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「アンラーンについて当方が考えるのはムリ」という結論に達した「多読のアンラーン」 の巻

みなさま、こんにちは。
東京は、雨ですね。
大阪も、雨のようです。
ドバイは、おそらく晴れでしょうね。

ソネットブログ、「勝手に斜体」になりまして困りましたね。説明書もないのに、勝手に短縮キーを設置しないで欲しいですね。
元に戻すとかいうボタンもないし、簡単に、直す方法がないんですね。

しばらく、ナナメでいかざるを得ません、と思ったのですが
htmlの直接編集という作業を思い出しまして、チマチマ符号らしきものを削除しましたら、概ね元にもどりました。ああ、しんど。

もとに戻す、という発想のない人間は、扱いにくいですね。
まあ、当方のように、どうどう巡りで振り出しに戻る、というのも問題ですが。
これがあるから、なぜか、時間がスンゴクかかるんですね、作るのに。

けっして、長さばかりが原因ではありません。
ちょいと、余分な話が多くて、長すぎる気もしますけれども、ですね。

香港のクイーンエリザベス2世カップG1レース(競馬)で、日本のルーラーシップ君が優勝しました。けっこう国際的な大レースなんですね

関係者の方にお祝いを申し上げたいと思います。
日本生産馬も、海外でたくさん勝つようになってきました。

ちなみに、ルーラーシップ君のお父さんは、「キングカメハメハ」(ハワイの大王名、みんな「キンカメ」って呼んでいましたが)といいまして、今度の5月6日に行われるNHKマイルカップG1を勝った名馬でした。父の父は、キングマンボというイギリスの名馬です。

さて、ですね。
連休後半の第一弾は、先日話題にノボリました「多読のアンラーン」です。 

実は、当方、先日来から、ないアタマを絞って考えていたのですが、

このたび、 
「多読のアンラーンについて、当方が考えるのはムリ」

という
結論に達しました。

ここに謹んで、ご報告申し上げます。
いやあ、お恥ずかしい、ははは。

なにソレ 笑い事じゃないでしょう!
みんな、まじめに考えているのに。
何がムリなの?

その理由は、実は、当方の英語学習経歴にあるのですが、

その前に、まずは、こちらを御覧ください。

8分と、少し長いのですが、バカ日本地図、という動画です。



内容がわかりやすいように、「途中段階」で貼りつけたのですが、左下のスタートボタンをクリックしていただきますと、巻き戻ります。Youtubeの大きい画面の方が、より「がっくし」きます。
 
いやあ、世の中、面白い方が多いですね。

こういう動画を、人を小馬鹿にした態度で見ていられるほど、当方も物知りというわけではなく、50歩100歩の知識しかないのですが、それでも、まあ、思わず頬がゆるむのは仕方がないでしょう。

皆さんのふるさとは、もう風前の灯というか、すでにないかもしれません。

でも、けっこう知っているようで、案外難しいのですね。

次の10問の正誤を即座に言える方は、日本の地理[準2級]
です。

(1)新潟県は、長野県と境を接している ◯ ☓

(2)舞鶴は、福井県にある ◯ ☓

(3)ノシャップ岬は北海道の最北端の地である ◯ ☓

(4)小豆島は、岡山県に属する ◯ ☓

(5)宮本武蔵と佐々木小次郎の対決した巌流島は山口県の沖合にある ◯ ☓

(6)舳倉島は石川県七尾市の沖合にある ◯ ☓

(7)佐渡ヶ島は新潟県新潟市の沖合にある ◯ ☓

(8)桜島は鹿児島県の噴火湾にある島である ◯ ☓

(9)伊豆半島の大部分は静岡県に属する ◯ ☓

(10)琵琶湖畔の大津は滋賀県にある ◯ ☓

結構、難しいかもしれないですね。
(追記)
(4)小豆島は、瀬戸内海にありますね。
(6)の島は、へぐらじま、で、北陸にあることは確かです。
【全解答を、ブログ末尾に付けました。解答がないと、眠れませんよね。】


で、ですね。
日本の、ごく普通の一般的な地理で、これだけの混乱状態に思い当たるフシがあるとしますと、

英語の「多読」が、一般の方に十分浸透していない、実際に理解されていないのも、無理からぬ気がするわけです。
多読という言葉を耳にしていたとしても、具体的に、どう思っておられるのか?
そんな、やさしい本を読んでいくだけで、本当に英語が出来るようになるのかな?すんごく時間がかって、ダメなんじゃない、とかですね。

学校教育や塾などでの英語学習について、この動画に出てくる方々とおっちこっちの知識しかない当方が、多読のアンラーンについて考えるのはムリ、なのも、やむを得ぬ仕儀でしょう。

そこに、つなげるの?
ムリムリなんじゃない?
いくら知らんっていうたって・・・。
九十九里浜の「一里」は4キロではないですよ。400m(中国古代の一里)でもありません。

まあ、ですね。
一言申し上げますと、

アンラーンというのは、多読で本を読む際に、これまで英語を従来の普通のやり方で学習されてきた方にとって、重要なキーワードだとされているわけですが、

そういうキーワードであることは、当方も、そうだろうと思うわけですが、

当方は、
「普通の人が英文をどう読むのか、昨年まで知らなかった」
「アタマから普通にそのまま読むものとばかり思っていた」
現在も、普通の人が具体的にドウ読むのか、よく把握していない
のですね。

これでは、アンラーンもへったくれもありません。
そもそも、普通の英語学習について、知識がなさ過ぎます。
これまで英語劣等生で、英語を教えたことはありません。

これは、昨年6月に、

流ルル英語で感じる「英文の普通の読み方への疑問?」


という記事で、延々とドウだコウだ申し上げたのですが、

先の記事をちょっぴり引用しますと、

☆引用☆

例えば、
The jury found him innocent of dealing drugs.
 [jury=陪審]
(陪審は、彼が麻薬取引について無実であることを見出した)

の場合ですと、もし仮に、頭から普通に読むのでないとしますと、
どこから、どう読んでいるのか、ということです。

The jury found him を読んで(ここまではまず読むと思うのですが)、そこでどうされているか、ということです。

いったんここで、himを置いておいて、innocent of dealing drugs を先に「麻薬取引について無実」と読んで(=訳して)、それから him を振り返って、ああhim(彼)がinnocent なんだなと考えて、最後に、もう一度 The jury found him~彼が麻薬取引について無実であることを見出した、とするのか?

それとも、

The jury found him innocent までいったところで、ハタと止まって、him=innocent だから文の構造はSV・・で、
したがって「juryは、彼を発見した・見つけた」のではなく、「彼が無実であることを見出した(若しくは無実であるところの彼を見出した)」で、
何について無実かというと「of dealing drugs 麻薬取引」か、というような読み方をしているのか?

若しくは、もっと違った読みかたがあるのか?と。

☆引用終わり☆

この引用で感じていることは、わりと真剣なのです。
本当に、普通の方が、英文を普段どう読まれているのか、想像がつかないのです。


☆☆
で、ですね。

この「通常の英語学習者の英文の読み方を知らない」ことが、どうして、多読のアンラーンを当方が考えるのはムリ、につながるかと申しますと、

それには、もともとの「多読」から、話を始めないといけないのです。

これが、難儀なんですね。
険しい道程なんですね。
板垣死すとも自由は死せず、なのです(例えが???)。


「世の中にはいろんな本があるんだし、ただ好きな本を、本人の思うようなやり方で、気ままにたくさん読めばいいんじゃないのか?」

「どんなやり方、読み方だって、やるのは本人なんだから


「スタートの英語力も千差万別なんだし、自分の現在の力にあった読める本を、どんどん自分のスタイルで読んでいけばいいんじゃないの?」

多読原則に則った多読では、
そういう具合には、行かないのです

どうしましても、あら~ん、いや~んと、アンラーンが出てくるのです。

まず、
「多読のアンラーン」ということを考えます前提として、

「多読の基本的な事柄」を、つたない理解ながら、みてゆく必要があります。


当方は、多読の進め方については、「快読100万語!ペーパーバックへの道」を始めとして、解説した本を3冊読んだだけなのですが、

例の多読3原則と、第4原則「アンラーン+アルファ」が書かれていた気がするわけです。
少し長くなるのですが、これを、みてゆかねばなりません。


多読といいますと、まず、次の3原則が出てきますのは、皆さんもすでにご承知のことだろうと思います。
(1)辞書は引かない
(2)わからないところは、読み飛ばす
(3)つまらなくなったら、その本は止める

若干、当方の理解の範囲内で補足いたしますと、

(1)辞書は引かない
 これは文字通り、引きません。辞書類は一切使わないのです。むろん、文法書や参考書の類など、一切使いません。

(2)わからないところは、飛ばして読む。
 これは少し【注】が必要と思います。
ほとんどわからない本はどうするかといいますと、これは、読まないのですね。
そのために、YL(読みやすいレベル)という目安を設け、
レベル0=ほとんど文字がない絵だけの本から始めて、自分で読める範囲内のYLレベルの本を読んでいき、徐々に、読書だけでレベルアップしてゆくという手法です。
そして、その過程で出てくる「わからないところ」は、「わからなくても気にしない」「飛ばして読む」という次第です。

(3)つまらなくなったら、その本は止める。
 決められた本を一冊ずつムリに完読してゆくのではなく、自分で楽しく読み進められる本を選んで、読んでゆくという姿勢ですね。
いったん読み始めたからには、どんなことをしても必ず読みきる、という身構えで進んでいきますと、強制学習的になります。
嫌になって止まってしまう可能性、読書が苦痛になる可能性が、かなり出てきます。
読書=苦痛の芽が出ますと、多読を続けられません。

ただし、
わからない部分が多い=内容がよくわからないので、面白く感じられない、つまらない、という側面や、
最初の方は話のテンポが鈍いのでつまらないが、途中から面白くなる、という物語にありがちな展開の側面もありますから、
どのような場合に読むのをやめるかは、実際は、人それぞれで難しい問題です。

ちなみに、当方は、皆がけっこうススメるロアルド・ダールの作品群(チャーリーとチョコレート工場やマチルダなど)は、
いずれも出だしの2~3ページで読む気が失せましたので、いくつか持ってはおりますが、ほとんどマトモには読んでおりません。


で、上記の3原則とともに、多読の重要な基本姿勢、読み方が加わるわけですね。

(4)英文和訳はしない、品詞や文法、構文などの分析…検討をしない、返り読みをしない

「従来の英語学習的な読み方をしない」
「これまで学習してきたことを、アンラーンして、英文を英文のまま受け入れる」

という「本を読む姿勢」「アンラーン+アルファ」の第4原則が挙げられるわけです。

つまり、
多読の基本的な姿勢としては、

多読で読む本の英文は、英語学習のための「英文の素材」なのではなくて、
本(書かれている英文)を読むことイコール英語の体得ということですね。


ほんとに、長いですね。
14キロぐらい、歩いた気がしますね。
だいたい、原則にしたがってキチンと多読していない当方がアレコレ言うのは、どうか、という意見もありますね。

☆☆
やはり、ですね。

すこしだけ、多読&アンラーンについて、おしゃべりさせていただいたのですが、
別名さんざん書いた」ともいうのですが、

当方が、本式の多読を語るのは、少し荷が重いようですから、

ここは、ご本尊にご登場いただきたいと思います。

そうです。

「快読100万語!ペーパーバックへの道」の
酒井先生ですね
ブログに登場していただきたいと思います。

当方、105円で本を買いましただけで、全然存じあげないのですけれども、ですね。

町の名前を一つ(酒井先生のブログ)

これでもう、多読は、あなたのものですね。
熟読されると、良いことがあると思います。

それとですね、先生の作られた「多読村総合掲示板」、これを見ていただかないといけません。

あとですね、SSS英語多読研究会の「多読掲示板」も、必見ですね。 

これでもう、あなたは、いつでも多読を始められます。
多読が、ぐっと身近になりますね。

多読村総合掲示板(酒井先生の多読掲示板)
実は、こちらも、当方は、ほとんど行ったことがないのですけれども、ですね。


SSS掲示板(多読掲示板)

こちらは、当方、おそれ多いので、これまで、まったく行ったことがないのですけれども、

この春、いよいよ本格掲示板デビューしようかと思う次第です。

いまさらなんですけれども、ですね。

一応、掟破りですけれども、多読をちびっとしたわけですし。
多読の皆さんが、どんな意見を交換されているのか、気にもなりますし、ですね。

皆さんも、気軽に登録して、多読の世界を垣間見てみましょう、とオススメする次第です。


☆☆
このような形で、今回の記事を終わってしまって、それで、いいかと申しますと、どうもブログめぐりが好きな当方としては、ブログが足りない気がするわけです。
酒井先生のブログしか、まだありません。

ここは、ちょっとインパクトのある多読の方に、ご登場いただかなくてはならないかと思う次第です。

で、ですね。
やはり、この方でしょう、と言うことで、つい先日、コメントで教えていただいた、100万語関係の著書を多くお書きの、こちらの方のブログへご案内します。

多読する ぶたさん ぶひママン(ブログ) 

個人のブログですので、多読と関係のない、にこやかなお話もけっこうあるのですが、多読のお話もどんどんされていますね。
こうもうしては何ですが、カエルさんより、親しみがわく気がします。

どうも、やはり、一般の多読英語教室をされておられる方のブログも、必要な気がしますね。
当方の目指すところでもありますし、気になる方も多いかと思います。

山形市で、多読・多聴の英語教室を主催されておられる方のブログを一つ、見つけてきました。
こちらも、面識は全くないのですけれども、ですね。
勝手に、ブログをご紹介させていただきたいと思います。


Enjoy Leading Club (ブログ) 

生徒さんと真摯に向き合う、良い多読教室と思いますね。  


☆☆
例によりまして、とりとめのない話も、長くなりすぎました。

最後に、今回の記事とは直接関係はないのですが、一日1分でここ2回ほどお出ししている元本をご紹介したいと思います。

画像12-04-30 005.jpg

もう30年以上昔の本ですが、当方が大学4年のときに、大学の1年:教養課程のテキストだったような気がする、解説本的なやさしい英語物語本です。
なぜこれを4年時に買ったのか、まったく記憶にはないのですけれども、ですね。

画像12-04-30 006.jpg

ローマ関係の物語が多いのですが、概ねやさしくて、段落分けしてあって、訳と細かい解説があるんですね。
こういう形式の本は、かなり多読には向いているかも、と思う次第です。
英文だけ読み進めることも出来ますし、「ちょっと、どうも」というときは、解説&訳のチラ見もできます。
ですが、もう売ってないでしょうね。一応、探してみてはいるのですが。

ここしばらく、この中から、いくつかお届けする予定です。

では また。

かなり全国的に、雨ですが、
良い連休後半を!


西新井sunny-side up の近況

どうも、勝手が違いまして、本格多読は、なかなか難物です。そろそろ、一日1分のまた目次を作ろうかと思う次第ですが、いかがなものでしょうか?
雨の日なので、読書を進めたいとは思っているのですが、ですね。
ただ、現在朝の4時ですので、しばらくは寝たいと思います。夜9時に書き始めた記憶が・・・。
では また。

※地理テスト【解答】 解答がないといけませんよね。

(1)新潟県は、長野県と境を接している ◯

(2)舞鶴は、福井県にある ☓ 
舞鶴市(まいづるし)は、京都府北部(旧丹後国)の、日本海に面する市です。京都なんですね。商工会キャラクターの「舞鶴ゆうさいくん」が売り出し中で、近々西新井ブログに登場予定です。

(3)ノシャップ岬は北海道の最北端の地である ☓
野寒布岬(のしゃっぷみさき)は、北海道稚内市ノシャップにある岬で、「一般には北海道最北端の地」とされているのですが(そういう碑が立っていますね)、行政上は、弁天島(北海道稚内市)が、現在の日本の施政下での最北端です。
「宗谷岬沖の岩礁であり、民間人が通常の交通手段で訪れることは困難である」ですって。
そんなのアリ?ごめんなさい(◯のつもりで出したのですが・・・最北端の岬とすべきでした)

(4)小豆島は、岡山県に属する ☓ 
小豆島(しょうどしま)は、瀬戸内海・播磨灘にある島で、行政は香川県に属し、小豆島町、土庄町(とのしょう)の2町からなる(小豆郡)。人口は約32,000人(2007年度推計)。
古代には「あずきしま」と呼ばれ、その後中世までは「しょうずしま」と呼ばれた。素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んであり、いずれも日本有数の生産地となっている。
特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知られる。
壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台であり、島をロケ地として二度映画化されている。
大阪の主婦さんのご出身地ですので、詳しく出してみました。

(5)宮本武蔵と佐々木小次郎の対決した巌流島は山口県の沖合にある ◯
巌流島は、山口県下関市の沖合にありますね。巌流島ホームページ(リンク)

(6)舳倉島は石川県七尾市の沖合にある 一応◯(そんなの、あり?)
舳倉島(へぐらじま)は、石川県能登半島の北約50kmの日本海上に浮かぶ島である。輪島市海士町に属する。七尾市は、能登半島の付根にあるので、◯といえば◯です。

(7)佐渡ヶ島は新潟県新潟市の沖合にある ◯

(8)桜島は鹿児島県の噴火湾にある島である ☓
これは「桜島=噴火イメージの、ひっかけ問題」でして、噴火湾【正式名称:内浦湾(うちうらわん)】は、北海道南西部、渡島半島によって三方を囲まれた、室蘭のところにある湾ですね。

(9)伊豆半島の大部分は静岡県に属する ◯
行政上は静岡県の東部地域の一角をなす。明治以前は伊豆国として東海道の1国を構成していた。

(10)琵琶湖畔の大津は滋賀県にある ◯
大津市(おおつし)は、滋賀県の南西端に位置する都市で、同県の県庁所在地である

なかなか、準2級は難しいですね。


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足立sunny

ビータースイートさんへ。
ご訪問&ナイスありがとうございます。
あれっ、ナイスがどっかに??? さきほどスマホで見ましたときは確かにあったと記憶したのですが・・・。
もしかして、スマホの操作間違えたかもしれません。それにしても、消えるなんてことは・・・。
応援ありがとうございます。
そえにしても、不可解なソネット君。
ビタースイートさん、ごめんなさい。
by 足立sunny (2012-05-03 18:34) 

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