SSブログ

果物を皮ごと食べるのは野蛮人か?それとも最新の現代人か?

果物を皮ごと食べるのは野蛮人か?それとも最新の現代人か?

皆様、前回の記事では、ご心配をおかけいたしました。
前回の記事には、あとで、パサージオの写真など、西新井関係の写真を、追加いたしました。多少、イメージが明瞭になったかと存じます。

西新井は、想像以上の田舎度です。30年以上前の話ですが、牛牧場や養豚場もありました。もっとも、これらは、都内の随所にありましたけれども。

ただ、ですね。
現在、ひとつだけ、都会並、オオットこれは! である部分があります。
それは、「駅に止まる電車の本数」です。

東北大地震後の、電力不足・節電方針により、運行本数が7割~8割程度に間引きされたのですが、それでも、朝6時~8時台は、上り方面だけで「1時間に20本以上30本近く」の電車が、「西新井駅」に止まります。5時台は、10本です。
節電前の最大本数は、1時間で37本でした。

行き先はちょっとづつ違うのですが、都心方向に向かう電車です。
東武線は、地下鉄日比谷線、半蔵門線の2つと相互乗り入れしています。

まあ、沿線人口だけは多いので、電車の本数が多いということですね。

ところで、
今回は、いつものように、また、ヘンテコなヨタ話にもどっております。
ご安心?下さい。

さて、ですね。
タイトルにありますように、そろそろ、ですね、果物のおいしい「秋」が近づいてまいりました。

気が早い?
そんなことをいうから、台風が接近している?
島田伸助が引退した。これは果物の皮とは無縁です。

もう、学生さんの夏休みも残り少なくなっております。
8月もあと残すところ、1週間、でございます。
今度の日曜日は、通訳ガイド試験の試験日です。
当方は受験しませんが、さる方の受験を応援しています。

☆ ☆
まあ、秋でなくとも、果物はおいしくて、ですね。
季節ごとの果物はもちろん、季節にかかわらずハウス栽培の工夫などで出荷される果物、各種の輸入果物もありまして、果物好きには、1年中が良い季節なのですが、なかでも、秋はとりわけ良い季節です。

当方、果物の中でも、特に「ナシ」と「柿」が好きなんですね。
時期的に柿にはまだ少し早いのですが、ナシは既にそうとう出回っております。
この文は、「豊水」を「丸かじり」しながら、書いている次第です。

で、ですね。
これが本日のテーマ問題なわけですが、

果物を食べますときに、貴方は、どちらを選択するか?
1.「皮ごと食べる」
2.「身だけ食べる」

この2つの間には、実に、人類の長い歴史上の苦悩と葛藤が存在するわけです。
おおげさに申しますと、文化文明の進展と、食の様式変化ですね。

まあ、現在の日本人の志向でいきますと、全体的には、2.「身だけ食べる」派がかなり優勢だと思うわけです。

ですが、当方、本日はヒマですので、一応、果物別にみてゆきたいと思います。
秋の果物だけに限らず、代表的なものを列挙し、比較検討してみたいと思う次第です。

☆☆

〇すいか:10対0で中身だけ食べる
→スイカを皮ごと食べる人には、当方、いまだ出合ったことがありません。
ただ、生では食べませんが、皮を糠ずけなどにして食べる方はおられますね。まくわうり、うり、の漬物のような感じになると思います。

〇りんご:7対3で中身だけ派が優勢
→りんごは、皮ごとかぶりつく人がけっこういると思いますが、主流としては、皮をむいてある程度細かく小分けし、ツマ楊枝又はフォークに刺して食べるような気がします。

〇柿:9対1で中身だけ派が優勢
→皮が硬いので、りんごよりも、皮ごと派は減ると思います。一般的な食べ方はりんごと同じです。

〇ナシ:9対1で中身だけ派が優勢
→同様に、皮ごと派は減ると思います。一般的な食べ方はりんごと同じです。

〇ぶどう:ほぼ10対0で中身だけ食べる
→ぶどうは、皮ごと口に入れる方が大多数だと思いますが、フツウは、中身だけ食べて、残った皮を口から出す方がほとんどだと思います。
本当は身だけ食べたいのですが、一粒づつ予め皮をむくのが超面倒なので、口の中でその作業をするわけですね。

〇栗:10対0で中身だけ食べる
→栗を皮ごと食べるのは、危険ですね。野生動物でも、しませんね。

〇トマト:9対1で皮ごと食べる
→トマトが野菜か果物かという議論はおいておきまして、よほどの上流家庭で育った方以外は、トマトは皮ごと食べると思います。ただ、お料理のワキ備えなどにあしらう場合は、湯ムキなどしまして中身だけ、という食べ方もしますね。

〇桃:ほぼ10対0で中身だけ食べる
→桃の皮は、にこ毛と申しますか、うぶ毛のようなものがありますので、フツウの方は、皮をむいて中身だけ食べるものと思います。桃を丸のまま皮ごと食べる人は、当方、一人しか知りません。

〇バナナ:ほぼ10対0で中身だけ食べる
→バナナを皮ごと食べる人には、いまだ会ったことがありません。

〇みかん:外皮は10対0で食べないが、薄皮は8対2で食べる
→みかんの場合、問題となるのは、房ごとの薄皮ですね。2~3割の人は、この薄皮も食べずに、本当の中身だけ食べる気がします。

〇メロン:10対0で中身だけ食べる
→当方の辞書にメロンという食べ物はありません、といってもよいのですが、昔は、マスクメロンなども食べていました。

夕張メロンの、あのほんのりオレンジがかった赤い色に出くわしたときは、他の方もそうだと思うのですが、衝撃でしたね。

昔は、炭鉱。次いで、メロンの町、そして、幸せの黄色いハンカチとスキー・温泉の町、夕張。観光が下火になって、スキーが斜陽になって、市の財政が破綻した町、夕張。なんとか、頑張って欲しいですね。

夕張メロンは、いまでも、ときどき食べますね。移動車で売っている夕張メロンパンも、けっこう、おいしいと思います。

☆ ☆
英語が出てこないぞ、と思われた皆さんは、上記の果物の英語名を、ご自分で思い浮かべて下さい。
当方は、「知りません」。

エエト、アノですね。
英語名、だいたいは、知ってはいるのです。代表的な果物ばかりですから。
そもそも英語名の果物もあるわけですし。
でも、ですね。
難しいのが、ひとつ、ふたつ、みっつ、あるんですね。


「みかん」

orangeと同類でより皮のやわらかい、tangerine, mandarin がみかん類だと思うのですが、現物を比較したことがないので、当方には、よくわからないのです。

皮の薄い、甘くて小さいオレンジでmandarin orange というものがある、と辞書にはあるのですが、その現物を見て、味わってみないことには、同じかどうか、当方には、わからないのですね。
かんきつ類は、同じようでいてどこか違っている種類が多いのです。

ちょっと例え的には、どうかとも思うのですが、例えば、カボスとスダチのように、ですね。当方からみると大して変わらない種類なのですが、「全然違う」とおっしゃる方が多いわけです。
特に、それぞれの地元の方ですね。

スダチばしぼらんでどがいするがいか、なめたらいかんぜよ、とか、カボスでどげんかせんといかん、とか、おしゃるわけですね。おそらく。
四国と九州とで、大喧嘩です。

当方は、どちらがどちらか、実際に見ても、判断がつきません。東京には、昔から、柚子:ユズしかなかったですからね。


「なし」
西洋ナシは、pear なんですね。
では、「日本のなし」はどう言うのか、というのが、当方の不明なところです。当方、知りません。西洋ナシと、だいぶ違いますからね、日本のナシは。

だいたい、英和辞典も和英辞典も不親切ですよね。学者さんの心得、心栄えってものが感じられません。
西洋ナシ:pear と書いたら、「日本のなし」はどうなんだ、ぐらい書いておくのが学者として当たり前の心得ではないでしょうか?逆もしかり。

皆様、スミマセン。そのうち、ご報告したいと思います。どなたか教えて下さると助かりますが、ですね。


「柿」
柿の木は、persimmon、 persimmon treeなんです。ゴルフのドライバーのヘッドに用いるパーシモンですね。で、その実の方の「柿」なんですが、これもpersimmonなんです。これは間違いありません。

Persimmon = An orange-red fruit that is shaped like a plum and is sweet and soft when ripeです。ripe=熟す

何が問題かといいますと、「渋柿」です。
渋柿は、当然、市場にはそのまま出回らないのですが、日本では、日本酒の樽漬けにして渋みをとったヤツなどがあるわけです。干し柿もあります。

そこで、疑問なのですが、外国にも、「渋柿」があるはずと思うのです。
しかし、これの記述が、どうも見当たらないのですね。渋柿。
柿=パーシモン、はいいとしまして、では渋柿はどうするんだ!、と思うわけです。
この渋柿問題が片付きませんと、英語関係では、どうもすっきり、柿食う客になれないぞ、という感じです。
まあ、実際は、どっちでも差し支えはないのですけども、渋柿。輸入はされないでしょうから、ね。

☆ ☆
さて、ですね。
いよいよ、野蛮人か、最新の現代人か、のくだりです。

さいぜんから、果物の食べ方につき、
1.「皮ごと食べる」2.「身だけ食べる」のどちらが主流派なのか、果物ごとにみてきたわけですが、
当方は、ダンゼン、1.「皮ごと食べる」派なわけです。野蛮人代表です。

当方が皮を食べないのは、上記の例では、スイカ、バナナ、ぶどう、栗、桃、みかん、メロンなどですね。

りんご、ナシ、柿、トマトは、皮ごと、丸ごと、食べます。

皮をむくなどの作業は一切いたしません。切ったりもしません。
ガブッ、カブッ。ムシャ、ムシャです。
丸かじり。

当方、まあ、野蛮人なわけです。
しかし、ですね。
ここに、さらなる課題が課せられたわけです。

現代人にとって、健康のためには、「果物の皮を摂取した方が良い」という命題です。
皮と実の間、皮そのもの、に、現代人に必要な健康成分がフンダンに含まれているので、皮ごと食べるのが好ましい、というヤツです。
この伝でいきますと、当方の食習慣は、現状、好ましいというお墨付きを得たわけです。

丸かじりは、どうも、と言う方も、
ジュースなら、比較的簡単なんですね。
皮ごと、ジューサー・ミキサーに入れてしまえば、全部ジュースの出来上がりです。

☆☆
しかし、当方の問題:さらなる課題は、ココカラです。
現代人へのステップアップ課題です。
丸かじりステップアップ→スイカ、バナナ、ぶどう、栗、桃、みかん、メロン編

スイカ、バナナ、ぶどう、栗、桃、みかん、メロンなどをですね、丸かじりせよ、という指令です。
「この皮をたべなさい」、ときました。
ジュースなら、当方でも、容易にできます。そういう、迂回手段は、野蛮人には、許されません。

当方は、野蛮人代表として、皮ごと、丸ごと派の底力を発揮しなければなりません。これらを、ですね、ナマのままの果物で、皮ごと、丸ごと、やらなければ、いけないのです。
何とか、形的にできるようになったのは、「ぶどう」、「桃」です。

最近は、この二つは、全て丸ごと食べています。
桃の皮は、かなり変な食感ですが、味的には、マズクはありません。むろん、桃は、皮なしの方が、百倍ぐらい、おいしく感じます。

みかん、は、「はっきり言って」苦しいです。
みかんの皮は、干したものをチンピといって、漢方材料なのですが、ナマのみかんの皮は、そうとうマズイですから、身体に良いといっても、限度があります。
1個全ての皮、多量の皮を食べるのは、いくら野蛮人でも、無理でしょう。
当方、みかん5個に1個のわりぐらいで、皮ごと食べております。ちょっとだけ、という感じですね。

すいか、バナナ、メロンについては、残念ながら、諦めました。
硬くて、マズすぎます。
野蛮人といえども、限界があります。

これらは、丸かじりを断念して、「ジュース」にさせていただきました。
ジュースにすると、当たり前ですが、皮入りという点は、そう気にならなくなります。

☆ ☆
野蛮人から脱皮して、最新の現代人を目指す。
健康のために、「なるべく果物の皮を摂取する」試み。
当方の、果物への挑戦は、当分続くと思います。
ジュースに、多少頼るかもしれませんが、丸かじりは、基本の姿勢です。

まあ、「みかんの皮ごと食い」は、実は、今年はしない予定ですが…。食べ過ぎると、お腹がいたくなりますね。

では また。

西新井SUNNY-SIDE UPの近況

特に変化ナシ。
アパートに掲げた看板等の状態を、少し、ですね、
写真でお見せしたいと思います。

生徒ゼロのボロ教室の外観写真
画像0826 001.jpg
エエト、雨でちょっと文字がカスレまして・・・。
扉に貼ってあるのは、楽しそうな本の表紙コピーです。
ここには写ってませんが、右側の窓にも貼ってあります。

画像0826 002.jpg
この道の突き当たりを抜けると西新井駅ロータリーですが、
道がないので、一旦左←、再び右→のように迂回して、駅徒歩4分です。
家賃3万2千円。地震耐性ナシ。
テレビあいかわらずナシ、光ケーブル付、エアコン付。

 


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 4

ゆーいち

我が家の庭には、桃が植えてあります。
初夏には、結構実をつけます。

ちゃんと手入れをしてませんので、買う桃ほど、大きくやわらかくできません。

そこで、少し早いくらいの実をもいで食べるのですが。。。。
実が硬くて、まるでりんごのようです
結構歯ごたえがあって、僕は好きなんですが、(甘みと酸味もあって)。

これを食べるときは、りんごと同じで、皮ごと丸かじりが、最高ですよ、試してください
by ゆーいち (2011-10-28 01:19) 

足立sunny

ゆーいちさん、心強いご発言ありがとうございます。

最近読んだ週刊誌(まんが雑誌ですが)のコラム記事に、「山梨県民の半分ぐらいは、かたい桃を皮ごと食べる、りんごのような感覚・食感らしい」とありました。

考えてみれば、「桃」と「柿」「りんご」とを分ける分水嶺というのは、別になくてもいいわけですね。
桃は特にやわらかくなるので、つい、それをまって食べるのが本来かと錯覚してしまいますが、かたいのが好きという人がいても全く不思議ではないです。

かたい桃というのは、当方、まだ食べたことがないのですが、来年、是非、本場山梨で試してみたいと思います。
by 足立sunny (2011-10-28 20:19) 

通りすがり

初めまして。
当方アメリカに住んでいます。
アメリカでは、りんごやぶどう、桃を食べる時に、皮ごと食べる人のほうが多い気がします。

日本に住んでいる人達は、何でも皮を剝いて食べるのが好きな人達が圧倒的に多いのですね!
う~ん!!
by 通りすがり (2014-11-06 22:08) 

足立sunny

通りすがり さんへ。
アメリカからありがとうございます。

〉アメリカでは、りんごやぶどう、桃を食べる時に、皮ごと食べる人のほうが多い気がします。

そうですか~!
今の日本、皮をむきすぎですよね~。

別段統計をとったわけではないのですが、かなり前から、身の回りの方々は、どこをみても、大方の果物は、皮を剥いて、細かく切って食べています。
もしかしましたら、皮付きの柿を一度も食べたことがない人も大勢いるかもしれません。
ぶどうは、剥くのが面倒なので、そのままが多いですが、りんご、柿、なし、桃など「丸いもの」は、たいがい皮を剥いて切ってという感じですね。全国標準かどうかは不明ですが、東京では、まずそんな感じだと思います。

40~50年ひと昔前は、りんごとぶどうはそのまま皮付きで食べる人が多かったと思うのですが、(りんごは断面扇形に細かく切っても、皮はつけたまま)、なぜか、いつのまにか皮をむいて細かく切って、お皿に乗せて・・・になってしまって、ですね。
ウチの元奥様もそうでしたが、割と器用に包丁やナイフで皮が向ける方が多いという点もあって、食べやすいのは確かですが。
桃も、かぶりつきますと、汁があごに垂れてきたりしてしまうのですが、美味しいと思うのですけれど。

ただ、どうもですね、順序が逆みたいになってしまうのですが、「西洋文化へのあこがれ」「西洋化」という風潮で、
☆「皮の付いたまま直に食べる」
  →昔ながらの日本の食べ方で野蛮
☆「皮を剥いて細かく切って食べる」
  →西洋のレストランみたいな食べ方で、上品かつあこがれ
というような図式ができてしまったような気もします。
その憧れ対象のアメリカで、皮付きのままで食べる方が多いというのは、あこがれ的には矛盾ですが、
「レストランで出される食べ方」を、あこがれて真似た結果、家庭でも皮をむいて細切れにする、という感じになったのではないか? と、ない頭で考えれば、そんな気もします。

イメージとして、「欧米では、果物は皮を剥いて切って食べる」=進んだ文明、というのが、どうしてもあるのですね。

これはジュースにも言えます。
「フレッシュな果物ジュース」=文明化した、先進の食べ方。
果物ジュースは、今やどこのスーパーでも売っている、すごく身近なものになりましたが、今でも、そういう感じなのだろうと思います。日本で普通に売っているものは、濃縮果汁の還元ジュースがほとんどですけれども、それでも、きっと無意識に、文明化した、先進の食べ方だと思っている気がします。

アメリカでの皮つき食べ事情、ありがとうございました。
ほんっと、日本では、皮のむきすぎと思います。

by 足立sunny (2014-11-07 05:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。