど、どういう本なのかしら?」

当方:
この本は、4話づつセットになっている本で、全部で12あるピーターラビット関係の物語を、いくつかに分けてあるのです。うち2つが、これですね。
この本は、装丁もきれいですし、絵は大きな本と一緒ですから、お孫さんも喜ばれると思いますよ。それに、セールですから、実にお買い得になっていますね。
残り1冊ありますけれど、代表的なものは、この2つに詰まっていますから、これで十分だと思いますね。超目玉、お買い得です。

と思いっきりお買い得セールストークをしましたら、そのおばさまが、即お買いになられました。

というわけで、当方は、買い損ないました。
でも、お孫さんが喜ぶ姿が目にうつりますので、いいかな、と思う次第です。

では また。

本日11月3日は、神保町から浅草にまいりまして、その途中&浅草にイロイロとありまして、そしてブログで知りました「舞鶴の極上やきうどん」のお話もしなければならないのですが、これらは、次回11月3日の続きの話、にて、お話したいと思います。


西新井SUNNY-SIDE UP の近況

本棚をアチコチひっくり返しましたので、足の踏み場もナシ。バイブルも、写真のとおり、横倒しになっております。
日本の聖書2冊は、どこかにあるはずなのですが、現在行方不明。

読書は、思い切って、
WINTER FROST (R.D.Wingfield)をメインにチェンジ。Mary~の方は、時間を決めて読むことに。
WINTER FROST はフロスト警部ものの5巻目なのですが、このフロスト物は、実にまったく先が読めないというか、めちゃめちゃな展開が面白いシリーズです。
しかも、これまで読んだものは、だいたい全て1日~2日でどんどん事件が起きて、警部の思惑や推理と関係なく、いつのまにか別の理由で解決していってしまうという爆笑物です。でんすけさんも、昔、面白く夢中になったと、言われていました。
前の4巻目、HARD FROSTを5月~6月頃読んだので、フロスト世界にスグ入っていけそうです。 

   


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足立sunny

bee-15さん、ご訪問ありがとうございます。
キノコさんの出てくる漫画、ほのぼのしていて、なごみますね。
細かいところまでトーンとか貼られて、もう、すごいの一言です。
ときどき、おじゃまします。
by 足立sunny (2011-11-04 03:55) 

ビタースイート

おはようございます。
滝野川二丁目に住んでいたことがあり、都電荒川線はよく利用していました。
神田も学生時代はもちろんのこと職場がありました。
魅力的な本ばかりですね。
お洋服だとか食品などは比較検討して熟考の末買うのですが本は迷わず即買いしてしまいます。
アマゾンのサイトは鬼門です・・・
by ビタースイート (2011-11-04 04:57) 

マチャ

なるほど、本棚貯金ですか。
どんな錬金術を使ったのかと思いましたよ。
お名前はジロに由来しているんですね。

by マチャ (2011-11-04 19:23) 

tabby

こんばんは。とっても楽しい古本市レポートありがとうございます!
本棚貯金、発見されてよかったですね♪
昔本棚貯金していた伯父さんから本を大量に譲ってもらって、
一家総出で宝さがしをしたことを思い出しました~♪
私もときどき本棚貯金してますが、
忘れるふりしてほんとに忘れてしまうと悲しい、という絶妙のバランスを
要求される貯金方法ですよね。
ピーターラビットとおばさま、いい話ですね。
by tabby (2011-11-04 21:45) 

足立sunny

ビタースイートさん、まことにどうも。
アマゾンは鬼門ですね。
ブログでの宣言の舌の根もかわかぬうちに、angelさんという大阪方面の洋書読みの方のブログにおじゃましましたら、「A Discovery of Witches」というホンのご紹介が。
こういうの、特に、好きなんです。魔法とか、バンパイアとか、地獄の門番とか。
アマゾンで即ポチしてしまい、更なる財政悪化です。
by 足立sunny (2011-11-04 22:02) 

足立sunny

マチャさん、どうも、困ったさん状態の当方です。
フツウは、ヘソクリは招き猫に入れているのですが、目立つところに置いてあるので、何かあると、スグ、開けてしまうんですね。
それで、本棚貯金を若干しているのですが、難点は、ドレに入れたか忘れてしまう、という点です。
オーヘンリーのヤツを思い出すというか、探し出すのに、ホント時間がかかりました。
まあ、ジロですから、嗅覚はいいはずなんですが。

by 足立sunny (2011-11-04 22:18) 

足立sunny

tabbyさん、こんばんは、です。
tabbyさんのおかげで、今年の古本まつり、堪能できました。日本語の本の方は自制が効いたのですが。

おじさんの本で、一家総出で本開き。楽しそうですね。

本棚貯金、どこにどのくらい入れるか、どの程度覚えておけるか、でも忘れておけるかは、ホント、難問ですね。
当方、ハリポタの7巻と、ショッパホリック1巻にも入れておいたはずなのですが、今回探したら、全くのスカでした。いつのまにか、使っていたんですね。

ただ、もう一つですね、今回使っていないのですが、フライ級(ライト級ぐらいだったらもっとよかったんですが)の埋蔵金を発見しまして、次回の危機のときはこちらを頼ろうとおもっています。
入っていたのは、けっこう好きな、Mary Poppinsの本の中。無意識のうちに、好みの本を選んでいるんですね。

北沢の1Fの絵本やさん、学生時代から、ずっと神保町界隈を毎日お散歩していたのに、全く気がつきませんでした。ビルのレイアウトは昔と変っていませんので、おそらく、けっこう昔からあったのでしょうね。
もっとも、昔は、英語とはほぼ無縁でしたので、英語で有名な北沢はハナから用なしで、素通り、入ってみもしなかったのですね。

すずらん通りも、改めて見ると、けっこうお店が変りましたですね。まあ、なつかしい店もまだまだ健在でしたが。そういえば、カレーのボンディは、まだ古書センターの2階にありました、ですね。北沢の3,4軒となり。おいしいカレーだと思います。

200円とか300円とかで、幸せな気分に浸れる、というのは、さぬきうどんを除けば、古本の読書ぐらいなものですから、古本屋めぐりは、やっぱり止められないですね。

本棚貯金派とふとん貯金派に分かれるのでしょうか。そういえば、「奥様はニューヨーカー」のダンナさん・テリーは、額縁のウラにヘソクリしてましたですね。


by 足立sunny (2011-11-04 23:04) 

風来鶏

私も「本棚預金」で救われたことがあります。学生時代(もう30年以上前になります)に“祖父危篤”の連絡を受けて実家に帰らなければならなくなった時、手持ちのお金ではバス代(東名ハイウェイ)が不足だったのですが、本の間に“新札の千円”が挟んであったのを思い出し(当時は1,500円程度で名古屋-静岡間が乗車出来ました)、そのお金で帰ってこれたという次第です^^;)
by 風来鶏 (2011-11-06 00:30) 

足立sunny

風来鶏さん、そうでしたですか。

本棚貯金、緊急時のお役立ちですよね。
どこに入れたかを忘れなければ、ですね。

30年以上前に学生時代ということは、おそらく、当方とそう変らない学生時代なのですね。当方、卒業したのが、約30年前ですから。
東名高速バスで1500円で静岡までいけたのですか。
その当時、東名バス、もっと使っておけばよかったです。

でも、本棚貯金のおかげで帰ってこれて、何よりです。静岡、近いといっても、スグとなると遠いですから、ですね。

by 足立sunny (2011-11-06 16:27) 

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