SSブログ

パート4 きょうはちっと英語の話に乗り出してみるかな の巻

みなさん、こんにちは、だぜ。
もうパート4だから、そろそろ、ごあいさつをしとかんとね。
Back to the future を超えたな。ドクが懐かしいぜ。


哲っつぁんといえば
たいがいの人は、坊や哲(阿佐田哲也)か、石原軍団の渡哲也を思い浮かべると思うんだが、おいらも、哲也っていうんだな。

あっと、最近の若い人は、坊や哲って言っても知らんかもしれないね。「麻雀放浪記」なんぞ読んでないだろうしね。
ひと昔前は、ネコも杓子も麻雀をやっていてね。おいらも、名前の通りじゃないけど、徹夜麻雀には強かったんだよ。なにせ、生涯プラス計上のギャンブルだからね。
「カッパギの哲」って通り名でね。だけど、sunny は、そのおいらよりも強かったから、相当だな。なにせ、徹夜麻雀では、ほとんど負けたことがないからね、あいつは。

ほら、さ。夜中になると、みんな、たいてい眠くなるだろ。
ところがだ、あいつときたら、急に張り切り出すんだな。
そろそろ午前2時だってころはさ、ピークでね。リーチをかけると、何でも一発でツモるんだよ。5回連続、リーチ一発ツモとか、ザラでさ。イカサマなんじゃないかと疑ってみるんだが、どうやら違うらしいんだな。夜中になると、鬼が乗り移るみたいなんだな。

おおっと、余計なおしゃべりをしちまったな。
許しておくんない。
どうも、年を取ってくると、無性に昔が懐かしくてね。

☆☆
きょうは、シリアスにいく予定だったんだよ、本当は。
しゃかんやが英語をシリアスにと言っても、たかがしれているんだけどね。
もしかすると、ちょっと長いかもね。

まず、最初にニュースからスタートしないといけないんだね。


2012年7月28日、世界保健機関 (WHO) は、東アフリカのウガンダ西部キバレ地区で7月初旬にエボラ出血熱が発生し、20人が発症、うち14人が死亡したと発表した。
キバレ地区は首都カンパラの西方約200キロの位置にある。

エボラ出血熱というか、エボラウイルス感染症が、また大発生する気配なんだな。
治療法がなく、致死率が異常に高いんだよ。
ウイルスの型によっては、感染者の90%が死ぬっていうやつで、しかも発症後1日でほとんどアウトという、ウルトラ危険ウイルスなんだよ。

Ebola Outbreak Prompts Ugandans to Stop Kissing
エボラ感染症の大流行で、ウガンダでは、キスすらできない状態だ。

キスをするは、kiss なんだが、そうすると stop があるから、ひとつの文のなかで動詞が重なるだろ。
これは、英文の原則(というか、日本語でもそうだけど、ひとつの文の原則)に反するんだよ。

日本語だと、「キスをする」の反対の「キスをしない⇒キスを止める」で済む場合が多いんだけど、英文だと、別々の動詞だから、調整がいるんだね。

何がどうしたとか、何が何した、というのが、普通の一文だから、その一つの文に動詞は2つじゃおかしいってわけだね。

他の人は使わないけれど、「一文一動詞の原則」とか、「主語ー述語ひとつひとつの原則」とか、おいらは呼んでるけどね。学者的な文法じゃないんだけど、単文では、そうなんだね。
あっと、ただし、have ~とかは、ひとつの動詞と考えるからね、いいんだよ。

で、that で後ろにくっつけたりして、複文にすると、その規制枠が外れるんだよ。
だから、that 節 とかいってだな、別の、何がどうした、何が何した文を別枠で作ることが可能となるんだな。
I can see that you are not here.なんてね。that の後に、別の一文が作れるんだな。この後ろの方は
まとめてthat だから、たいがい何でもありなんだよね。

ところで、話は変わるんだけど、英文ってね。[
, ] とかand とかなしで、単文をいくつも直接つなげちゃってもいいんだよ。入れた方が親切で、入れている場合が多いんだけど、ね。


Ali Baba realized that the men in the jars must be the thieves from the cave with the magic door なんていうのも、文の主語は
Ali Baba, 動詞はreaize で、that以下の方はまた別のひとまとめだから、must be とか出てきてもかまわないんだよ。

いつもと違って、だいぶ、真面目だろ。しゃかんやだかね、根は真面目なんだよ。
ただ、致死性の高いエボラウイルス流行って緊迫した話のときに、するような話しじゃないんで、ちょっと、ウガンダの人に悪いとは思ってるんだけどね。

で、
まあ、とにかく、
そういうわけで、だから、kiss を名詞化して「キスすること」にして、stop kissing にしてるって寸法だ。
これを動名詞というかなんと呼ぶかは、エライ英語学者の分類なんで、おいらは関知しないけどね。

で、Prompt っていうのは、ぴったりした日本語バージョンがないんだが、「そう仕向けられる」「促される」っつうような感じで、こういう記事の見出しなんかに使うと、便利なんだね。 


☆☆
The president of Uganda is calling on people in the East African country to avoid physical contact, including handshaking and kissing, to prevent the spread of the deadly and highly contagious Ebola virus that is believed to have killed 14 people in the last few weeks.
でもって、実際の話はというと、
ウガンダの大統領は、東アフリカの国々の人々に、肉体的な接触を避けるように呼びかけている、っていうわけね。その接触のなかには握手とか、キスとかも含まれる、ってことで、致死性が高く、伝染力の極めて強いエボラウイルスの蔓延になんとか歯止めをかける、蔓延を防ごうとしているわけね。
すでにこのエボラウイルス感染症で、ここ2~3週の間に14人が死亡したと信じられてるというか、世界保健機関 (WHO) の発表でも実際にエボラで14人死亡しているんだね。

☆☆
ちなみに、ここのthat は、さっきのthat とちょっと性質がちがっていて、いわゆる関係~詞なんだと思うわけね。
~詞なのかは、よく知らんのだけれど、ね。こっちのコテにもいろいろあって、人によって呼び名も違うからね。英語だと、たぶん全国一律なんだろうけど。

つまり、早い話が、Ebola virus の「補足説明」てわけなんだね。

関係~詞っていうのは、面倒くさい言い方なんだけど、たいがいが、「補足説明」の付け足し、だと思っておけば、いいと哲也は思うんだわ。
言い換えとか、2つの文を先行詞ー関係~詞でくっつけてるとか、よく学校とか文法の本とかでやるんだけど、そんなこたあ、学者の学位論文のテーマなんだね。
書いている方も、いちいち、そんなことを考えて書いちゃいないんだよね。

~where ってあったら、その場所はこんな場所だよ、ってね。
~when ってあったら、その~のときはこういうときなんだよ、ってね。
~who ってあったら、それはこういう人物なんだよ、ってね。
~that ってあったら、それはこういう~だよ、ってね。

ここでは、Ebola virus that だから、エボラウイルスは、こういう~のエボラウイルスだよ、って感じなんだね。
つまり、ここ2~3週の間にこのエボラウイルスが原因で14人が死亡したと信じられてるというか、エボラウイルスによって14人が殺されたと考えられている、そういうエボラウイルスなんだよ、ってことね。


で、ちょっとwho だけ、ちょっとね、書いとくと、
who のときは、カンマが前につく , who~ ってのと、そのままつながっているただのwho ~ってのがあって、ものの本なんかだと、区別とかナントカ長ったらしい説明があるんだけど、ね。
ほらっ、あの~用法とかってやつだね。
ただ、いっとくけど、おいら、英文法ってやつは、35年以上前にやったきりだかんね。

ちょっと話は飛ぶんだけど、そういえば、団扇の限定用法って知っている?
膝枕の時の団扇の扇ぎ方なんだけどね。
これが難しいわけね。

あっと、うんっと、やっぱり、英語の方に、いくとするかな。


だいたい , who のときは、人物が特定していて、who~~~~ってあって、そのあとにまた , があって、who ~~があってもなくても文がつながる、そういう補足説明の場合が多いのね。
つまり、who 以下にはもちろんそれなりに意味があって、書き手としてはあった方がいい説明なんだけど、なかったらなかったで、文的にはそれなりに読める、そういう感じの補足説明ね。

Morgiane, who was quick thinker, realized the danger
. とかね。「瞬時に考えられる、アタマの回転の早い人」だから、危険をわかったとも言えるんだけど、途中がなくても、危険を理解した、ってだけでも、そうマズイ話にならないのは確かなのね。

で、ただのwho のときは、who 以下の説明部分がないと、言おうとする文の意味がよくわからない、そういう説明なのね、だいたい。人物の補足説明なんだけど、それが話の重要な要素、って感じなんだね。
He had had this meal prepared for his friends who should have been visiting him that day.
彼は、「その日に訪ねてくるはずであった友達のために食事を用意した」、わけだけど、who 以下がないと、単に「友達に食事を用意した」、だけになってしまって、言おうとしている意味内容がかなり違ってきちゃうので、困っちゃうんだよね。

だから、who 以下は、この場合、補足説明といってもないと困る説明というか、who 以下を勘定に入れて、全体の意味がなすように文を書いている、そういう補足説明なんだね。

まあ、どちらも、しゃかんやの話だから、ものの本で文法的に分類すると、全然違うんだろうけどね。あくまでしゃかんや基準の説明だから、英語の先生方からは、「明らかに間違っています」という、おたっしがくる気はするけどね。

☆☆
いやあ、sunny にも、ちょっと聞かしてやりたいね、このいいかげんな文法解説。

学者分類をしないと、わりと英文の仕組みって、シンプルなんだよ。
特に、しゃかんや文法は、激シンプルだね。
ペンキ屋文法は、もう少し複雑なんだよ。ペンキを混ぜないとイカンからね。

もともと、英文てのは、アタマからつなげていくように、書いている方も、書いているからね。
普段使っている日本語の文だって、まあ、そうだよね。いちいち、後ろから読んでいくように、書かないししゃべらないよね。
ただ、文豪とか作家さんで、そういう小難しい類の文が好きな人はいるけどね。

もっとも、日本語の文は、最後まで読まないと、意味が二転三転する「末尾語句部」ってうのがあるから、要注意なんだけどね。
「~とは限らない」、とか、「~でない保証はない」とか、「ないこともない」とかがあるからね。

英文には、そういうのはないから、最初の方から順々に読んでいけば、普通にちゃんと意味が通るんだよね。
いわゆる「かえり読み」、「英文読解みたいな読み方」は、いらないし、しちゃいけないんだよ。
後ろから読むなんて、イカサマとでも呼べそうな読み方なんだよね。

日本の英語教育環境で学習してきた人達のうち、かなりの人が普通に英文を読めないのは、
そういう「変な読み方」を、
どこかで「習って」しまったせい、
そういう間違った「英文読解法」にどっぷり浸かってしまったせい、
だと、しゃかんやながら、おいらは思うんだよね。
荒川で泳いでいるsunny も、そう思う気がするね。

しゃかんやの世界もさあ、親方が悪いと、変な癖がついて、後から本人が多少努力しても、ダメな場合が多いんだよね。
そもそも、基本のところがズレているわけだからさあ。
もっともね、何が基本かっていうのも、親方ごとにちょとづつ違うから、ややこしいんだけどね。

「要はうまく仕上がればいい」、「こういうやり方の方がてっとり早くて、見た目もそう違わない」とか言っても、基本を外してしていたら、ちょっと仕様が違ったら、お手上げなんだよね。

ちまたの「英文読解法」は、よく知らないんだけど、学校で教えているのを含めて、なんていうか、その類のものが多い気がするよね。
ノウハウというか、「こうすれば英文を普通に全部読まなくても意味がわかる」とか、「~とあったら、まずここを読め」とかね。

しかも、「それが基本だ」と思い込んでいるから、余計に始末が悪いというか、話のもっていきようがないんだけどね。
いわく、「文法がわからないと、英文は読めない」とか、「文法解析して、しっかり英文を読む」とかもそんな感じに思えるんだね。

アタマから読まない英文なんて、あり得ないんだよ。
もしアタマから読まないのなら、それだけで、何をどう言っても、基本から外れているんだね。


もっともね、おいらもね、英文を流し読みする時は、全部は読まないよ。
ただね、それは、目的がちがうからね。
いらない部分を切り捨てながら読んでいるのであって、アタマから読んでいることには変わりはないんだよ。

学者が研究を重ねた、くだらない文法事項を、徹底的に学ぶのを「良し」として強要しているうちは、普通の
中学、高校生は、まず英文を普通に読めるようにならないと思うけどね。

「英文を全部、いったんバラバラにして、品詞分析しながら、後からつなげて読む」なんて、そういう神業は、普通の人には出来ないし、して欲しくないよね。

第一ね、副詞句とか形容詞句とか、品詞自体を問題にするような、そういう話はやめて欲しいね。
足立区はいいけどね。

☆☆
The disease has no known cure or vaccine and some strains can kill up to 90 percent of victims within days.

Ugandans are so fearful of the disease that residents in Kibaale province where the outbreak was reported said that people immediately fled the hospital after hearing patients with Ebola were there.

こいつは、詳しい説明はなしね。disease ってのは、ebola virus 、デボラウイルスの感染症の言い換えで、「知られた治療法」や「ワクチン」はないし、種類(型)によっては、発症後その日のうちに患者の90%が死んでしまう、というしろものなのね。
で、このKibaale地区の住人は、エボラ患者が入院したと聞くと、ただちに病院から逃げ出してしまう、そういう感じなんだね。

この2つ目の文ね。
ちょういと、やっかいに思える要素があるのね。

でね、このあと、文を少しバラすけど、これは解析とかじゃないんだよ。アタマから順番に読むのを、わかりやすくしただけだからね。

Ugandans are so fearful of the disease
ウガンダ人(ウガンダの人たち)は、この厄災をとても恐れている

で、このdisease にthat がくっついているのね。
つまり、どんな厄災disease かというと、

residents(住人) in Kibaale province where the outbreak was reported
エボラの感染が拡大していると報告されているキバレ地区の住人が

said
次のthat 以下のことを言っているほど(の厄災)  

that people immediately fled the hospital after hearing patients with Ebola were there.
エボラ患者が入院したと聞くと、ただちに病院から逃げ出してしまう

という感じだと思うわけね。

まあ、これは読み方が根本から間違っていて、違う風に読むんだと言われると、しゃかんやとしては返す言葉がないんだけどね。
ふつうにアタマから読むと、こういう風に読めるんだね。

一応、このウイルスは接触感染で、空気感染はしないとされているだけれども、恐怖心には勝てないわけね。なにしろ、伝染ったら、即死亡っていうしろものだからね。
キバレ地区から全ウガンダに広がったらと考えると、恐怖も、相当なものだと思うわけね。

☆☆
ウガンダの人には悪いと思っているんだよ。英語の話になっちまってね。

このウイルスは、もともとコウモリが持っていると言われているんだけど、実際のところは、まだ解明されていない感じなんだね。
ただ、感染動物に触ったり、食べたりして、人に伝染るという仕組みにはなっているみたいなんだね。
なんとか、部分的…地域的な範囲でおさまってくれるといいとは、思うけどね。

では また だな。
英語…英語すると、ちょいと疲れるね。
読んでくれるみんなも、今回は、とってもつかれると思うけどね。
そろそろ、sunny が戻ってこないと、ね。
でもね、さっきセキュリティのジャスシステムが、明日は34度だって言ってたんだよね。
34度じゃ、川からあがってはこないね。


nice!(8)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 4

ふぢたしょうこ

マージャンって一度もやったことがないんです。
わたしの周りでもやってる方がいなくって・・・
でもドラえもんの「ドンジャラ」なら・・・・
by ふぢたしょうこ (2012-08-02 12:11) 

足立sunny

ふぢたしょうこさんへ。
今の若い方は男性の方もマージャンをされないですね当方は、小学生からしてましたので、強いのではないかと。
有名どころでは、毎日母さん画伯が、狂の字がつくマージャン好きですね。
リーチ一発ツモと言うのは、最高で、半荘(1ゲーム)に8回した記憶があります。いかさまだって、おこられましたけれども、ですね。ちなみに、実は、イカサマ技も、使わないけれど、できることはできます。山に目当ての牌を積みこんでおいてスリ代えるとかですね。
by 足立sunny (2012-08-02 16:43) 

tabby

哲っつぁんさん、はじめまして♪
文法解説わかりやすいです!ありがとうございます♪
スイカバー、おいしいですよね☆近所のコンビニで買い占めてしまいました(^^ゞ

(44)The Big Guest(5)ローマに伝わる古いお話
祖母に育てられている少年の家に象がやってくる話ですかね。

足立sunnyさん、無事うなぎがとれますように。
うなぎ高くなっちゃって、吉野家にいってしまいそうです。
by tabby (2012-08-02 23:05) 

足立sunny

tabby さんへ。
いつもありがとうございます。スイカバー、売れているようで、コンビニを5軒ハシゴしないとみつからなくなっております。
(44)番は、そのままいただきます。ありがとうございます。
文法の方は、「あっているのか?」 という最大の問題はあるのですが、どうも、~用法とかの話は苦手ですので、お、おもいつきでしゃべっております。

日本人の英語の研究者は生真面目で分類好きなので、とにかく余計な文法事項をまとめてしまい、それを文部省…文部科学省が推進するもので、

これは、実を言いますと、外国のエライ人がまとめたものを、そのまま翻訳的に流用・導入した「日本の英語学者」&「文部省グループ」といった方が正しいような気はするのですが、

結果、
「何を言っているのかわからないけれど、この文はこういう構造になっている」
ことがわかる人を量産している、若しくは量産しようとしている、ような気がします。

文法書などを見ますと、特に気になりますのが、
「副詞」
なんですね。
これをひとまとめにしたのは、英語的に「大いなる学術的意義」はあると思うのですが、

生徒側に、この「副詞」というものを、それなりに理解させるのにはとんでもない時間と屁理屈が必要なので、
ただでさえこんがらがる文法の話が、はてしなく面倒になっている気がします。
「他の品詞に分類できないから、とりあえずまとめておいた」、そういう感じが正しい取り扱いなのではないかと思うのですが、あたかも当然のように、副詞の場合は~でとか、関係副詞はとか、いろいろどんどこ出てきます。
これを網羅的に覚えるのは、本当に大変と思う次第です。では。
by 足立sunny (2012-08-03 05:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。